- 2024年4月15日
穀物価格は人為的に下げられてきた?
本日配信のアボマガ・エッセンシャルでは、食料需給の現状と今後について詳述しています。 食料需給について調べていて特に印象に残ったことを、今日のつぶやきで触れたいと思います。 世界の食料価格はパンデミックの発生した年である2020年夏ごろから、2022年のウクライナ戦争開始後数ヶ月にかけて大きく値上がりしました。 この間、ロックダウンで農家の生産活動は制限され、サプライチェーンは混乱し、気候変動によ […]
本日配信のアボマガ・エッセンシャルでは、食料需給の現状と今後について詳述しています。 食料需給について調べていて特に印象に残ったことを、今日のつぶやきで触れたいと思います。 世界の食料価格はパンデミックの発生した年である2020年夏ごろから、2022年のウクライナ戦争開始後数ヶ月にかけて大きく値上がりしました。 この間、ロックダウンで農家の生産活動は制限され、サプライチェーンは混乱し、気候変動によ […]
銀行不安が再燃しています。 米国の地銀であるニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)と日本の地銀であるあおぞら銀行が、先週発表した最新四半期決算で最終赤字を報告して市場を驚かせました。 いずれも米国の商業用不動産ローンの一部が焦げ付き、多額の引当金を計上したために、最終赤字となりました。 ドイツ銀行も最新決算で米商業用不動産関連の引当金は1億2300万ユーロと前年同期の4倍に膨らみました […]
先週の日経新聞で、海外投資家の日本国債(国庫短期証券含む)保有額が今年3月末時点で邦銀を超えたとの報道が出ました。 日本国債の保有、海外投資家が邦銀超え 円安で投資有利https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA2410E0U3A720C2000000/ 最新の財務省の報告書によると、海外投資家の日本国債保有額は181.2兆円です。発行済み日本国債の総額1240兆 […]
世界各国の中央銀行による利上げ停止の動きが相次いでいます。 Fedが9月以降に2会合連続で政策金利を据え置いたことを始め、ECBは10月に11会合ぶりに政策金利を据え置き、イングランド銀行とカナダ中銀は9月以降、オーストラリア中銀は7月以降、政策金利を据え置いたままです。新興国の中央銀行のなかには、利下げを再開したところもあります。 エネルギー価格が昨年のピークから暴落したことで、国のなかにはイン […]
今月22~24日に南アフリカのヨハネスブルグでBRICS首脳会議が開かれました。 新たにアルゼンチン、エジプト、エチオピア、イラン、サウジアラビア、アラブ首長国連邦(UAE)の6カ国が来年1月からBRICSに加盟することが正式に決まり、加盟国は11カ国になります。 BRICS首脳会議では、噂されたゴールドに裏付けられたBRICS通貨の発表はありませんでした。ロシアのラブロフ外相の発言から、BRIC […]
お盆休みの間に中国の経済・金融に関わるニュースが世界を騒がせてきました。 事の発端は、中国最大の民間不動産開発会社である碧桂園(へきけいえん、Country Garden)が今月6日にドル建て社債2本の利払いを履行できなかったことでした。 碧桂園のドル建て債券の利回りは3000%に達し、市場は同社のデフォルトをすでに織り込んでいます。 不動産市場をめぐる懸念は碧桂園にとどまりません。香港と中国本土 […]
先週から米国で4~6月期の決算シーズンに入りました。 その先陣を切った米国の大手銀行は、不動産投資で多額の損失を出したゴールドマンサックスは別として、概ね好調な業績でした。 好調な業績を象徴するのは純金利収入の大幅な拡大です。 JPモルガンチェース、バンクオブアメリカ、ウェルズファーゴ、シティグループの4行の純金利収入合計は過去最高の630億ドルに達しました。 一年前の497億ドルから27%の増加 […]
今回は日銀と日本株に関する話題です。最近、海外投資家の買いが入り日経平均が上昇し3万円台目前になっています。それと同時に円安ドル高が進み1ドル136円ほどになっています。 さて、4月9日に新たな日銀総裁に就任した植田氏にとって、今後の金融政策のかじ取りは極めて困難になると考えていました。 このまま黒田路線を継続して金融緩和政策を続ければ、円キャリートレードが本格化して酷い円安を招くリスクがありまし […]
3月にシリコンバレー銀行、シグネチャー銀行、シルバーゲートが経営破綻し、クレディスイスがUBSに買収され、欧米の金融不安がマーケットを駆け巡りました。 その後銀行破綻は落ち着いたものの、今月に入りファーストリパブリック銀行が経営破綻しJPモルガンチェースに破格値で買収される形となりました。さらにパックウェストとウェスタンアライアンスも身売り報道が出て、5月に入り株価が急落しています。 ちなみにシリ […]
米国のFedが利上げを開始し金融引き締めに転じてから1年以上経過しましたが、その影響は欧米の金融や経済に拡がっており景気後退や金融危機への不安や懸念をいまでも高め続けています。 その最たる事例がシリコンバレー銀行の経営破綻であり、クレディスイスのUBSによる買収でした。 汚職政治家・官僚や麻薬密売人などのマネロンに手を貸し、アルケゴスとグリーンシルへの投融資で多額の損失を被った悪名高きクレディスイ […]