- 2024年1月22日
日本は世界最大の経常黒字国であるとの幻想
[2024/01/12 NHK]11月の経常収支 10か月連続黒字 エネルギー価格下落が要因 日本が海外との貿易や投資でどれだけ稼いだかを示す去年11月の経常収支は、10か月連続の黒字となりました。エネルギーの輸入価格が下落したことが要因で、黒字額も前の年よりも1500億円余り増えました。 財務省が12日に発表した国際収支統計によりますと、去年11月の日本の経常収支は1兆9256億円の黒字となりま […]
[2024/01/12 NHK]11月の経常収支 10か月連続黒字 エネルギー価格下落が要因 日本が海外との貿易や投資でどれだけ稼いだかを示す去年11月の経常収支は、10か月連続の黒字となりました。エネルギーの輸入価格が下落したことが要因で、黒字額も前の年よりも1500億円余り増えました。 財務省が12日に発表した国際収支統計によりますと、去年11月の日本の経常収支は1兆9256億円の黒字となりま […]
[2023/12/02 朝日新聞]NYで金が史上最高値 3年4カ月ぶり 金利低下と「ドル離れ」進む 1日の米ニューヨーク商品取引所で、金(ゴールド)の先物価格が約3年4カ月ぶりに史上最高値を記録した。終値は、前日より32・50ドル(1・58%)高い1オンス=2089・70ドル。一時は2095・70ドルまで上昇した。米長期金利の低下で、安全資産とされる金の魅力が相対的に高まった。中東情勢の悪化や中国 […]
誰も指摘しようとしませんが、物価高の長期継続こそが日本政府の隠れたアジェンダとなっていることは疑いようがありません。 それは岸田政権が物価高対策と称して所得税減税、給付金、補助金、経済界への賃上げの働きかけをする一方で、消費税の減税・撤廃を頑なに拒んでいることから明らかです。 消費税を撤廃すれば10%近くインフレ率は低下します。急激な物価安で個人消費は拡大し、企業業績は改善し、賃上げする余裕が生ま […]
最近、経済学者の野口悠紀雄氏の本を読んで知ったことがある。 日本では輸入物価が上昇すると、その上昇幅の10分の1ほどが、数か月の遅れをもって消費者物価に反映されるという経験則があるとのことだ。 つまり輸入価格が10%増加すると、数か月後に消費者物価が1%増えるということである。 ただこの経験則は、企業がエネルギーや原材料などの輸入品の価格上昇を製品価格に完全に転嫁できたからこそ成り立ってきた。 昨 […]
東京電力、家庭料金3割値上げ申請 燃料高で大手6社目https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC231ET0T20C23A1000000/ 東電の社長は「燃料費高騰の長期化を受け、値上げをお願いせざるを得ない」と言っています。 もしあなたがこの発言を、渋々ながら「なら仕方ないか」と受け容れたのであれば、よっぽどのお人好しです。 何故東電は3割も値上げするのか。結局 […]
すでに日本では食料価格の値上がりが続き、家計を直撃しています。 報道を見ていると、食料自給率が38%しかなく多くを輸入に頼る日本において、いつ値上がりに歯止めがかかるのか、全く先を見通せなくなっています。 [2022/05/31 日本経済新聞]肥料が最高値、JA全農最大9割値上げ 野菜価格押し上げ [2022/06/07 FNNプライムオンライン]タマネギ 5週連続平年比2倍 梅雨に入り価格上昇も […]
昨日の夜遅くの福島県沖でのM7.3の大地震に驚いた方は多いのではないでしょうか。 さて、日本では大震災が起きた時に円高が進展する傾向にありました。 1995年の阪神・淡路大震災のときは、地震発生から3カ月で当時101円程度だったドル円は一時79.75円をつけました。 2011年の東日本大震災のときは、1ドル83円程度だったのが発生から数日で76.48円にまで円高が進みました。 しか […]
2022/03/07に配信した有料版記事[アボマガ No.203]の一部を編集したものです。 アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら ロシアがウクライナに侵攻し2週間近く経とうとしています。 ロシアはウクライナに非軍事化(ウクライナ軍の解体、核廃絶)、中立化(NATO非加盟の約束)、非ナチ化(軍産複合体が背後 […]
ソフトバンクグループが子会社の半導体会社アームを、大手半導体会社のエヌビディアに売却することを頓挫したとの報道が出ました。 [2022/02/08 ロイター]英アーム、米エヌビディアへの売却頓挫、IPO計画へ=関係筋 売却には米・中・英・EUの監査当局の承認が必要で、以前より独占禁止法や安全保障の見地から売却は難しいとみられていました。当初見通し通りの結果になったようです。 アームの先行き […]
[2021/10/14 ブルームバーグ]FOMC議事要旨:テーパリング、11月半ばか12月半ば開始で一致 米連邦公開市場委員会(FOMC)は9月21-22日に開いた会合で、テーパリング(資産購入の段階的縮小)の11月半ばあるいは12月半ばの開始で当局者の意見がおおむね一致した。13日公表された議事要旨で明らかになった。 議事要旨によると、「現在想定しているよりも供給障害と労働力不足が長期化 […]