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社会的証明とは

   今回はロバート・チャルディーニ氏が人間心理の基本的原理として提唱した6種類の心理的原理のうち、社会的証明についてです。

社会的証明とは何か

   社会的証明とは他人の行為や大々的に報じられた情報などによって、その後の私たちの行動や判断が影響を受けてしまう人間の心理的原理のことです。


   例えば次のようなものがチャルディーニ氏が言うような社会的証明です:


  • コンサートで観客の一部が拍手をすると、つられて残りの大勢の観客も拍手を行う
  • SNSで多くの人が「いいね!」している友人の投稿を見るとこちらも「いいね!」してしまう
  • 犬嫌いの子供に犬と楽しく遊んでいる同じくらいの年齢の子供の映像を見せると、犬好きになりやすくなる
  • 有名な大企業に対して安心して投資を行う投資家

   このように一つの行動や情報を真似たり、鵜呑みにしたり、何らかの形で影響を受けて行動に影響を与たり...こうした人間心理の性質を総称して社会的証明と言うのです。


   上の二つの例を見れば想像がつくように、社会的証明は無意識のうちについつい従ってしまう強力なパワーをもつ原理です。


   私たち人間は昔から生存のために集団や社会の中で生活することを選択してきた生き物なので、他人の行動をそのまま真似ることが自身の生存のために有利に働くと本能的に理解してきたとしても不思議ではありません。 よって社会的証明が強力なパワーをもつことには納得できます。


   特に日本人は周囲の目線を気にしたり長いものに巻かれたりといった、個人よりも集団秩序の優先する国民性があるため、周囲の影響を受けやすくより社会的証明が働きやすいと言えるでしょう。


   また社会的証明は状況によって、プラスに働くこともあればマイナスに働くこともあります。


   例えば上のようなコンサートやサッカー観戦のように、場全体を盛り上げる作用として社会的証明はプラスに働きます。 しかし有名企業や株価が上昇している株についつい投資してしまうといった、マイナスの働きがあることも忘れてはいけません。


   社会的証明のパワー、そしてプラスに働くこともあればマイナスに働くこともあることを十分に理解することが大切です。 特に常識といった類は基本的に社会的証明が働いて正しいと信じ込まれているに過ぎないので、注意した方が良いでしょう。

情報化社会では社会的証明が大きく働く

   この社会的証明ですが、現在の情報化社会においてはとりわけ大きく働いています。 これは私たちは自分の身を自分で身を守るためにも、情報化社会における社会的証明の力を常に頭に入れておくことが大切であることを意味します。


   ネット上ではブログなどが爆発的な人気を得ることがあるのは皆さんご存知の通りでしょう。


   こうしたブログの人気の広がりは、まさに社会的証明の例です。 利用者の共感や好感といったものが他の利用者にも伝搬していって、その結果爆発的な人気を獲得していくのです。


   ブログに限らず、ネット上に存在するニュースや動画といったあらゆる情報が社会的証明の原理によって瞬く間に広がっていくのです。


   ネット上での情報の広がりは共感、好感といった人間的な感情によるものが大きい。 ということは別の見方をすれば、ネット上に大きく広がっている情報は必ずしも真実や有益な情報ではないということです。


   人間心理は非常に非合理な側面も持っています。 だから憶測やデマ、プロパガンダといった害悪な情報も、閲覧者はそれと気づかずに平気で伝搬しやすいのです。


   よく情報リテラシーを高めることが大事だと言われますが、その根本には社会的証明や人間心理の根本的な欠陥が大きく関わっているのです。


   ネット社会に生きる私たちは、こうした人間心理が引き起こす間違った情報の広がりに影響されないためにも、ネット上における社会的証明の力を常に頭に入れながら情報を疑ってみる目が大切になるのです。

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