アメリカに銀行口座をつくる方法
今回はアメリカの銀行口座を開設する方法について説明します。
アメリカの銀行口座の開設は、証券口座の開設に比べて少し敷居が高いのが特徴です。オンラインで簡単に開設...というのが中々できないのが現状です。
しかしそれに屈することなく、ぜひともアメリカの銀行口座をつくってもらってさらに海外投資をスムーズに出来るようにサポートさせていただきたいと思います。
[重要(2023/03/05)]
2022年の終わりに、三菱UFJフィナンシャルグループが傘下のユニオンバンクの全株式をUSバンコープに譲渡しました。これによりユニオンバンクはUSバンクに統合されます。
これに伴い、2022年11月に日本で旧ユニオンバンクの口座開設は出来なくなりました。日本居住者はUSバンクの口座開設も出来ない見通しです。
そのため、現在日本居住者が日本に居ながら米国銀行口座を開設することは事実上できないとみられます。
なお、米国証券口座との間で海外送金をすることは引き続き可能です。これについて詳しい情報を知りたい方は、次の記事をご覧ください。
→米国証券口座を開いて米国株式投資を始める
※以下はユニオンバンクの口座開設が出来た頃に書いたものです。アーカイブとして残しておきます。
アメリカの銀行口座を開設する方法
アメリカの銀行口座を開設する方法は大きく分けて二つあります:
- 現地で口座を開設する方法
- 日本で口座を開設する方法
方法1. 現地で口座を開設する
まず一つ目の方法は現地に行って直接口座を開設する方法です。
現在アメリカの銀行に限らず、国外の銀行の口座を開設するためには、この現地で直接開設する方法が一般的です。
アメリカの銀行であれば、ハワイにある銀行が日本人にとって最も開設の敷居が低い銀行となります。
"Bank of Hawaii"や"First Hawaiian Bank"といった銀行ですね。直接開設すると言葉がちょっと...って人もいるかと思いますが、大丈夫です。日本語でいけます。
これらハワイの銀行には日本人のスタッフがいるため、口座開設をするときは日本語でOKなのです。
もし今後ハワイに行く予定がある人や長期の休みを取る余裕のある人であれば、現地で開設するのが一番楽でしょう。
方法2. 日本で口座を開設する
しかし仕事が忙しい人に取っては、ハワイまでいって銀行口座を開設するのは時間的に厳しい人もいることでしょう。
私もちょっと時間がなかったりしてどうしてもハワイまで口座を開設しに行くのが無理でした。
しかし世の中捨てたもんじゃありません。ちゃんと日本にいながらアメリカの銀行口座を開設する方法があるんですよ。それがユニオンバンクです。
ユニオンバンクはカリフォルニアに本社を置く銀行で、三菱東京UFJグループの子会社です。このユニオンバンクだけは、日本にいながらにしてアメリカの口座を開設することができるのです。実際に私もユニオンバンクを開設しています。
なのでどうしても日本じゃないと開設できないという人は、ぜひユニオンバンクの口座を開いて見て下さい。
ただしユニオンバンクの口座開設は少し面倒です。詳しくはユニオンバンク口座開設の記事で書きますが、まず事前に三菱UFJ銀行の口座を持つ必要があります。三菱UFJ銀行の口座を持っていないと、ユニオンバンクの口座開設のスタートラインに立てません。
さらにユニオンバンクの口座を開設するときも、7~8枚程度の書類を書かないといけないので準備に時間が掛かってしまうのも難点です。
ただしハワイに行くための準備に比べたら、ユニオンバンクの口座開設の大変さなんてアリみたいなものです。もしどうしても日本で開設したいのであれば、こうした面倒に怯むことなくぜひともユニオンバンクの口座開設にチャレンジしてみて下さい。
ユニオンバンクの口座を開設したい人
まずは準備が必要です
→ユニオンバンクの口座開設(事前準備)
最終更新日:2023年3月5日
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