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権威性とは
今回から6つの心理の5つ目である権威性(Authority)の説明を行っていきます。 権威性とは自分よりも地位や権力が高い人、また専門知識を有している人の発言や行動を無意識のうちに従ってしまう人間の性質のことです。
例えば医者のような専門家に対して権威性が働きます。 私たちは風邪を引いたり病気の疑いがあるときに、病院に行って医師の方に診てもらいます。 このとき私たちは医者の診断内容な処方された薬をそのまま受け入れることでしょう。
何故なら彼らは医療の専門家だからです。 彼らは医療に関して私たち一般人とは比べ物にならないほどの医療の知識、経験を保有しています。 医療に関していえば、彼らは私たちにとって雲の上の存在です。 ステータスが圧倒的に上なわけです。 このとき権威性が働いて、医者の診断内容を疑うことなく信じてしまいます。
医者以外にもいろいろな専門家が私たちの目に映ります。 例えばニュースを見れば経済、金融の専門家が景気予測や株価予測などをしています。 スポーツコーナーが始まれば、サッカーの試合に対して元サッカー選手が解説を行っています。
彼らの意見を聞くと、テレビの前の私たち視聴者はついつい経済の専門家や元サッカー選手の意見をついつい「確かにそうだよなぁ」と頷いてしまいます。 このとき私たちには無意識のうちに権威性が働いているのです。
また専門家でなくても、もっと身近な人間に対しても権威性は働いています。 例えば仕事の上司です。 仕事で資料を作成しているときにわからない点があり上司に質問します。 上司から「こういう風に書けば良いよ」とアドバイスされると、例え誤ったアドバイスであったとしても上司のアドバイスを真に受けてしまいがちです。
このように私たちの頭には常に権威性が潜んでいます。 頭の中に医者や上司など自分よりもランクが上の人がインプットされると、私たちは無意識のうちに彼らの発言が正しいと連想してしまうのです。
私たちはあらゆる物事を比較してしまう生き物です。 友達が自分よりも高い時計をしていたら、その友達をうらやましく思ってしまいます。 友達が夏休みに彼女と沖縄に旅行に行ってきたと言われると、彼女がいない自分は劣等感を感じてしまいます。
それと同様に私たちは自分のステータスと相手のステータスを比較してしまいます。 自分よりもステータスが上の人を見ると、私たちは彼らが自分よりも努力をしてきた、知識や経験量が豊富だと感じてしまいます。
単純にステータスが上だけだからという理由で「すごい」と思ってしまうこともあるでしょう。 「私の意見よりも彼らの知識や経験に裏付けられた意見の方が信憑性が高い」 「すごい人が言っているのだから間違いない」 とつい思ってしまいます。 そのためステータスが上の人の意見をつい正しいと考えてしまいます。
もちろん自分たちよりもステータスが上の人の発言や行動がすべて正しいなんてことはありえないです。 医者だったら医療過誤があります。 経済、金融の専門家なら経済や株価の予測が外れることが頻繁にあります。 上司なら言わずもがなです。
最悪の場合は権威性の悪用によって悲惨な結果を招く場合すらあります。 オウム真理教による地下鉄サリン事件なんてまさに恰好の例です。 教祖という宗教の最高位の人の指示によって、地下鉄サリン事件は起こりました。
普通に考えれば「地下鉄にサリンを撒いて人を殺せ」と言われても絶対にしないはずです。 してはならないことだと一瞬で認識できるからです。 しかし教祖という、その宗教の最高権威の人間による指示は私たちの理性をも超える力を持つのです。
このようにどんなに正しくないことでも、権威性によって私たちはステータスが上の人の意見を正しいと思い込んでしまうのです。
投資メルマガ「アボマガ」
少子高齢化が進む中、一向に経済が浮揚しない日本において、現行の年金制度だけでは必要最低限の老後生活を送ることすら厳しいことが明るみになりました。老若男女問わずすべての日本人は、生涯にわたって先行きの見えない状況下で生きざるを得ないという、衝撃的な時代を迎えているのです。
こうした時代に経済的に生き残るためには、年齢問わず、資産運用を通じたじぶん年金を早くから形成しておくこと以外に方法はありません。
私はこうした考えに基づき、2014年から長期投資を始め、現在まで粛々と将来を見越したじぶん年金作りに取り組んできました。
情報の洪水でどの情報を信じれば良いのかわからない現在、インターネットで調べた断片的情報をもとにした付け焼刃的な知識で資産運用しても、うまくいくはずがありません。
アボマガではじぶん年金づくりに役に立つ情報を毎週お届けしています。アボマガにご登録されじぶん年金づくりをいますぐに始められるか、それとも将来への不安を抱えながらインターネットという出口のわからない森の中を再び彷徨い出し、じぶん年金づくりを遅らせるのか。
それを決めるのは、あなた次第です。
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