海外送金用銀行口座は何が良い?


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海外送金用銀行口座は何が良い?

初回公開日:2015/04/01
最終更新日:2018/12/18

 

 今回は海外への仕向送金(日本から海外への送金のこと)を行うための、おすすめ海外送金用銀行を紹介します。

 

 ※逆に「アメリカ→日本」にドル建て送金するときのおすすめの受取先金融機関についてはこちらで説明しています。

 

 日本から海外に送金を行うためには海外送金用の銀行口座を開設する必要があります。本サイトではアメリカの証券口座を利用した海外投資の準備を説明していますが、投資資金を海外に送金するためには銀行口座の開設が必須です。

 

 しかし銀行によって海外送金サービスは重要項目も含めて結構異なるため、何も知らないまま直感やフィーリングだけで口座を開設をすると、知らぬ間に高額の手数料を取られていたり、後で「こっちの銀行を開設すればよかった!」と後悔するハメに...

 

 そこで今回はまとまった額(大体20-50万円相当額以上)の海外送金を行いたい人向けに、海外送金サービスが優れている銀行を厳選してご紹介します。本記事ではまず厳選した銀行の選出理由を紹介し、次の記事で厳選した銀行の利便性、手数料の違いを比較していきます。

 

 各サービスの違いを比較された上で、皆さんにとって一番使いやすそうな銀行を選択してもらえればと思います。

 

 ※海外投資を行うための必要な準備全体を確認したい方はこちらの記事もご覧下さい。本記事はこちらの記事の「STEP1」に該当します。

 

 (→【誰でも簡単】賢い海外投資をスタートするための口座&STEP一覧)

 

[極めて重要: 2019/08/19]

 私の元へ送られてきた複数件のご報告により、2018年半ばごろから現在にかけて、日本における海外送金環境が厳しくなっているようです。

 

 背景等につきましては、以下のリンク先をご覧ください。
 →詳細はこちら

 

 当サイトではこれまで、主に手数料面に着目して海外送金におすすめの日本の銀行口座や送金用口座を紹介してきました。

 

 しかし現在は手数料云々以前に、そもそも海外送金できるのか、できたとしても追加書類の提出などの面倒な手続きを要するのか否かという面が、適切な海外送金用口座選択で最重要ポイントとなっています。

 

 以下、これまで私が受けてきた複数件の海外送金の成功・失敗事例をもとに、当サイトで紹介してきた口座について、現在もおすすめできる口座、おすすめできない口座を分類しています。

 

[おすすめできる口座]
トランスファーワイズ

 

  • 2019年でも送金に成功したという報告を複数件受けてきました
  • 口座開設や本人確認手続き、送金手続き等が、邦銀と比べ容易で、初心者に最もおすすめです。1回100万円以下の送金であれば、邦銀よりも安い手数料で済みやすいです
  • 自分名義の海外銀行口座の保有は必須です!ユニオンバンク等の銀行口座を必ず開設してください。

 

→トランスファーワイズの口座開設方法はこちらから

 

SMBC信託銀行(プレスティア)

 

  • 2019年7月時点でも送金に成功したという報告を受けました。100万円超の比較的高額送金であり、Firstradeへの送金です
  • Firstrade等、銀行口座以外に送金する場合に、どうしても海外銀行口座を開設できない方でも、海外送金できる可能性があります
  • 歴史的に海外送金サービスが強かった、シティバンクのリテールバンク部門を買収・統合したものであり、他行と比べて海外送金サービスの信頼性は高いと考えられます
  • 預金残高が50万円未満の場合など、口座維持手数料が掛かる場合がある点にはご注意ください

 

[おすすめできない口座]
ソニー銀行

 

  • 2018年秋ごろから、Firstradeへの送金に失敗したというご報告を複数件受け取ってきました
  • 2019年8月に、自分名義の米国銀行口座への送金に失敗したというご報告を受け取りました
  • 公式サイトをみるかぎり、審査書類の提出、送金限度額などの規制が厳しく、内部審査をかなり強めている可能性があります

 

 海外送金環境が厳しくなっているのは、マネーロンダリング対策強化が名目です。ソニー銀行の対応は、たくさんの無実の海外送金希望の顧客を必要以上に資金洗浄容疑者扱いしてバッサリと斬り捨てているとみられても仕方ありません。

 

 Firstradeなど海外法人口座宛への海外送金の規制強化ならまだわかりますが、自分名義の海外銀行口座への海外送金でも規制を強め、顧客への書類提出や送金額制限等の要求を強めるのはさすがにやりすぎです。これではもはやマネロン対策というより、資本移動規制に近いものです。

 

 海外送金用途でのソニー銀行の口座開設は、実際の利用者からの複数件のご報告を受けるかぎり、現在はおすすめできません。

 

 

 最後に新生銀行については、現在まで一件もご報告を受けておりませんので実態はわかりません。

 

 

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海外仕向送金サービスが優れている銀行

 海外仕向送金サービスが優れている銀行として、本サイトでは次の銀行を紹介します。

 

