アボカドまつり
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アボカドまつり

個人投資家。投資メルマガ「アボマガ」を2018年8月から配信中。円建てトータルリターン500%超の銘柄を発掘。円建てトータルリターン100%超の株式を10銘柄以上発掘。配当収入を複利で増やし、低リスクでインフレに負けない長期の資産形成を応援。米国の配当成長株に投資。金投資も。投資歴10年以上。

  • 2024年11月4日

拡大BRICSの脱ドル化準備が着々と進展

10月22~24日にかけてロシアのカザンで行われたBRICS首脳会議は36カ国の代表が参加し盛況のうちに幕を閉じました。 今回のBRICS首脳会議はイラン、エジプト、UAE、エチオピアが今年新たに加盟し9カ国体制になってから初めて開かれました。 BRICS9カ国はすでに人口、経済規模、コモディティの埋蔵量において西側諸国を凌駕しています。 国際物流においてもBRICS側の支配が増しています。現に欧 […]

  • 2024年10月30日

ヌーバンク、良いフィンテック企業だと思うけれど…

[2024/10/24 日本経済新聞]「南米のPayPay」ヌーバンク 万能アプリで顧客1億人 ブラジルの新興デジタルバンク、ヌーバンクが急成長している。低所得者向けの金融サービスをメキシコやコロンビアにも広げ、顧客は1億人を突破し5年でおよそ10倍になった。銀行免許が無くてもデジタル技術を駆使し、南米で伝統的な金融機関に取って代わるインフラになりつつある。デジタル戦略が課題となる日本の金融機関も […]

  • 2024年10月29日

「トランプトレード」で利下げ中に米国債利回り上昇の異常

米大統領選までいよいよあと一週間です。 ここ数週間にかけてハリス副大統領がプロンプターに映し出された原稿を見なければ一切演説出来ない無能さがバレたことで、激選州でもトランプ前大統領が支持率で上回るようになりました。 金融市場ではトランプ勝利を予想する人々がかなり増えています。 賭けサイトではトランプが大統領選で勝利することに賭ける人が3分の2に上っています。 興味深いのは賭けサイトでのトランプ勝利 […]

  • 2024年10月28日

衆院選自公惨敗で国民生活は良くなるの?

アボマガお試し版にて「今日のつぶやき」を配信しました。 昨日の衆院選で与党は過半数割れしましたが、果たして国民生活は少しは良くなるのでしょうか。 ブログ非公開です。 本日10月29日にアボマガお試し版にご登録されるとお読みいただけます。ご登録は下の登録フォームから。

  • 2024年10月22日

AIと原発の結婚

米国の大手クラウド事業者が最近相次いで原子力発電所からの電力調達契約を結んでいます。 マイクロソフトは9月に現在稼働停止中のスリーマイル島原発1号機から20年間で835メガワットの電力を調達する契約を結びました。45年前に事故を起こしたのは2号機で1号機は無傷でした。 10月にはグーグルが小型モジュール炉(SMR)から500メガワットの電力供給契約を結びました。 その前の3月にはすでにアマゾンウェ […]

  • 2024年10月21日

ASMLの受注額半減は台湾一極集中の半導体生産体制の弊害かも

[2024/10/16 ロイター]ASML株16%安、受注低迷や25年見通し下方修正がサプライズ オランダの半導体製造装置メーカー、ASML(ASML.AS), opens new tabのアムステルダム市場の株価は16%安と、大幅安で引けた。1998年以来、1日の下げ幅として最大。 この日に発表した第3・四半期決算で、受注額が26億ユーロと、40─60億ユーロとされていたアナリスト平均を大きく下 […]

  • 2024年10月8日

欧米は温室効果ガス排出量ネットゼロのやる気ゼロ?

本日は脱炭素に関する話題です。 2015年に採択されたパリ協定で世界の平均気温の上昇を1.5℃に抑えるとの目標が掲げられ、その後各国は次々と2050年までに温室効果ガスの排出量を差引ゼロ(ネットゼロ)にすることを表明しました。 でも最近の報道を見ていると、旗振り役だった欧米は本当にネットゼロを達成しようとしているのかとても疑問です。 米国とEUは中国製の電気自動車にそれぞれ100%、45%の関税を […]

  • 2024年10月7日

10月、突如インフレ再燃の瀬戸際にあった

[2024/10/02 日本経済新聞]イラン、イスラエルにミサイル ネタニヤフ氏は反撃示唆 イスラエル軍は1日、イランがイスラエルに向けてミサイルを発射したと発表した。大半は撃墜されたとみられる。イランによるイスラエルへの直接攻撃は4月以来、2回目。イスラエル軍報道官は反撃を示唆しており、中東の緊迫の度合いは一段と高まった。 [2024/10/02 ロイター]米東海岸で港湾スト突入、1977年以来 […]

  • 2024年10月2日

「隠れQE」は風前の灯火

[2024/09/26 ブルームバーグ]FRB緊急貸出制度、金融機関が返済ペース加速も-流動性奪う恐れ 米連邦準備制度の緊急貸出制度を利用していた銀行が、返済ペースを加速させ、金融システムから流動性を奪う恐れがある。 「バンク・ターム・ファンディング・プログラム(BTFP)」は、シリコンバレー銀行(SVB)破綻に伴う危機の深刻化回避に向け、2023年に新設された。銀行・信用組合が最長1年間、低コス […]

  • 2024年10月1日

「バズーカ砲」とまではいかない中国の大規模景気刺激策

先週、不動産苦境が長引く中国で政府と中銀が立て続けに景気刺激策を発表しました。 中国人民銀行は預金準備率を0.5%引き下げると発表し、1兆元の流動性が市場経済に新たに流れることになります。 年内に預金準備率をさらに0.25~0.5%引き下げて追加の流動性供給を計画しています。 また自社株買い向けに3000億元の資金枠を、株式など担保に5000億元の資金枠を設定し中国株の買い支えに充てさせます。 住 […]