ユニオンバンクの口座開設(事前準備)


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ユニオンバンクの口座開設(事前準備)

初回公開日:2015/04/01
最終更新日:2017/02/11

 

 今回からはユニオンバンクの口座開設について話します。

 

 ユニオンバンクはアメリカの銀行の中で、現状唯一日本に居ながらにして口座を開設できる銀行です。手続きはちょっぴり面倒ですが、現地に赴くことなく口座を開設できることは大きなメリットです。

 

 国内で開設できるいまのうちにぜひともユニオンバンクの口座開設をしておけば、将来後悔することなく資産運用の範囲を世界に広げられることでしょう。

 

 今回はユニオンバンクの口座を開設する前に必要となる準備について話します。途中で慌てることのないように、いまから話す準備をしっかりしてから口座開設に踏み切るようにしましょう。

 

 必要な準備は次の3つです:

 

 ※もし皆さんの中で海外投資にちょっとでも興味のある方がいれば、こちらで海外投資を行うための必要な準備全体を説明しているので合わせてご覧下さい。本記事はこちらの記事の「EXTRA STEP」に該当します。
 (→【誰でも簡単】賢い海外投資をスタートするための口座&STEP一覧)

 

1. Checking AccountとSavings Accountのどちらを開くか?

 まず事前に考えてほしいのは、どの種類の銀行口座を開くかということです。

 

 皆さんもご存知かと思いますか、アメリカの銀行口座には大きく分けてChecking accountSavings accountの2つがあります。

 

 "Checking account"とはお金を引き出したりカード決済を行うなど、取引を行うための資金を預入するための口座です。日本の普通預金みたいなものですが、利息がつかないという違いがあります。

 

 一方で"Savings account"とは利息がつく口座のことで、基本的に資産運用するための口座です。毎月の取引回数制限を超えると余計に手数料が発生してしまうので、お金の引き出しや決済などを積極的に行ってはいけません。(補足:たまに"Saving account"と"s"を付けない人がいますがこれは誤りです。"Savings"ですよ。)

 

【CheckingとSavings、どちらを開くのが良い?】

 

 ユニオンバンクの口座開設でもこれら2種類の口座を開くことができますが、どの口座を開くのが良いのでしょうか。

 

 個人的にはChecking、Savingsの両方とも開くことがおすすめです。預金用のSavingsと、買い物や送金といったサービスを利用できるCheckingの両方を上手く使い分けるのが良いです。

 

 Savingsは利息付きの口座なので預金には良いですが、送金等のサービスが不便で使い勝手が悪いです。一方Checkingでは預金は付きませんが、次のようなSavingsでは利用できないサービスを受けることができるようになります。

 

 例えばChecking accountを開けばお買い物に便利なデビット機能を利用できるようになります。

 

 日本に住んでいてもユニオンバンクのChecking accountであれば、口座開設後にカスタマーサービスに電話することで便利なデビット機能を付けられるのです。デビット機能を付けられれば米アマゾンといったオンラインショッピングなどで米ドル決済ができるようになるので、為替リスクを気にせず買い物出来てとても便利になります(私もたまに利用しています)。

 

 またChecking accountではBill Payという送金サービスが利用可能になります。これはユニオンバンクのウェブサイト上で、手数料無料でChecking accountにある預金を簡単に送金できるサービスで、非常に便利です。

 

 Bill Payは米国内送金でしか利用できませんが、例えば私が利用中、本サイトでも紹介している金投資のブリオンボールトの口座への送金には非常に便利です。ブリオンボールトへの送金にユニオンバンクのご利用をご検討の方は、ぜひChecking accountを開設しましょう。

 

 以上のように利息がつくSavings accountと日常生活をより便利に出来るChecking accountの両方を開設することをお勧めしたいと思います。

 

 ただし、これから話すように2つ注意点があるので気をつけてください。

 

【口座維持手数料の存在に注意!】

 

 CheckingとSavingsを両方開く場合に気を付けてほしいことがあります。それは口座維持手数料の存在です。

 

 ユニオンバンクには「MONTHLY SERVICE CHARGE」と称する口座維持手数料が設定されていて、預けている金額が少ないと毎月口座ごとに「明細書発行料金」としてお金を徴収されます。

 