  • ソニー銀行
  • 新生銀行
  • SMBC信託銀行プレスティア

 

 ※総合口座です。Goレミットではありませんので気を付けてください。

 

 他にも海外送金を行える銀行は沢山ありますが、その中でも上記銀行が特におすすめできる理由は次の通りです(赤字は特に重要だと考えるもの):

 

  • 総合的な送金手数料を安く抑えられるポテンシャルをもつ
  • 送金限度額が他行と比較して高く、海外送金の自由度が高い

 

総合的な送金手数料を安く抑えられるポテンシャルをもつ

 まず一つ目は総合的な送金手数料を安く抑えられるポテンシャルをもつことです。

 

 海外送金を行うためには送金手数料や為替手数料など、様々な手数料が掛かってしまいます。しかも総合的な手数料は送金額が増えれば増えるほど大きくなる特徴があるので、投資資金などまとまった額の送金を行う場合には銀行ごとの手数料の違いを把握することは極めて重要になります。

 

 どのくらいの手数料の差が生じるのかというと、送金額によっては選択した銀行の違いだけで数万円もの手数料の差がつくことも決して珍しくはないのです。

 

 数万円という巨額のコストはぜひとも抑えたいものですよね。ですから総合的な送金手数料を安く抑えることは銀行選びでとても大切となります。

 

 そこで手数料を抑えられるポテンシャルをもつ銀行はどこかと調べると、ソニー銀行、新生銀行、SMBC信託銀行プレスティアが候補に挙がってくるのです。

 

 このうちソニー銀行と新生銀行は、海外送金に必要な操作である「両替」「送金」をすべてこれら銀行内で行う場合に最も総合的な手数料を抑えやすい銀行です。なかでもソニー銀行が最も安いです(米ドル送金時。その他外貨を送金する場合は新生銀行の方がお得になる場合あり)。

 

 よって手っ取り早く海外送金に必要な口座を用意したい場合は、ソニー銀行または新生銀行を利用するのが良いでしょう。

 

 もう一つはSMBC信託銀行プレスティアです。こちらは両替から海外送金まですべてを行おうとすると、総合的な手数料はかなり掛かってしまいます。

 

 しかしSMBC信託銀行プレスティアでは送金のみを行い、送金する外貨を取得するための両替を別のFX口座を利用して行えば、総合的な手数料を安く抑えるポテンシャルを持つのです。

 

 ちなみにFX口座を利用して両替を行う場合も、現在は実はソニー銀行が最も安くなりやすいです。最終的には手数料以外のサービス面も考慮しつつ、最適な銀行を選択してください。

 

送金限度額が他行と比較して高く、海外送金の自由度が高い

 ソニー銀行、新生銀行、SMBC信託銀行プレスティアはいずれも送金限度額が他行と比較して高く設定されているため、海外送金の自由度が高い特徴があります。これは一見大したことがないように思えますが、個人的にかなり重要だと思っています。

 

 実はほとんどの銀行では海外送金額に限度額が定められています。銀行によっては1回100万円相当額まで、年500万円相当額までといった結構厳しい限度額が定められている場合があり、投資資金の送金や海外生活資金の送金などまとまった額の海外送金を行う場合に、規制により十分な送金ができないリスクがあります。

 

 ソニー銀行、新生銀行、SMBC信託銀行プレスティアは下の表のように海外送金の送金限度額が高い、あるいは限度額なしなので、規制により十分な額の送金が出来ないリスクを減らし、自由に海外送金しやすいのです。

 

銀行 送金限度額
ソニー銀行

1回500万円相当額
→公式ページ

新生銀行

なし
→公式ページ

SMBC信託銀行プレスティア

1回300万円相当額
1日600万円相当額
→公式ページ

 

 送金限度額に関する海外送金の自由度の高さは、急いで海外送金したいときに規制により送金できないというトラブルを回避することにつながりますので、快適な海外送金を行い続ける上で非常に重要な要素だと考えています。

 

 送金上限額の高いソニー銀行、新生銀行、SMBC信託銀行プレスティアは、いずれも海外送金のトラブルを未然に防止するための重要な要件を満たしていると言えるでしょう。

 

 ※ただし現在、外為法により一度に3,000万円相当額以上の海外送金を行う際は「支払又は支払の受領に関する報告書」を提出する必要があります。面倒な事務手続きを行いたくない人は3,000万円相当額以下の送金を行うようにしましょう。

 

 →支払又は支払の受領に関する報告書
 →外為法第55条

 

**********

 

 このようにある程度まとまった額の海外送金を行う際に、ソニー銀行、新生銀行、SMBC信託銀行プレスティアのいずれかを選択されるのがベターかなと思います。

 

 それでは続いての記事でソニー銀行、新生銀行、SMBC信託銀行プレスティアとのサービスを比較していきましょう。利便性、手数料の両面で話していきます。

 

 →紹介した銀行ののサービス比較

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