CATEGORY

政治

  • 2023年12月18日

アヘン被害国がいまや加害国:2種類の中国産違法薬物が米国の若者の健康と生命を脅かしている

いま米国では主に若者の違法薬物の被害の増加が大きな社会問題になっています。 日本でもよく知られているのはオピオイド、とりわけその一種である化学物質フェンタニルの過剰摂取です。 フェンタニルは手術時の麻酔や集中治療時の鎮痛薬などとして広く使用されてきましたが、ヘロインより何十倍も強力で、重さにして2ミリグラム、食塩で例えると20粒程度のひとつまみにも満たない量で死に至ります。 米国の薬物過剰摂取によ […]

  • 2023年10月11日

「第5次中東戦争」?発生に関する所感

「第5次中東戦争」が始まったのかもしれません。 ガザ地区からロケット攻撃 イスラエル報復 首相“戦争状態に”https://www3.nhk.or.jp/news/html/20231007/k10014218571000.html 50年前の1973年10月6日に、その後の石油危機の原因となった第4次中東戦争が起こりました。 これはエジプト軍ががシナイ半島で、シリア軍がゴラン高原でイスラエル軍を […]

  • 2023年9月22日

習近平は文化大革命の再来を恐れているのか

中国では最近、高官の解任が相次いでいます。 [2023/09/21 ブルームバーグ]中国の不安定化巡り懸念強まる、相次ぐ高官更迭-習氏が自ら抜てきも 習氏は7月に秦剛氏を外相から突然解任し、その約2カ月後には李尚福国防相の更迭が報じられた。さらに習氏は、核兵器を管理する人民解放軍ロケット軍の指導部も何の説明もなく刷新。 解任された秦剛氏はこんな人物です。 [2023/07/28 産経新聞]秦剛事件 […]

  • 2023年4月11日

米国防総省の機密情報漏洩で西側諸国は米国と距離を置き始めるか

米国防総省の機密情報が、数週間にわたりSNS上にリークされ、世界を揺るがしています。 今回のリークで判明したことの一つは、米国の諜報組織が世界各国の要人をスパイしていた事実です。 2013年のスノーデン文書の公開でNSAが当時のメルケル独首相をはじめ35人の外国首脳を長年盗聴し、米国は世界各国から非難を浴びました。 今回はウクライナのゼレンスキー首相をはじめ、ハンガリー、イスラエル、韓国、国連の監 […]

  • 2023年1月25日

自らが招いた危機を脅しの道具に使い国民を貧困化させている日本政府

東京電力、家庭料金3割値上げ申請 燃料高で大手6社目https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC231ET0T20C23A1000000/ 東電の社長は「燃料費高騰の長期化を受け、値上げをお願いせざるを得ない」と言っています。 もしあなたがこの発言を、渋々ながら「なら仕方ないか」と受け容れたのであれば、よっぽどのお人好しです。 何故東電は3割も値上げするのか。結局 […]

  • 2021年7月30日

ワクチン陰謀論が消えないのは各国政府のコロナ政策が愚かだから

最近、新型コロナウイルスワクチンを接種した人々の変異株への感染(ブレークスルー感染)が増えていることを伝える報道が相次いでいます。   シンガポールでは最近の新規感染者のおよそ75%はワクチン接種者となっています。   ブレークスルー感染が生じることは、別に不思議なことではありません。   有効性と安全性の面で、ワクチン普及が進んだ国では主にファイザーやモデルナのmRNAワクチン接種が進んできまし […]

  • 2021年5月7日

中国は笑いが止まらない?バイデン政権のCOVID-19ワクチン特許の一部放棄支持

[2021/05/06 ロイター]米、コロナワクチン特許の放棄を支持 バイデン大統領が表明   バイデン米大統領は5日、世界貿易機関(WTO)で提案された新型コロナウイルスワクチン特許の一時放棄を支持すると表明した。100を超える国のほか、米民主党議員からも特許放棄を求める声が高まっていた。   世界保健機関(WHO)のテドロス事務局長は、米国のワクチン特許放棄表明について「新型コロナとの闘いにお […]

  • 2021年4月6日

大麻解禁と米国単独覇権の終わり

先月、嗜好用マリファナ解禁のニュースが相次ぎました。 メキシコ連邦議会は3月10日、嗜好品としてのマリファナの使用や所持等を合法化する法案を賛成多数で可決しました。 大統領の署名を経て公布される見通しで、国家としての解禁は南米ウルグアイ、カナダに次いで3カ国目になります。 3月31日、米国ニューヨーク州は嗜好品としてのマリファナの使用や栽培を合法化しました。 米国では嗜好品としてのマリファナの使用 […]