 この口座維持手数料を防ぐためにはChecking accountには$1500Savings accountには$300以上の額を預ける必要があるのです。

 

 ※免除条件は他にもあります。気になる方はこちらをご覧下さい。

 

 ユニオンバンクの口座を開く場合には、必ず口座維持手数料の支払い免除をどのようにして受けるかをしっかり決めておくことが重要です。

 

【口座の凍結にも注意!】

 

 もう一つ注意したいのは、口座を全く利用しない期間が続くと口座が凍結され、解除されるまで一時的に口座を利用することが出来なくなることです。

 

 カスタマーサービスに連絡すれば凍結しても解除できるようですが、手間が増えて面倒ですので口座凍結を防ぐようにしてください。

 

 Checkingでは1年Savingsでは1年6ヶ月口座を全く利用していないと口座が凍結されます。

 

 この期間に口座のお金を動かせば凍結は防げます。入金、出金、ATMで引き出し、CheckingとSavings間の口座振替等々...もしとりあえずユニオンバンクにお金を預けるんだけれども、あまりお金を動かすつもりがない方はご注意ください。

 

【最後に...】

 

 上の二つの注意を見て、口座維持手数料の免除条件の緩いSavings accountだけの口座開設を考えている方もいるかもしれません。私もいままでは本記事上で、口座維持手数料の免除条件を満たすのが大変そうであればSavingsだけの口座開設も一つの手と考えていました。

 

 しかし実際にユニオンバンクを何年か利用してきた立場から言うと、デビット決済や小口送金サービスを利用できるCheckingを最初から開設しておいて本当に良かったと思っています。利便性がグッと増しますし、後悔することがありません。

 

 私はユニオンバンクを開設して時間が経つにつれて、ユニオンバンクを利用した決済も少しずつ増えていったのですが、Checkingがあったからこそ手軽で低コストな決済をスムーズに行うことが出来ました。もしSavingsだけ開設していたのでは無理で、Checking口座を新たに開設することになっていたでしょう。

 

 最終的にどの口座を開設されるのがベストであるかは皆さんによって異なるでしょうし絶対的なことは言えませんが、やはりCheckingとSavingsの両方を開くのが一番後悔が少ないのではないでしょうか。Checkingだけ開くのもある意味手かもしれません。Savingsだけ開くと後々不便被るおそれがあるので、この点はご留意ください。

 

【補足】その他の口座維持手数料免除条件について

 口座維持手数料免除条件は、上に挙げた残高に関する条件以外にも次のようなものがあります(2017年2月現在。現地で窓口対応を受けられた方からの情報をもとにしています。)

 

  • Checking:毎月一回、500ドル以上の給与振り込み or すべての口座の合計残高が5,000ドル以上
  • Savings: 毎月一回、25ドル以上の入金がある(Checking口座からの振替でもOK)

 

 Checkingの場合は、米国で働かれている方であれば満たしやすい条件かもしれません。日本在住の方の場合は狙うのは難しそうです。

 

 一方Savingsでは、どんな形式であれ毎月一回25ドル以上の入金があれば条件を満たすようです。これより毎月一回、25ドル以上を「Checking→Savings→Checking」という口座振替を行えば、口座内でお金をグルグル回すだけで口座維持手数料は免除されるようです(口座振替手数料は無料です。「Savings→Checking」の口座振替を実行して確認)。

 

 口座振替はユニオンバンクのウェブサイト上で可能で、さらに自動振替の設定も出来るので、設定次第ではSavings口座の口座維持手数料の免除は簡単に出来てしまうかもしれません。

 

 【重要な注意】Savingsでは口座振替によって口座維持手数料が免除されるというのは、私自身まだ確かめていません。利用される場合は自己責任でされるようお願い致します。

 

2. 海外送金準備

 ユニオンバンクの口座を開設する前に、必ず次のような海外送金準備をしておいてください:

  • 海外送金できる銀行口座
  • ユニオンバンクに初回送金する額を海外送金用銀行口座に預けておく(Checking account:$1600以上、Savings account:$400以上)

 

海外送金できる銀行口座

 もしまだ海外送金できる銀行口座をお持ちでない方は、事前に口座を開設しておくことをおすすめします。

 

