人民元がゴールドにペッグしている??


ネットでらくらく日本語対応「海外⇔日本」双方向送金。
私も使ってみました。ユニオンバンクの口座保有者は必須かも!?→



  1. 2018/07/17「アボカドまつりのメルマガ」登録開始
  2. 2018/07/07「金のメルマガ」開始

人民元がゴールドにペッグしている??

2018/08/11

 

 最近、人民元金ペッグ説が出てきた。中国人民銀行の先物操作によるものでは?とも言われているが、実際のところは不明。継続できるかも不明。一つ言えるのは、中国政府にとって、将来の金価格上昇は望ましい展開であること。

 

【金のメルマガ No.4】人民元がゴールドにペッグしている??

【金のメルマガ No.5】潜在的金価格上昇要因を多く含む中国金市場
の記事(一部)です。

 

金のメルマガ」のご登録はこちらからです。

 

スポンサーリンク

【重要なお知らせ】
 2016年9月から1年10ヶ月近く続けてきた「資本主義社会で生き残るためのブログ」は、中心媒体を「ブログ」から「メルマガ」へお引っ越しします。

 今後も当ブログは継続しますが、記事の内容はメルマガの方が豊富となります。

 メルマガは無料です。いままでの当ブログのような内容を、引き続き無料でお楽しみいただけます。

 登録フォームを用意しました。「アボカドまつりのメルマガ(通称:アボマガ)」です。

 2018年8月31日までにご登録された方限定で、初回特典としてブログ非公開の記事一本をプレゼントします!

 ぜひぜひ、皆様のご登録をお待ちしております。

メルマガ登録ページへ

人民元がゴールドにペッグしている??

 こうした話題が最近出ています。

 

 確かに人民元建て金価格をみると2017年に入ってから緩やかに価格を下げながらも、値動きはかなり停滞しています。

 

 2017年以来の人民元建て金価格のボラティリティ(価格変動率)は、ここ7-8年で最低となっています。

 

画像ソース: The Macro Tourist

白:人民元建て金価格

黄:ボラティリティ

 

 ドル建て金価格とドル元為替レートの推移を見ると、ここ1ヶ月ほど金価格と人民元が非常に高い正の相関で動いてきたことがわかります。

 

 

 以前のメルマガで、4月半ば頃から現在に至る金価格の下落の大きな要因には、大口投機家による買い越しポジションの減少があると話しました。(【金のメルマガ No.3】「金価格の歴史的上昇トレンド」が新興国から始まる)

 

画像ソース: 第一商品

 

 これに関して、中国人民銀行(PBOC)がオフショア口座を通じてCOMEX(ニューヨーク商品取引所)で金先物売りを仕掛けたという説があります。

 

 その根拠となっているのが、金だけでなく銅、プラチナ、亜鉛のドル建て価格もドル元為替と同じように下がってきた事実があります。
【2018/08/01 SILVER DOCTORS】The Yuan-Gold Peg And The Commitment Of Traders Report – Craig Hemke

 

 ただ、実際に中国人民銀行が金価格操作をしているのどうかはよくわかりません。

潜在的元安リスクは残ったまま

 現在はさらに元安が進む可能性があります。

 

 4月半ばからの元安の進展は米中貿易戦争懸念の高まりと並行している一方、市場はいまだ米中貿易戦争について楽観視しているところがあります。

 

 今後、米国が中国からの輸入品に対して2000億ドル規模、3000億ドル規模の追加関税を25%の税率で掛けるようであれば、元安は再び進行してもおかしくありません。

 

 今年6月末時点で、人民元を切り下げた2015年夏とは異なり、中国からの多額の資金流出は多くありません。中国当局による規制の影響が大きいでしょう。

 

画像ソース: CFO INNOVATION

 

 別の見方をすれば、2015年夏以降の中国からの多額の資金流出が再び起こる余地が残されているとも言えます。

 

 人民元安リスクはしばらく拭えません。今年10月に米財務省が公表予定の「為替報告書」で再び中国を為替操作国に認定するかどうかが一つのポイントとなるでしょう。

 

  • 人民元がゴールドにペッグしている?
  • 元安がさらに進む?

