- 2023年12月4日
金を買い支える、政府への信頼が薄れた新興国の国々の人々
[2023/12/02 朝日新聞]NYで金が史上最高値 3年4カ月ぶり 金利低下と「ドル離れ」進む 1日の米ニューヨーク商品取引所で、金(ゴールド)の先物価格が約3年4カ月ぶりに史上最高値を記録した。終値は、前日より32・50ドル(1・58%)高い1オンス=2089・70ドル。一時は2095・70ドルまで上昇した。米長期金利の低下で、安全資産とされる金の魅力が相対的に高まった。中東情勢の悪化や中国 […]
[2023/12/02 朝日新聞]NYで金が史上最高値 3年4カ月ぶり 金利低下と「ドル離れ」進む 1日の米ニューヨーク商品取引所で、金(ゴールド)の先物価格が約3年4カ月ぶりに史上最高値を記録した。終値は、前日より32・50ドル(1・58%)高い1オンス=2089・70ドル。一時は2095・70ドルまで上昇した。米長期金利の低下で、安全資産とされる金の魅力が相対的に高まった。中東情勢の悪化や中国 […]
いま中東では、パレスチナのガザ地区と、イスラエル・レバノン国境付近を中心に、イスラエルとイスラム武装組織による紛争が起きています。 イスラエルのバックには米国がおり、イスラム武装組織ハマスとヒズボラにはイランがバックについてます。核合意をめぐり米国とイランは対立しています。 イスラエル支持を表明しているのは、米国の他に英国、フランス、ドイツ、イタリアの欧州4カ国です。G7のうち日本とカナダを除く5 […]
[2023/08/31 Bloomberg]トウモロコシ輸出の王座を失いつつあるアメリカ 半世紀以上もの間、アメリカの農家はトウモロコシの国際市場を独占し、世界の家畜を養い、備蓄を満たし、加工食品を製造するために、どの国よりも多くの重要な作物を出荷してきた。 しかし、今は違う。8月31日に終わる農業年度で、アメリカはトウモロコシ輸出の王座をブラジルに譲った。そして、もう取り戻すことはできないかもし […]
昨日の記事では、米国のインフレ率低下はFedの利上げによるものでなく、バイデン政権による石油売り政策による原油価格下落のためだと言いました。 でも米国の石油備蓄はバイデン大統領就任後半減してしまい、石油売り政策の継続には限界があるとも言いました。 現在、脱炭素を進めて化石燃料の使用を減らしましょうという世界的スローガンがあるため、世界中の石油会社の開発・増産意欲は著しく減っています。 Fedの利上 […]
[2023/06/27 日本経済新聞]衰えぬ金投資、ETFは3カ月連続資金流入超 金(ゴールド)への投資に衰えが見えない。現物の金を証券化した上場投資信託(ETF)は5月まで3カ月連続で流入超となった。世界経済の減速懸念が「安全資産」とされる金の買いにつながった。ロシアのウクライナ侵攻など地政学リスクの高まりで世界の中央銀行が米ドルの代わりに金の保有を増やしていることも、投資対象としての存在感を高 […]
あなたはグリーンコモディティというのをご存知でしょうか。 世界支配者層が脱炭素社会実現というスローガンを半ば強引に押し付けるなか(笑)、最終顧客、メーカー、政府は二酸化炭素排出量の少ない方法で生産された資源・素材(グリーンコモディティ)を好むようになっています。 グリーンコモディティの生産は容易ではありません。不純物の少ない高品位の鉱石が必要ですし、温室効果ガス排出量の少ない製精錬が必要です。これ […]
今回、アボマガ・エッセンシャルではあるエネルギー中流会社について扱っています。 エネルギー中流会社とは、石油やガスの処理、輸送、貯蔵、販売を行う会社のことです。米国ではパイプライン輸送は規制事業で、事業を行うには当局からの承認が必要です。 エネルギー中流会社は、インフレ時でも安定して増えていく配当収入を得たい人たちにとってぴったりの投資対象です。 エネルギー中流会社は手数料ビジネスです。配当の原資 […]
2020年代、それは太陽光発電の時代。 太陽光発電は風力発電に比べて世界的に普及が遅れていましたが、その大きな理由の一つは銀の使用により太陽電池(太陽光パネル)の製造コストが高い状況が続いたためでした。 銀は太陽電池の表面のシリコンウエハーにペースト状に塗られることで使用されます。シリコンウエハーに直射日光が当たると光電効果によりマイナス極とプラス極が形成され、電子が導線を伝わって移動するようにな […]
昨日のOPECプラスの追加減産発表は、市場にとって不意を突かれた格好となりました。 原油価格は急伸し、ブレント原油は1バレル85ドルに乗せました。アボマガ・エッセンシャルで紹介している石油関連銘柄も5%程度値上がりしました。 今年末まで日量200万バレルを減産するという現行の方針を維持したまま、7月以降に日量160万バレル程度の減産が加わることで、合計で日量366万バレルの原油減産となるようです。 […]
近年、日本で毎年のように、夏と冬の電力需給逼迫懸念が叫ばれるようになりました。 電力需給、23年夏も逼迫懸念 東電管内の7月予備率3%https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUA291HN0Z20C23A3000000/ 2018年には北海道で胆振東部地震が起き、電力需給の急激な逼迫と電力系統の大混乱により、北海道全域で日本初の広域大停電(ブラックアウト)が起きま […]