- 2024年5月20日
米国でコアインフレ鈍化?でもスーパーコアインフレ率は伸びている
4月の米国のインフレ率が鈍化したことに、市場はぬか喜びしています。 Fedが年内利下げに踏み切るとの見方を強めたことで、株高となり、世界株式は過去最高値を更新しました。 食料・エネルギーを除いたコアインフレ率が低下し続けていることを市場は好感しています。 しかしそれでも4月のコアインフレ率は前年同期比3.6%と、インフレ目標2%には程遠い大きさとなっています。 コアインフレを細かく見ると、商品価格 […]
4月の米国のインフレ率が鈍化したことに、市場はぬか喜びしています。 Fedが年内利下げに踏み切るとの見方を強めたことで、株高となり、世界株式は過去最高値を更新しました。 食料・エネルギーを除いたコアインフレ率が低下し続けていることを市場は好感しています。 しかしそれでも4月のコアインフレ率は前年同期比3.6%と、インフレ目標2%には程遠い大きさとなっています。 コアインフレを細かく見ると、商品価格 […]
米国の超過貯蓄(余剰貯蓄)が今年3月に消失したことを、先日フィラデルフィア連銀が発表しました。https://www.frbsf.org/research-and-insights/blog/sf-fed-blog/2024/05/03/pandemic-savings-are-gone-whats-next-for-us-consumers/ 超過貯蓄とは、コロナパンデミックのときに米国政府が家 […]
ゴールデンウィーク連休中に金融をめぐる様々な大きな動きがありました。 最も注目が集まったのは財務省・日銀による為替介入だと思いますが、私はそこまで関心がありません。 財務省・日銀にとって円安がメリットである以上、一時的なガス抜きに過ぎないことは明白ですから。 彼らは「為替相場の過度な変動を容認しない」とは言ってきましたが、「円安を容認しない」とは一言も言っていません。 それよりも遥かに重要なことは […]
3月から「謎の金高」が続いています。 ドル建て金価格は連日最高値を更新しており、先週金曜日に1オンス2330ドルを初めて突破しました。 新興国通貨を中心に、他の通貨建てでは概ね2022~23年に2020年の金価格の最高値を更新し、その後変動がありながらも上昇相場を続けてきました。 円建て金価格は近年ずっと値上がりが続いています。2021年から通貨安が進み、3年連続で主要通貨のなかで「最弱通貨」とな […]
[2024/03/11 ロイター]インドのモディ首相、150億ドルのインフラ事業表明 総選挙控え 5月までに予定される総選挙を前に、再選を狙うインドのモディ首相はインド各地を訪問し、総額150億ドル規模のインフラ事業を発表した。 モディ氏は4─6日に南部テランガナ州とタミルナド州、東部のオディシャ州、西ベンガル州、ビハール州を訪問した。インド経済を現在の世界第5位から3位の規模に押し上げるとし、各 […]
最近、経済・金融分野の「大本営発表」が目立つようになってきました。 日経平均の高騰、賃上げ、経常黒字、貿易赤字の圧縮といった出来事に仰々しい見出しが付けられることが増え、さも経済成長の好循環が回り始めたかのような印象を日本国民に与えようとしています。 先週、日銀がマイナス金利を解除したときの報道には驚きました。 「マイナス金利解除」「17年ぶりの利上げ」「大規模緩和は役割果たした」といった見出しが […]
今月1日にシカゴ大学の金融政策を巡る会合に出席したFedのウォラー理事が、今後の量的金融政策の在り方について聞き捨てならない発言をしました。 彼の発言内容は次の通りです。 ・バランスシートを巡る計画は流動性レベルを適切にするためのものである ・バランスシート縮小ペースを変更するタイミングは、政策金利のいかなる変更からも独立して決定される ・Fedによる住宅ローン担保証券(MBS)の保有がゼロになる […]
先週木曜日、日経平均株価が1989年12月29日につけた取引時間中の最高値38,957円44銭を34年2カ月ぶりに更新しました。 熱狂ムードというよりは、史上最高値の更新は夢にも思わず、感慨に浸った人が多い印象で、そこまで騒がしくない雰囲気のなかで最高値更新となりました。 報道の通り、日本株を買っているのは海外投資家です。日本の個人投資家は米国株・世界株にしか目がないどころか、日本株をここ数か月間 […]
[2024/02/08 日本経済新聞]23年の経常黒字、9割増の20.6兆円 資源高一服で輸入減 財務省が8日発表した2023年の国際収支統計(速報)によると、貿易や投資などの海外との取引状況を表す経常収支は20兆6295億円の黒字だった。前年比で92.5%伸びた。資源高の一服で輸入額が減ったことに加えて、自動車などの輸出が好調で貿易赤字が縮小した。 私はこれを見て「大本営発表」かと思いました。 […]
銀行不安が再燃しています。 米国の地銀であるニューヨーク・コミュニティ・バンコープ(NYCB)と日本の地銀であるあおぞら銀行が、先週発表した最新四半期決算で最終赤字を報告して市場を驚かせました。 いずれも米国の商業用不動産ローンの一部が焦げ付き、多額の引当金を計上したために、最終赤字となりました。 ドイツ銀行も最新決算で米商業用不動産関連の引当金は1億2300万ユーロと前年同期の4倍に膨らみました […]