 事前につくらなくてもユニオンバンクの口座開設準備を進めていくと、その流れで三菱東京UFJの海外送金サービスを利用してユニオンバンクに送金することはできます。しかし三菱東京UFJの海外送金サービスは他と比べてコストや利便性に難あり...なのです。

 

 よって今後のことも考えて、いまのうちにコストや利便性に優れた、あなたに合った海外送金用の口座を開いておくことをおすすめします。

 

 本サイトでは海外送金について全くわからない方でも、皆さんにとってベストな海外送金の仕組みを確立できるようにいくつか記事を書いています。
ぜひご覧になってみてください。

 

 →【海外送金の一歩を踏み出す】満足の行く海外送金システムを確立するための基礎知識
 →海外送金用銀行口座は何が良い?

 

 人にも依りますが、20万円~100万円相当額程度の送金がメインならば新生銀行パワーフレックスが一番手数料を抑えやすく、準備も手っ取り早いと思います。

 

 【注意】20~30万円相当額以下といった少額送金がメインの場合は、本サイトでは紹介していないサービス(レミットなど)を利用された方がお得になる可能性がありますのでご注意ください。

 

ユニオンバンクに初回送金する額を海外送金用銀行口座に預けておく(Checking account:$1600以上、Savings account:$400以上)

 ユニオンバンクの口座開設後、60日以内に最低預金額を送金してあげる必要があります。もし60日以内にお金を入金してあげないと、せっかく開いた口座が閉じてしまうので注意してください。

 

 よってこの送金作業を円滑に進めるために、ユニオンバンクの口座開設前に上に挙げた額を準備しておいてください。

 

 60日以内に入金すべき額はもっと少なくて良いのですが、先ほど話したようにユニオンバンクでは預入額が少ないと口座維持手数料を取られるため、免除となるために必要な額を最初から送金しておくのが賢いでしょう。

 

 上で話したようにChecking accountは$1500以上、Savings accountは$300以上の額をそれぞれ預けておけば口座維持手数料の支払いが免除されます。

 

 ...おや、初回送金する推奨額が口座維持手数料の免除額よりも$100ドルずつ多くなっていますね。これは海外送金時に追加で掛かる手数料を考えてのことです。

 

 ユニオンバンクに送金が着金すると15ドル程度の着金手数料が取られた記憶があります。また海外送金時には場合によって送金額から中継銀行手数料が追加で数十ドル程度取られる可能性もあります。

 

 このような手数料が引かれても最終的に免除額以上の額が口座に預けられるように、100ドル程度ちょっと多めに振り込んでおくと安心です。

 

【別の口座維持手数料支払い免除条件の利用を考えている場合】
 上は「Checking accountは$1500以上、Savings accountは$300以上の額を預けることで口座維持手数料の支払いを免除する場合」を考慮した説明になっています。

 

 もし別の免除条件をご利用予定の方は、必ずしも上に挙げた額を預ける必要はありません。ユニオンバンクの口座開設時にChecking accountは$100以上Savings accountは$50以上の額を預ければOKです。

 

 ただし送金時に手数料等が抜かれてしまうので、Checking accountは$200以上Savings accountは$150以上をユニオンバンクに送金してください。

 

3. 三菱UFJ銀行の口座を開設しているか?

 ユニオンバンクの口座を開設するときには、三菱UFJ銀行が行っているサービスである「カリフォルニアアカウント・プログラム」を利用します。このプログラムを利用することで、私たちのかわりに三菱UFJ銀行がユニオンバンクの口座開設を代理してくれるのです。

 

 カリフォルニアアカウント・プログラムを利用するためには、事前に三菱UFJ銀行の口座(普通口座でOK)を開設している必要があります。理由はおそらく本人確認を厳密に行うためです。三菱UFJ銀行を開設するときの個人情報や届出印を使用して口座開設者の本人確認を行っているのでしょう。

 

 というわけで、もし三菱UFJ銀行の口座を持っていない方は、まず初めに三菱UFJ銀行の口座を開設してください。開設には1~2週間ほど掛かると思いますが、これは我慢してください。

 

 既に三菱UFJ銀行の口座を持っている方は大丈夫です。

 

関連リンク

・準備が整った方は早速開設しましょう
→ユニオンバンクの口座開設

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