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ユニオンバンク口座開設後にするべきこと
初回公開日:2015/04/01
最終更新日:2018/03/25
今回はユニオンバンクの口座開設後にするべきこと、しておくとお得なことについて話していきます。
※もし皆さんの中で海外投資にちょっとでも興味のある方がいれば、こちらで海外投資を行うための必要な準備全体を説明しているので合わせてご覧下さい。
本記事はこちらの記事の「EXTRA STEP」に該当します。
(→【誰でも簡単】賢い海外投資をスタートするための口座&STEP一覧)
目次
- ユニオンバンクカスタマーサービスに電話する
- オンラインバンキングの初期設定
- ATMカードにデビット機能をつける
- デビットカードをATMで利用&有効化
- 明細書の設定
- オンラインバンキング利用時の注意
- 「ユニオンバンク→日本」への送金選択肢を増やす
ユニオンバンクカスタマーサービスに電話する
まず皆さんにしてほしいこと、それはユニオンバンクのカスタマーサービスに電話をしてもらうことです。電話をしたら次の2つのことをオペレーターのお姉さんにお願いしてください:
- オンラインバンキングの初期設定
- ATMカードにデビットカード機能を追加
まず初めに皆さんに朗報を。ユニオンバンクのカスタマーサービスは日本語対応ですので安心してください。日本人のお姉さんが出てくれるので、日本の銀行と同じ感覚で相談できます。
電話はフリーダイアルと有料ダイアルの二つがあります。もちろんフリーダイアルの方で良いのですが、フリーダイアルは携帯からだと通じないので注意してください。フリーダイアルにどうしてもつなげない場合は、有料ダイアルを利用してください。
→ユニオンバンク 日本語カスタマーサービス
【追記:2016/04/12】
実際に口座を開設された方から、オンラインバンキングの初期設定は電話せずとも自力で出来るとのことでした。ユニオンバンクのトップページにある「Enroll In Online Banking」から設定できるそうです。
まずは皆さん自身でトライしてみて、どうもうまく行かない場合にカスタマーサービスに電話されてみてください。
オンラインバンキングの初期設定
それではカスタマーサービスに電話して処理してほしいことについての説明です。
まずはオンラインバンキングの初期設定です。
ユニオンバンクも、当然ながら日本の銀行と同じようにオンラインバンキング(インターネット上の銀行サービスの個人ページ)があります。口座の入出金履歴の確認や明細書の確認・取得等が出来ます。使えるに越したことはないので、ぜひ設定してください。
多くの人はオンラインバンキングの初期設定を行うために、わざわざカスタマーサービスに電話をすることに違和感があるかもしれません。実は普通の銀行とは違って、ユニオンバンクでオンラインバンキングを利用可能にするためには電話しないとダメみたいなのです。
実際私は最初にカスタマーサービスに電話をせずに、何度も自分でオンラインバンキングの設定をしようとしたのですが、途中から手続きを進めることは出来ませんでした。
そのため、ユニオンバンクに電話してオペレーターのお姉さんにオンラインバンキングの設定をしたいと伝えてください。具体的な設定方法を手とり足とり教えてくれますので、お姉さんの指示通りに設定してください。
設定を行う上で気を付けてほしいことがあります。途中でパスワードや秘密の質問を登録したりしますが、パスワードや秘密の質問を忘れないように電話を掛けている最中にパスワードや秘密の質問の答えをどこかにメモしておいてください。
カスタマーサービスに電話をしながらの作業になるので、人によってはオペレーターを待たせてはいけないと思って急いで登録を済ませようとするかもしれません。それで焦ってパスワードや秘密の質問を忘れてしまっては元も子もありません。
ですのでオペレーターを多少待たせてもしょうがないと思って、ちゃんとパスワードなどをメモっておくことをお勧めします。
無事オンラインバンキングの設定が終わったら、初回送金した額のお金がちゃんと口座に振り込まれていることをしっかり確認してくださいね。
ATMカードにデビット機能をつける
カスタマーサービスに電話を掛けてオンラインバンキングの設定が無事終わったら、もう一つオペレーターの方にこう要望してください。
「ATMカードにデビット機能をつけてください!」と。
実は登録時に送られてくるATMカードには、キャッシュカードとしての機能しかありません。デビットの機能はついてないのです。
デビットカード機能をつけることで、米ドルでお買い物ができるようになってとても便利になります。私もよく米Amazonでの買い物に利用しています。手数料も特別な制約もないので、ぜひデビット機能を付けてください。
【追記:2016/04/12】
※デビット機能を付けられるのはChecking accountのみです。Savings accountには付けられないのでご注意ください。
追記日までこの事実を知りませんでした。Savingsのみを開設してデビット機能を付けられなかった方は情報不足でご迷惑おかけし申し訳ございませんでした。
デビットカードの手続きを行うと、2~3週間ほどでデビット機能付きのカードが手元に送られてきます。
以上で電話で行ってほしい手続きについては完了です。
デビットカードをATMで利用&有効化
