イエローカントリー カザフスタン

アボマガ・エッセンシャルの記事作成でカザフスタンについて触れる機会があったので、ブログでも書いておきます。

カザフスタンは資源国で、石油、天然ガス、鉱業、農業、冶金・金属加工が主要産業となっています。

特に原発の燃料であるウランの生産量は世界全体の半分以上を占め、2位のカナダを大きく引き離して世界トップです。

カザフスタンは2000年代の石油を始めとしたコモディティ価格の上昇期に経済が大きく成長しました。

2010年代前半の石油価格下落期に経済規模は縮小しましたが、2010年代後半から現在にかけて経済規模は堅調に伸びています。

カザフスタンを調べていて驚いたのは中央銀行の金準備の多さです。リーマン危機以前にほとんど金準備はありませんでしたが、2010年代から脱ドル化の先鞭をつけたロシアと歩調を合わせて金準備を本格的に増やしてきました。

昨年から今年にかけて金準備の売却が目立ちますが、それでも準備資産3.45億ドルのうち56%にあたる1.92億ドルは金準備です。この金準備の割合の多さは世界で11番目です。

IMFによれば、外貨建て短期債務残高に占める準備資産(外貨準備+金準備)の割合は186%あり、十分な額の準備資産を持っていると言えます。また政府債務残高は名目GDPの23%に過ぎません。

現在、原油価格は需給緩和への懸念から1バレル70ドル割れしており、カザフスタン経済は短期的に試練を迎えそうです。

でもEV、再エネの原料に必要な鉱物やそれを生産するためのエネルギー需要はこれから増えます。

再エネだけでは電力需要を賄いきれないことから、米国エネルギー省は脱炭素のために2050年までに世界の原発の発電容量を3倍に増やすと表明し、日本や欧州各国を含め多くの国が賛同しました。

中国やインドをはじめ新興国でも原発の建設は進んでおり、世界は原発の増設で歩調を合わせているようです。そうなればカザフスタンはウラン輸出で大儲けできます。

★本日はアボマガ・エッセンシャルの配信日です。

カザフスタンなどの新興国・途上国で運営する銘柄のフォローアップです。現地通貨建ての売上が毎年17%以上のペースで伸びており、カザフスタンでは21%成長という高成長企業です。キャッシュレス決済などデジタル分野の成長という追い風がこれから強まっていきます。

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