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2021年1月

  • 2021年1月29日

ロビンフッドのゲームストップ株取引制限と最大顧客シタデルの関係

[2021/01/29 ロイター通信]米ロビンフッドに批判殺到、ゲームストップなどの取引制限巡り ロビンフッドは市場のボラティリティーや情報の周知徹底の必要性を理由に挙げ、このところ急激に値上がりしていたこれら銘柄の取引を停止するとブログで発表、特定の証券の取引に必要な証拠金も引き上げた。ただ、同社はその後の投稿で、29日から対象銘柄の購入を限定的に認める方針を示した。取引を制限された各銘柄は28 […]

  • 2021年1月27日

クラウド関連銘柄のレビュー

今回は、先週お話しした「***」での影響が懸念される2銘柄についてです。 記事の大半は、19年10月に紹介した***についてです。最後に***について触れます。 [アボマガお試し版 No.150]某リスク顕在化による業績への影響を考えるの記事(一部)です。2021/01/25に配信したものです。 アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 […]

  • 2021年1月26日

ICTにおける台湾の重要性の高まりと地震リスク

最近、半導体不足が紙面をにぎわせていますね。 半導体製造で大きなプレゼンスを持つ台湾ですが、近年、アジアのICT基地としての重要性が増してきています。 この10年、グーグルやフェイスブックなど巨大IT企業が世界各地につくるデータセンターを結ぶ専用網として海底ケーブルを敷設してきました。 大西洋を横断する海底ケーブルのデータ通信量の実に8割が、グーグルやフェイスブックなどコンテンツ事業者が占めます。 […]

  • 2021年1月21日

ウォール街の強気見通しの裏で進むインサイダー売り

ウォール街の強気見通しが止まりません。 バンクオブアメリカが最近公表したレポートによると、今年の米国の経済成長率は4.6%から5.0%程度になると予測しています。 これは、今年1月に世界銀行が経済見通しの中で示した、ベースラインシナリオにおける米国の予想経済成長率である3.5%を大きく上回る数字です。 この強気見通しは、新型コロナウイルスをめぐる米国の状況が今後大きく改善すると予想しているためです […]

  • 2021年1月18日

半導体の物価上昇抑制効果の維持可能性

[アボマガお試し版 No.149]姿を現しつつある新たなスタグフレーションリスクの記事(一部)です。2021/01/18に配信したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 これまでの物価上昇を抑制してきたものとは? 下図は米国の都市部における、消費者物価指数の前年比伸び率(食料・エネルギー除く)です。 スタグフレーション […]

  • 2021年1月16日

バブルとバイデン増税から目をそらしてきた市場

ウォール街による今年の相場予想は、基本的に、どこも強気です。 金融緩和策と財政出動の両輪による支えがありつつ、COVID-19ワクチンが今年半ばから後半にかけて普及し、経済が好転していくという楽観シナリオが目立ちます。 景気回復により良い意味でインフレ期待が高まり、景気敏感株、小型株、新興国株などにお金が流れ、ドル安が進むとの見方が多いです。 今月20日に誕生するバイデン政権は、上下両院で民主党が […]

  • 2021年1月13日

ロシアの金準備が初めてドル建て資産を上回った

ロシア中央銀行は初めて、保有する金準備がドル建て準備を上回ったとのことです。 2020年6月末現在、ゴールドはロシア中央銀行の準備資産の23%となり、ドル資産のシェア22%を上回りました。 理由は3つあります。 一つはロシア中央銀行が他国を圧倒的に上回る規模でゴールドを買い越してきたためです。 ロシア中央銀行は2006年から2020年までの15年間、毎年金準備を増やしてきました。特に2015年から […]

  • 2021年1月12日

ハイパーインフレ、基軸通貨の崩壊が株式に与える影響

COVID-19拡大に伴い、先進国中央銀行の資産残高は一気に膨れ上がり、世界中の政府債務残高は対GDP比で第二次世界大戦並みかそれを上回りました。ハイパーインフレ、米ドルの基軸通貨としての地位陥落のリスクがささやかれる中、これらは株式にどのような影響をもたらすのでしょうか。またインフレ対策方法についても触れていきます。