 

 仮にこれら2つが正しいとすると、今後もドル建て金価格はしばらく下げることになります。

 

 しかし中国の実態をみると、ドル建て金価格の短期の下げの可能性にビクビクしすぎるのもどうかと思います。

中国金市場は需要超過

 (省略)

 

高インフレ下で金ペッグは継続できるのか?

 インフレという要因が人民元建て金価格をプラスに押し上げる可能性があります。

 

 人民元建て金価格とインフレ率を比較すると、お互いの動きが結構似ていることがわかります。

 

 特に2009年半ばから2011年半ばにかけての中国インフレ率上昇期には、人民元建て金価格も大きく上昇しています。

 

上:人民元建て金価格

下:中国のインフレ率

 

 2016年半ば頃からはインフレ率が上昇しても人民元建て金価格が下落する傾向が見られますがインフレ率が2-3%という低位で推移していることは無視できません。

 

 中国が再び高インフレに見舞われたとき、果たして人民元建て金価格の安定化維持は可能なのでしょうか?

 

 米中貿易戦争で中国は米国からの食料品やエネルギーに追加関税を課す傾向があります。

 

 中国はブラジルやイランなどに食料やエネルギーの輸入先をシフトするでしょうが、一時的に調達コストが増える可能性があります。

 

 またホムルズ海峡封鎖の問題や、海上運賃増加懸念もあります(以前のメルマガでも触れたように)。

 

 バルチック海運指数、4月から大きく上昇していますね。

 

画像ソース: ブルームバーグ

 

 中国のインフレ率は潜在的に上昇しやすい状況にあると考えられます。

 

 先物売りにより人民元建てコモディティ価格が下がっておりもしかしたら中国のインフレ率上昇抑止効果が働いているかもしれません。

 

 しかし中国で現在のインフレ率の水準が今後も続くことを私は疑わしく思っています。

 

 中国のインフレ率が上昇したときに人民元建て金価格がどのように動くのか、非常に注目しています。

 

「隠れ金準備」という切り札

 (省略)

 

 

 現在の金価格は冴えないですが、いずれ金価格にポジティブサプライズが起こる可能性があることは覚えておいてください。

 

 いま金を購入して金価格の下落に見舞われるリスクよりも、金の購入・保有を怠り金価格上昇の波に乗り遅れるリスクの方がずっとずっと大きそうです。

 

私が利用しているブリオンボールト。資産防衛に有効とされる海外のゴールドをネットで簡単に購入できます。金の購入・保有を怠り金価格上昇の波に乗り遅れても、私は知りません。

 

 →将来に備えたい方は関連記事一覧へ
 →いますぐ備えたい方:口座開設はこちらから-コストが安く済むスポット取引コースが人気です

アボカドまつりのメルマガ、金のメルマガ

 あなたが知らない、ゴールド、経済、世界、日本の真実をメルマガでお教えします。


 登録は無料です。

メルマガ登録ページへ


当サイトの関連記事


スポンサーリンク
このエントリーをはてなブックマークに追加   

 

