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市場・経済・金融

  • 2023年1月24日

進む中国と豪州の関係改善

小麦、豪産豊作で下落 ウクライナ侵攻前水準https://www.nikkei.com/article/DGKKZO67775740Q3A120C2ENG000/ このニュースを見て気になったのは、小麦価格がウクライナ侵攻前水準に戻ったことではなく、中国が豪州から小麦を「爆買い」していることです。 この記事に書かれている通り、昨年に中国は豪州からの小麦輸入を大幅に増やしました。 昨年1~10月の中 […]

  • 2023年1月17日

さよなら、パッシブ投資礼賛時代2

昨日の記事の続きです。今回は2022年が「勝ち組」と「負け組」に明確に分かれた年であったことと、アボマガ紹介銘柄のパフォーマンスについてお話しします。 大局的な見方だけでは見逃してしまう、勝ち組と負け組の二極化 同じ米国株でも、昨年のパフォーマンスには大きなばらつきがありました。 米国の有名な株式指数にダウ平均、S&P500、ナスダック総合指数がありますが、これらの成績に大きな違いが見られ […]

  • 2023年1月16日

さよなら、パッシブ投資礼賛時代

年明けから2週間経過しましたが、今回は昨年のマーケットのパフォーマンスをを振り返りたいと思います。 40年続いた低金利時代が終了し、金融市場に地殻変動が起こり始めた 昨年は世界的に、高インフレを鎮静化するための「金融引き締め元年」となった歴史的な年となりました。 2021年よりロシア、ブラジル、メキシコ、トルコ、韓国など新興国の中央銀行はインフレ対策のためにいち早く利上げを行いました。 昨年はその […]

  • 2023年1月13日

日銀の量的緩和政策に歯止めが掛からなくなり始めた

ここ最近は日銀の金融政策の動きについてあまり興味を持てなかったのですが(黒田日銀が日本の経済・金融を破壊することは確定した未来だと確信しているため)、久しぶりに少し調べることにしました。 きっかけとなったニュース:[2023/01/13 NHK]債券市場 長期金利 上限超え0.545%まで上昇 約7年7か月ぶり 市場関係者による中央銀行の金融政策に対する見方・意見を見聞していて、昨年からずっと違和 […]

  • 2022年12月26日

金融引き締めは現金融システムの終活にあたる

今回は今後の米国の金融政策の展望についてお話しします。 今年は世界的に高インフレとなり、先進国の中央銀行で金融緩和サイクルが終了し、利上げや量的引き締めが始まるという、金融において歴史的転換が生じた年となりました。 日銀も長期金利の上限を0.25%から0.5%へと拡大し、黒田総裁の退任が来年4月に控える中、金融引き締めへと方向転換していくようです。 また今年は市場とFedの意見の相違、対立が表面化 […]

  • 2022年12月12日

ウクライナより悲惨かもしれないパキスタンの現状

今回は、アボマガ・エッセンシャルの記事を書いているなかで、パキスタンの現状について調べる機会がありましたので、簡単に現状をお伝えしたいと思います。 パキスタンは2億2950万人を抱える世界で5番目に人口が多い途上国で、人口増が続く中で経済成長が期待されています。 しかし現在のパキスタンの状況は、ウクライナ以上に状況が悪いように見えます。 下図はパキスタンとウクライナの推移です。2020年10~12 […]

  • 2022年12月5日

ブラジルへの市場の見方と現実とのギャップ

今回は10月に大統領選が行われたブラジルについてです。 市場はブラジルの政治・経済を不安視していますが、実態は市場の懸念と大きく異なるようです。 ルラ新大統領のもとでの財政・インフレ悪化を懸念する市場 ブラジルでは10月30日に大統領選挙が実施され、左派のルラ元大統領が有効票の50.9%を獲得し、現職のボルソナロ大統領(有効票49.1%)に僅差で勝利しました。 その後、選挙結果に不満を持つボルソナ […]

  • 2022年10月31日

3期目を迎える習近平国家主席は、ゾンビ企業淘汰に踏み切るか

先週26日に投稿したブログ記事で次のように書きました。 [幣ブログ]米中で「経済的山火事」の準備が整いつつある? 中国では今月22日に閉幕した党大会で、これまでゼロコロナ政策と不動産市況悪化により冷え込んでいった景気を金融緩和や財政出動により下支えしてきた、李克強首相をはじめとした経済・金融の責任者が軒並み事実上の引退決定または降格となりました。 江沢民氏、朱鎔基氏は党大会に姿を見せず、胡錦涛氏は […]

  • 2022年10月26日

米中で「経済的山火事」の準備が整いつつある?

リーマンショック以降、中央銀行の量的緩和・ゼロ(マイナス)金利政策により、資金調達が容易になり、収益性の悪い企業でも負債の借入・借り換えにより生き残れる環境が続いてきました。 2020年のコロナ危機で各国は世界恐慌期以来の不況に陥りましたが、量的緩和の再開と、助成金や無利子融資などによる財政出動の両輪で企業の破綻は防がれ、財務状況の悪い企業がますます蔓延るようになりました。 今後新たな金融ショック […]

  • 2022年10月24日

金融危機と高インフレが同時に襲う

今回はマクロ経済・金融に関する話題です。 まず現在の金融状況について確認した後、今月IMFが公表した経済見通しから、いまIMFはインフレをどのように見ているのか、その見方は果たして妥当なのか、検証していきます。 今回の検証で判明したことは、所詮IMFは変化を嫌い不都合な事柄をひた隠す官僚組織であり、歴史的変化が差し迫る現状において彼らの意見を鵜呑みにして将来の指針とすることは極めて危険であるという […]