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2021年4月

  • 2021年4月30日

中国はこのままアルミニウム純輸入国になるのか

今回は、「軽銀」とも呼ばれるアルミニウムの市場に大きな構造変化が生じていることについてお話しします。   需要について、アルミニウムは電気自動車のボディやソーラーパネルに使われ、気候変動、脱炭素の時代に有望視される素材の一つです。 特に電気自動車において、航続距離を伸ばすために軽量化は必須であり、軽くて丈夫なアルミニウムの需要が長期的に伸びることが期待されます。 [アボマガお試し版 No.164] […]

  • 2021年4月27日

微細化の後れがインテルにもたらす意外なチャンスとは

半導体不足が長引いています。 当初は専ら自動車産業で起きていましたが、その後家電製品、スマートフォン、パソコンなどにも広まっています。 半導体不足が生じたのは、COVID-19パンデミックでノートパソコンやデータセンター向け等のチップ需要が高まったことと、トランプ政権時代の中国への経済制裁です。 ファーウェイへの経済制裁で中国勢はチップ在庫を大量に抱え込もうとし、SMICへの経済制裁で欧米企業は半 […]

  • 2021年4月20日

コロナ感染抑制に成功せずとも経済成長したトルコ

[アボマガお試し版 No.163]パンデミックの裏で進む世界経済構造の変化がより鮮明にの記事(一部)です。2021/04/19に配信したものです。 アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 感染拡大防止策の成功は経済成長の必須条件ではない? まずは昨年の世界経済成長率をみてみましょう。 下図は一部の国・地域の20年の実質経済成長率を並べ […]

  • 2021年4月16日

エルドアン大統領はどこまでハト派なのか?

[2021/04/15 日本経済新聞]トルコ中銀が金利据え置き、新総裁の下で初会合-タカ派薄れリラ下落 トルコ中央銀行は15日、カブジュオール新総裁の下での初の金融政策決定会合で、政策金利の据え置きを決めた。 金融政策委員会は1週間物レポ金利を19%で維持した。ブルームバーグの調査に答えたアナリストの大半が据え置きを見込んでいたが、HSBCとキャピタル・エコノミクスはそれぞれ0.5ポイントと2ポイ […]

  • 2021年4月6日

大麻解禁と米国単独覇権の終わり

先月、嗜好用マリファナ解禁のニュースが相次ぎました。 メキシコ連邦議会は3月10日、嗜好品としてのマリファナの使用や所持等を合法化する法案を賛成多数で可決しました。 大統領の署名を経て公布される見通しで、国家としての解禁は南米ウルグアイ、カナダに次いで3カ国目になります。 3月31日、米国ニューヨーク州は嗜好品としてのマリファナの使用や栽培を合法化しました。 米国では嗜好品としてのマリファナの使用 […]