関連ページ

人民元がゴールドにペッグしている??
「金価格の歴史的上昇トレンド」が新興国から始まる
米中貿易戦争勃発で米国株も怪しくなってきた。笑うのはロシア?
SECメンバーが「米国株式相場のクラッシュ」を厭わない規制導入を提唱した
米国政府の税収の1/4、1/3が利払いで消える日
金価格の伸び悩みはレパトリ減税の影響?
[2018/05/23]フラッシュクラッシュ時代、逆指値売り注文は自殺行為
[2018/05/16]新興国市場に赤信号点灯、世界金融危機の幕開け?
[2018/04/24]トランプが税制改革法案に埋め込んだ「マルウェア」
[2018/04/02]米国の自国優先主義は海外の金持ちを惹きつける
[2018/03/31]トランプは円安ドル高を許さない
[2018/03/24]リーマン・ショックから始まった金融市場の「真の終わり」の規模
[2018/03/17]新時代に向けて世界構造の破壊に本格的に着手し始めた米中
[2018/03/07]トランプの鉄鋼・アルミニウム輸入関税の真のターゲットはどこだ!?
[2018/02/28]物流、トランプ、中東、日銀...物価上昇・通貨減価懸念材料ズラリ
[2018/02/07]2018年2月5日-6日、世界同時株安だと?
[2018/02/03]144A for life -米国ハイイールド債市場を席巻する破滅的闇証券-
[2018/02/01]金利上昇が止まらないー草
[2018/01/24]米国経済が良くなると米国株相場はダメになる
[2018/01/10]配当再投資のリスク低減効果:私のポートフォリオの結果を材料に
[2017/12/29]2018年に向けて、金市場の動向をみる
[2017/12/06]ビットコインバブル→電力消費・発電問題発生→バブル崩壊
[2017/12/04]『金持ち父さんのこうして金持ちはもっと金持ちになる: 本当のフィナンシャル教育とは何か?』を読んでみた
[2017/11/27]トランプによる世界金融市場の大粛清がいよいよ始まりそうだ
[2017/11/23]トランプ税制改革は借り入れ依存企業への死刑宣告
[2017/11/18]ボラティリティ・ターゲット戦略は株式・債券市場を一瞬で破壊する
[2017/11/13]債券市場崩壊の初期段階がすでに現在進行中?
[2017/11/01]IMFは世界の中央銀行として世界を支配したいのか?
[2017/10/15]トータル・リターン・スワップの出現は第2のAIGショックの発生を暗示する
[2017/10/03]MiFID2は世界金融危機を拡大させ、大陸欧州を自滅に導く破壊ツール
[2017/08/26]世界金融市場クラッシュの予兆が見えた
[2017/09/21]暗号通貨に国債市場、日本円が抱える内憂外患
[2017/09/13]ドル離れの動きがFedの量的金融緩和政策再開を促す:その2
[2017/09/12]ドル離れの動きがFedの量的金融緩和政策再開を促す
[2017/08/24]日銀のETF買いは「貯蓄から投資へ」移行する家計を罠に陥れる
[2017/08/20]中国のシャドーバンキングスキームの崩壊はすでに始まっている
[2017/08/16]つみたてNISAのみの利用での長期資産形成は難しい
[2017/08/02]「金融の神様」がグローバル金融の崩壊を警告し続けている
[2017/07/13]「世界金融市場大揺れへのカウントダウン」は、すでに始まっている
[2017/07/09]相変わらず「自身の出口戦略」にしか興味のない日銀・黒田総裁
[2017/07/04]「悪徳」銘柄への投資こそ、年金運用には向いている...!?
[2017/06/29]短期の変動に目を奪われすぎず、本当のリスクに焦点を合わせよう
[2017/06/18]イエレンさん、本当にバランスシート正常化なんてできるの?
[2017/05/18]備えはお早めに:ゴールドへの備えに適した期間は着実に減っている
[2017/05/05]中国金融市況の悪化が米国株式市場の熱狂を生んでいる
[2017/04/29]中国金融当局のレバレッジ是正勧告は世界市場を溶かすかもしれない
[2017/03/07]FRBが3月利上げしそうですね。米国経済が回復していないなかで。
[2017/02/25]インサイダーたちによる爆売りブーム...米国株式市場のバブルの宴のフィナーレが迫っている
[2017/02/17]米国債しか頼れない日本、アジア国際金市場を着実に発展させている中国
[2017/01/24]トランプ政権は米ドル・米国債に対する大胆な政策を画策しているかもしれない
[2016/11/15]トランプの当選が市場に与える影響
[2016/11/05]今後世界の株価が大きく下がることは時間の問題
[2016/10/18]官製相場にかなり近づいた国債市場:日銀の八方美人的な振る舞いに潜む「テーパリング」への道

▲記事本文の終わりへ戻る▲


▲このページの先頭へ戻る▲