アボカドまつり
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アボカドまつり

個人投資家。投資メルマガ「アボマガ」を2018年8月から配信中。円建てトータルリターン300%超の銘柄を発掘。ドル建てリターン100%超の銘柄を複数発掘。配当収入を複利で増やし、低リスクでインフレに負けない長期の資産形成を応援。米国の配当成長株に投資。金投資も。投資歴10年。

  • 2024年3月12日

個別株を分析し、投資判断できる能力は、極めて大きな価値を持つ

昨日の内容の続きです。 現在の米国株は、25年ほど前のインターネットバブルの頃と同じく、一部のテクノロジー株に資金が集中的に流入して強気相場を形成しています。 テクノロジー株は金融緩和マネーと生成AIブームにより支えられたもので、軒並み割高です。一度崩れ出すと大きな調整は避けられません。 S&P500に連動する投資信託やETFに投資して分散投資しているつもりでも、一部テクノロジー銘柄が大き […]

  • 2024年3月11日

バブル≠全銘柄がバブル

3月も中旬に入りました。時の流れは本当に早いですね。 3月と言えば、4年前にコロナショックが起こり株価が暴落したことをご記憶の方は多いと思います。 24年前に当時のインターネットバブルが弾けたのも3月からでした。2020年3月にバブル崩壊が始まり、同年9月に本格化し、2002年9月まで続きました。 大半の人はバブル崩壊と聞くとすべての株式が一斉に下落したと考えがちです。 ただインターネットバブル崩 […]

  • 2024年3月4日

ウォラーFed理事が量的緩和政策の今後の在り方について重大発言をした

今月1日にシカゴ大学の金融政策を巡る会合に出席したFedのウォラー理事が、今後の量的金融政策の在り方について聞き捨てならない発言をしました。 彼の発言内容は次の通りです。 ・バランスシートを巡る計画は流動性レベルを適切にするためのものである ・バランスシート縮小ペースを変更するタイミングは、政策金利のいかなる変更からも独立して決定される ・Fedによる住宅ローン担保証券(MBS)の保有がゼロになる […]

  • 2024年2月27日

日本株が一時的に世界の株式相場をリードする時代がやってくるかも

先週木曜日、日経平均株価が1989年12月29日につけた取引時間中の最高値38,957円44銭を34年2カ月ぶりに更新しました。 熱狂ムードというよりは、史上最高値の更新は夢にも思わず、感慨に浸った人が多い印象で、そこまで騒がしくない雰囲気のなかで最高値更新となりました。 報道の通り、日本株を買っているのは海外投資家です。日本の個人投資家は米国株・世界株にしか目がないどころか、日本株をここ数か月間 […]

  • 2024年2月26日

キャッシュフローを見て銘柄を探し当てる確率を高める

アボマガでは利益でなく、キャッシュフローを常に重視して銘柄の分析をしています。 利益は会計上の数字でしかありませんが、キャッシュフローは企業の現状を如実に反映します。 キャッシュフローは投資や買収の原資であることはもちろん、配当、自社株買い、負債返済のための原資でもあります。 キャッシュフローが豊富であるかどうかを見るだけで、株主還元をどれだけ継続できるかどうか、財務の心配はないかどうか、すぐにわ […]

  • 2024年2月12日

亡国日本:正味の経常収支は2年連続赤字

[2024/02/08 日本経済新聞]23年の経常黒字、9割増の20.6兆円 資源高一服で輸入減 財務省が8日発表した2023年の国際収支統計(速報)によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は20兆6295億円の黒字だった。前年比で92.5%伸びた。資源高の一服で輸入額が減ったことに加えて、自動車などの輸出が好調で貿易赤字が縮小した。 私はこれを見て「大本営発表」かと思いました。 […]

  • 2024年2月6日

銀行不安再燃!Fedの緊急融資策は3月終了の見通し

銀行不安が再燃しています。 米国の地銀であるニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)と日本の地銀であるあおぞら銀行が、先週発表した最新四半期決算で最終赤字を報告して市場を驚かせました。 いずれも米国の商業用不動産ローンの一部が焦げ付き、多額の引当金を計上したために、最終赤字となりました。 ドイツ銀行も最新決算で米商業用不動産関連の引当金は1億2300万ユーロと前年同期の4倍に膨らみました […]

  • 2024年2月5日

失望に覆われた業界に眠る掘り出し物

[2024/01/24 日本経済新聞]Netflix純利益17倍 10〜12月、会員増最高の1300万人 米ネットフリックスが23日発表した2023年10〜12月期決算は、売上高が前年同期比12%増の88億3200万ドル(約1兆3100億円)、純利益が17倍の9億3700万ドルだった。アカウント共有の禁止や広告付きの安いプランを広げたことで、会員数は12月末までの3カ月間で約1300万人増え、増加 […]

  • 2024年1月30日

サムスン電子の半導体分野での競争力低下が露わになってきた

サムスン電子の状況が芳しくないようです。 昨年の営業利益は前年比85%減の6兆5400億ウォンとなる見通しで、10億ウォンを下回るのはリーマン危機の起こった2008年以来となります。 半導体市況の低迷で、半導体部門で大幅な赤字を記録したためです。 営業利益こそ黒字ですが、フリーキャッシュフローは10兆ウォンを上回る赤字になりそうです。業績悪化に加え、半導体製造工場への設備投資が急増しているためです […]

  • 2024年1月29日

流行に乗らず、地道にファンダメンタルズに基礎をおいて投資することの大切さ

AIブームが続いています。エヌビディアの株価は600ドルを超えて尚も上昇中です。 これまで企業は費用削減、収益性改善というやや後ろ向きな理由でAIを導入してきましたが、今年以降、売上を伸ばし、成長するための前向きなAI導入が本格化していくとみられています。 アボマガ・エッセンシャルではAI関連銘柄をいくつか紹介してきました。 と言っても最初からAI目当てで紹介したのではありません。AIと関係なく、 […]