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投資

  • 2024年4月2日

物価高に負けない最強の資産形成方法

1980年代後半のバブルの頃は、家計も「財テク」に沸き、短期的な利益追求のため頻繁に売買していました。 ところがいまのバブルでは購入額は急増していますが、売却額は非常に少なく、買い越し額は35年前の倍以上あり、最高水準にあります。 物価高で現預金が目減りしていくリスクに備え、インフレヘッジのために家計は株式保有を増やしているそうです。 投資の教科書には、米国株や世界株の積立投資を20年、30年と続 […]

  • 2024年3月26日

DOE(Dividend on Equity、株主資本配当率)をご存知ですか?

突然ですが「DOE」という言葉をご存知ですか? この前日経の記事を見ていたらこの略語に出くわしました。 DOEは「Dividend on Equity」の略で、日本語では株主資本配当率と呼ぶそうです。 何でも、日本企業のなかに、配当の最低額を保証したり、減配幅を小さくするために、配当政策を配当性向に基づくものからDOEに基づくものへと変更している企業が出てきているとか。 エーザイは2007年にはD […]

  • 2024年3月12日

個別株を分析し、投資判断できる能力は、極めて大きな価値を持つ

昨日の内容の続きです。 現在の米国株は、25年ほど前のインターネットバブルの頃と同じく、一部のテクノロジー株に資金が集中的に流入して強気相場を形成しています。 テクノロジー株は金融緩和マネーと生成AIブームにより支えられたもので、軒並み割高です。一度崩れ出すと大きな調整は避けられません。 S&P500に連動する投資信託やETFに投資して分散投資しているつもりでも、一部テクノロジー銘柄が大き […]

  • 2024年3月11日

バブル≠全銘柄がバブル

3月も中旬に入りました。時の流れは本当に早いですね。 3月と言えば、4年前にコロナショックが起こり株価が暴落したことをご記憶の方は多いと思います。 24年前に当時のインターネットバブルが弾けたのも3月からでした。2020年3月にバブル崩壊が始まり、同年9月に本格化し、2002年9月まで続きました。 大半の人はバブル崩壊と聞くとすべての株式が一斉に下落したと考えがちです。 ただインターネットバブル崩 […]

  • 2024年2月26日

キャッシュフローを見て銘柄を探し当てる確率を高める

アボマガでは利益でなく、キャッシュフローを常に重視して銘柄の分析をしています。 利益は会計上の数字でしかありませんが、キャッシュフローは企業の現状を如実に反映します。 キャッシュフローは投資や買収の原資であることはもちろん、配当、自社株買い、負債返済のための原資でもあります。 キャッシュフローが豊富であるかどうかを見るだけで、株主還元をどれだけ継続できるかどうか、財務の心配はないかどうか、すぐにわ […]

  • 2024年1月29日

流行に乗らず、地道にファンダメンタルズに基礎をおいて投資することの大切さ

AIブームが続いています。エヌビディアの株価は600ドルを超えて尚も上昇中です。 これまで企業は費用削減、収益性改善というやや後ろ向きな理由でAIを導入してきましたが、今年以降、売上を伸ばし、成長するための前向きなAI導入が本格化していくとみられています。 アボマガ・エッセンシャルではAI関連銘柄をいくつか紹介してきました。 と言っても最初からAI目当てで紹介したのではありません。AIと関係なく、 […]

  • 2024年1月16日

配当の原資である現金収益を創出できる企業に投資していますか?

昨日のブログ記事で、高配当利回りの株は減配・無配リスクが高く、トータルリターンが悪くなりやすいことをお話ししました。 今年から新NISAが始まりましたが、NISA経由の個別株投資では高配当株が人気と言われます。 新NISAでは非課税機関が無期限となり、配当所得も非課税のため、高配当株への投資はますます増えそうです。 日本の高配当株の代表的なETFに「NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連 […]

  • 2024年1月15日

3年でトータルリターン280%の銘柄も発掘できたけれど

長期配当再投資メルマガのアボマガは、おかげさまで2023年8月をもってサービス開始から5年を迎えました。現在は6年目です。 5年以上も米国株やADRを紹介していれば、配当再投資による株数増を考慮したトータルリターンが大きくなった銘柄もあれば、悪い銘柄もあります。 現在36銘柄を紹介しています。このうち昨年末時点で紹介から3年以上経過した銘柄は21あります。 どんなに良い銘柄に割安で投資しても、1~ […]

  • 2023年11月27日

新NISAで米国株長期投資をする際の注意点

[2023/11/21 日本経済新聞]NISAなのに課税? 配当は受け取り方式に注 「憧れの配当生活」「今こそ配当株投資」――。来年始まる新NISA(少額投資非課税制度)を機に「配当金」が改めて注目を集めている。株式投資のリターンは売買益と配当収入に大別できるが、どちらもNISA口座での取引なら、通常なら差し引かれる20.315%の税金がかからない。・・・問題は配当金の受け取り方法の設定だ。証券口 […]

  • 2023年10月10日

売買益目当ての投資は時代遅れだ

米国の長期金利(米国債利回り)が5月以降ほぼ休まずに上昇し続けてきました。 10年物の利回りは2020年のボトムでは0.5%程度でしたが、現在は4.8%近くあります。 30年物の利回りは2020年のボトムでは0.6%程度でしたが、現在は4.9%以上あります。 米国債利回りが0%台からここまで上昇するということは、米国債価格が大暴落しているということです。 10年物米国債価格は2020年3月のピーク […]