デビットカードが届いたら、まずはATMでカードを使ってみてください。お手元のPINを入力して、ちゃんとお金の引き出し機能等が使えるのか確かめてください(実際に引き出す必要はありません)。
そしてもう一つ重要なことですが、カードの有効化(Activate)を忘れないようにしてください!有効化しないとデビット機能が使えず、お買い物することができませんので(私も有効化のし忘れに気づかず、中々Amazonで購入できませんでした...)。
【有効化の方法】
ユニオンバンクオンラインにアクセスし、「Servicesタブ」を選択します。
続いて「Debit/ATM Services」にある「Activate ATM/Debit Card」を選択します。するとカードの有効化設定のページへ移ります。(場合によってはその前に秘密の質問への回答ページが出てきます)
ページが表示されたら、デビットカードのカード番号を選択し、有効期限とカード裏面にある3桁の数字を入力します。入力が完了したら「Activate Card」ボタンを押してください。
※場合によってはこの後に秘密の質問への回答要求ページが出てきます。
これでデビットカードの有効化は完了です。
【有効化はカードの更新のたびに必要】
上のデビットカード有効化の作業は、カード更新のたびに必要となります。
カードの有効期限間近になると、ユニオンバンクから新しいデビットカードが郵送されます。
カードが郵送されたら、再びデビットカード有効化作業を忘れずに行って下さい。
明細書の設定
オンラインバンキングでもう一つ、推奨設定項目があります。それは「明細書の受け取りをオンラインにする」ことです。
デフォルトでは毎月の明細書が郵送で届きますが、人によっては郵送よりもオンラインで見れた方が便利だという方もいるでしょう。また口座維持手数料が掛かる状態だと、オンラインよりも郵送の方がコストが高くついてしまいます。
よって特に理由がなければ明細書をオンラインで届くように設定しておくことをお勧めします。
設定方法はとても簡単です。ユニオンバンクのオンラインバンキングにログインして、「Statementsタブ」を選択します。次の画面で「Change statement delivery method」を選択します。
移動した画面で各口座ごとのDelevery methodを「Online statement only」に変更します。最後に「Confirm~」ボタンを押して完了です。
これで明細書をオンライン上で受け取る設定が完了しました。
オンラインバンキング利用時の注意
ブラウザ上でAdBlock等の広告ブロックの設定を有効にしていると、上手く画面が表示されなかったりボタンを押下しても画面が遷移しない場合があります。
ユニオンバンクのオンラインバンキング利用時は、AdBlock等の広告ブロックの設定を解除されることをおすすめします。
「ユニオンバンク→日本」への送金選択肢を増やす
最後に、「トランスファーワイズ」という海外送金サービスを使えるようにしておくことを提案したいと思います。
実は「ユニオンバンク→日本」への海外送金は結構面倒なのです。ユニオンバンクに電話を掛けて手続きを進める必要があります。こちらから電話を掛けるだけでなく、その後ユニオンバンクから掛かってくる送金の最終確認のための電話にも出る必要があります。
そのため、「ユニオンバンク→日本」への送金手続きには1-2時間程度の空き時間を確保する必要があるのです。
「トランスファーワイズ」という海外送金サービスを使うと、オンラインで数分で「ユニオンバンク→日本」への送金が可能となります。
※「日本→ユニオンバンク」への送金も可能です。
私の経験上、「ユニオンバンク→日本」への送金の利便性は、圧倒的にトランスファーワイズの方が上です。比べ物になりません。
さらに手数料も、8000ドル程度までの送金であればトランスファーワイズの方が安く済みやすいです。
個人的には、ユニオンバンクの口座をお持ちの方はトランスファーワイズの口座を持っておいて、損はないと思います。
トランスファーワイズについて興味のある方はこちらの記事をご覧ください。
トランスファーワイズ(TransferWise)口座開設・入金方法とその注意点
→トランスファーワイズ: 「日本⇔海外」双方向送金の一つの選択肢
関連リンク
・ユニオンバンクの口座開設がまだの方はこちら
→ユニオンバンクの口座開設(事前準備)
・ユニオンバンクの新カードに関するトラブルと対処法
→Q:ユニオンバンク新カードでATM引き出しができません
・この機会に海外投資も始めてより賢い資産運用を行ってみる
→何故海外投資なのか
→【誰でも簡単】賢い海外投資をスタートするための口座&STEP一覧
・FirstradeまたはSogoTradeを開設済みの方はACHを設定しておくとお金の移動がもっと便利になります
→ACHの設定方法(Firstrade)
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少子高齢化が進む中、一向に経済が浮揚しない日本において、現行の年金制度だけでは必要最低限の老後生活を送ることすら厳しいことが明るみになりました。老若男女問わずすべての日本人は、生涯にわたって先行きの見えない状況下で生きざるを得ないという、衝撃的な時代を迎えているのです。
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