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不動産市場

  • 2022年10月31日

3期目を迎える習近平国家主席は、ゾンビ企業淘汰に踏み切るか

先週26日に投稿したブログ記事で次のように書きました。 [幣ブログ]米中で「経済的山火事」の準備が整いつつある? 中国では今月22日に閉幕した党大会で、これまでゼロコロナ政策と不動産市況悪化により冷え込んでいった景気を金融緩和や財政出動により下支えしてきた、李克強首相をはじめとした経済・金融の責任者が軒並み事実上の引退決定または降格となりました。 江沢民氏、朱鎔基氏は党大会に姿を見せず、胡錦涛氏は […]

  • 2022年9月14日

幻想からの目醒め:不動産市場の破壊がインフレ退治の必要条件

[2022/09/14 ブルームバーグ]【米国市況】株が急落、CPIショック広がる-ドルは144円台半ば 13日の米株式相場は大幅反落。幅広い銘柄が売られ、S&P500種株価指数は約2年ぶりの大幅な下げとなった。8月の米消費者物価指数(CPI)が予想を上回る伸びを示したことから、米連邦公開市場委員会(FOMC)が来週の会合で大幅利上げを実施するとの観測が一段と強まった。 全面安の様相となり、中でも […]

  • 2022年7月25日

現在の商品価格の調整は「インフレ対策のための資源銘柄購入の最後の買い機会の始まり」か

最近、資源市場は大きく変調しています。2020年春のコロナショックを大底に、中央銀行の量的緩和政策再開、鉱山の生産活動再開の遅れ、サプライチェーンの混乱もあって資源価格は大幅に上昇してきました。 しかし今年3月頃から現在にかけて、工業用金属価格は軒並み3~4割程度急落し激しい調整となりました。すでに昨年7月に激しい調整があった鉄鉱石は比較的マシですが、これまで大きな調整に見舞われなかったアルミ、銅 […]

  • 2022年4月4日

米国債の逆イールドと上海ロックダウンで景気悪化懸念が高まり始める

2022/04/04に配信した有料版記事[アボマガ No.207]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 市場に関して少し気になることがあります。それは今後の世界景気の減速です。   先月の終わりに米国債5年-10年スプレッドや2年-10年スプレッドがマイナスに転じ、将来の景気後退の前 […]

  • 2021年12月13日

インフラ・住宅市場拡大のビッグウェーブに乗ろう

2021/12/13に配信した有料版記事[アボマガ No.193]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 皆さまは、インフラ市場と住宅市場拡大の大きな波が訪れつつあることにお気づきでしょうか。   欧米ではインフラの老朽化、特に幹線道路や橋の老朽化が進み、維持補修や建て替えを数十年かけ […]

  • 2021年12月11日

中国不動産市場が揺れる中で人民元安ドル高政策を取る米中

12月9日、中国恒大集団が一部ドル建て社債の利払いを猶予期間を過ぎても行えず、ようやく一部債務不履行に陥りました。   同じく中国の不動産開発会社である佳兆業集団も、同日に一部債務不履行となりました。   この報道に市場は反応なしでした。債務不履行のリスクは市場で広く認識されており、単に個別企業の債務不履行に過ぎないと考えられているためです。中国の銀行が多額の貸倒引当金を計上していることが安心材料 […]

  • 2021年12月9日

住宅バブル崩壊が米国民を救う?

皆さんはバブル崩壊について、どのようなイメージを持っているでしょうか。   普通の人は、バブル崩壊に対して悪いイメージ、暗いイメージを持っていることでしょう。   バブル市場に参加していた人々がパニックに陥り、多額の損失を出すことだけにとどまりません。金融機関はリスク回避のため貸し渋り、貸し剥がしに舵を切り、財務状況の悪化した企業や金融機関は次々と倒産し、不況に陥ります。失業者が増え、消費は冷え込 […]

  • 2021年9月27日

中国恒大集団の破綻確定、習近平政権は「共同富裕」実現に向けて不動産市場を見殺しにする

[アボマガお試し版 No.181]中国版リーマンショックは起きるのかの記事(一部)です。2021/09/27に配信したものです。 アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。→ご登録はこちら 恒大の債務不履行・経営破綻は確定した未来である 恒大は1996年創業の中国三大不動産会社の一つです。残る2つは碧桂園(Country Garden)と […]