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市場・経済・金融

  • 2022年5月16日

量的引き締めの恐ろしさから目をそらしてはならない

まず最近のマーケットを簡単に振り返りましょう。 今年に入り米国株だけでなく、日本、ドイツ、中国、新興国の株式も下落傾向が現在まで続いてきました。英国株だけは唯一の例外で安定を保ってきました。 今月3~4日のFOMCが終わってから株式市場の不安定さはさらに増し、景気循環株・テクノロジー株・成長株・小型株を中心に大きな下落がかなり目立つようになりました。 米国株はすでに調整局面入りしており、特にナスダ […]

  • 2022年4月11日

金・エネルギー・資源本位通貨システム構築を画策するロシアと米ドルの衰退

2022/04/11に配信した有料版記事[アボマガ No.208]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 今回は国際金融の場で起きているあるパラダイムシフトについてお話します。   金・エネルギー・資源本位通貨システム構築を画策するロシア側 ウクライナ侵攻後、ロシアは西側の国々を非友好 […]

  • 2022年4月4日

米国債の逆イールドと上海ロックダウンで景気悪化懸念が高まり始める

2022/04/04に配信した有料版記事[アボマガ No.207]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 市場に関して少し気になることがあります。それは今後の世界景気の減速です。   先月の終わりに米国債5年-10年スプレッドや2年-10年スプレッドがマイナスに転じ、将来の景気後退の前 […]

  • 2022年3月17日

有事と円:大震災は円高を招くとは限らない

昨日の夜遅くの福島県沖でのM7.3の大地震に驚いた方は多いのではないでしょうか。   さて、日本では大震災が起きた時に円高が進展する傾向にありました。   1995年の阪神・淡路大震災のときは、地震発生から3カ月で当時101円程度だったドル円は一時79.75円をつけました。   2011年の東日本大震災のときは、1ドル83円程度だったのが発生から数日で76.48円にまで円高が進みました。   しか […]

  • 2022年3月2日

ロシア危機は世界の金融市場へと通じる:LTCM破綻期よりも酷い現状

ロシアのウクライナへの軍事侵攻に収束の兆しが見えないことや、欧米やロシアの経済・金融への制裁、規制導入が相次ぐ中、ルーブル安が急速に進んでいます。   現在は1ドル108.5ルーブルであり、侵攻が始まる前からおよそ1/3程度のルーブル安になっています。   急激なルーブル安で思い浮かべるのは、1998年のロシア危機と翌年のLTCMの破綻です。   LTCMはノーベル経済学賞受賞者2人が設立したファ […]

  • 2022年2月8日

SBGのアーム売却失敗と日本の石油危機リスク

ソフトバンクグループが子会社の半導体会社アームを、大手半導体会社のエヌビディアに売却することを頓挫したとの報道が出ました。 [2022/02/08 ロイター]英アーム、米エヌビディアへの売却頓挫、IPO計画へ=関係筋   売却には米・中・英・EUの監査当局の承認が必要で、以前より独占禁止法や安全保障の見地から売却は難しいとみられていました。当初見通し通りの結果になったようです。   アームの先行き […]

  • 2022年1月18日

崖っぷちの米国経済とバブル末期の信用状況

2022/01/17に配信した有料版記事[アボマガ No.197]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 米国経済のいくつかの指標をみると、基盤である個人消費について、非常に悪い兆候がいくつも表れています。   米国では賃金が上昇しているから個人消費のペースを維持できると思われる方もい […]

  • 2022年1月17日

インフレ鎮静化のためにフィリップス曲線理論を放棄したFed

2022年に入り市場は冴えません。特にハイテク株が中心のナスダックは下落傾向にあり、2009年以来最悪のスタートとなっています。   暗号資産も昨年11月から激しい下落傾向にあります。プルーフ・オブ・ステーク(POS)への移行が完了しつつあるイーサは一年前から価格は2倍になっていますが、プルーフ・オブ・ワーク(POW)を採用しマイニングに莫大な電力が必要なビットコインは一年前から25%のマイナスで […]

  • 2021年12月20日

傲慢、強欲、楽観の極みに達した市場に立ちはだかるFedとSEC

2021/12/20に配信した有料版記事[アボマガ No.194]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 12月15日、市場に関する大きな動きが同時に起こりました。1つではありません。2つもあります。   一つ目の大きな動きは、先週のFOMCでFedの金融引き締めスタンスが強まったこと […]

  • 2021年12月13日

インフラ・住宅市場拡大のビッグウェーブに乗ろう

2021/12/13に配信した有料版記事[アボマガ No.193]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 皆さまは、インフラ市場と住宅市場拡大の大きな波が訪れつつあることにお気づきでしょうか。   欧米ではインフラの老朽化、特に幹線道路や橋の老朽化が進み、維持補修や建て替えを数十年かけ […]