流行に乗らず、地道にファンダメンタルズに基礎をおいて投資することの大切さ

AIブームが続いています。エヌビディアの株価は600ドルを超えて尚も上昇中です。

これまで企業は費用削減、収益性改善というやや後ろ向きな理由でAIを導入してきましたが、今年以降、売上を伸ばし、成長するための前向きなAI導入が本格化していくとみられています。

アボマガ・エッセンシャルではAI関連銘柄をいくつか紹介してきました。

と言っても最初からAI目当てで紹介したのではありません。AIと関係なく、単純にキャッシュフローを安定して長期的に伸ばせ、継続増配可能で、長期的に会員様の資産価値と受取配当金を複利で増やしてくれることを期待して紹介しました。

AIとは無関係に紹介したいくつかの銘柄が、何年か経って実はAI市場拡大の大波に乗れる可能性があり、その期待から最近やけに株高が進んでいるのが現状です。

AI関連銘柄と聞くと無配の成長株を思い浮かべる人が多いと思いますが、私が紹介しているのは大半が配当目的で紹介したバリュー株です。

そのうちの一銘柄は5年以上前に紹介し、当時配当利回りが5%以上あった高配当銘柄です。

当時は成長期待が全然ないどころか、もう成長は無理で衰退し続けるのではないかと悲観的に見られていました。

私も短期での大きな成長は期待せず、高い配当利回りで配当再投資しながらじっくりと資産価値と配当が増えれば良いや程度に思っていました。

ところがAIブームで昨年の後半からやけに株価が値上がりし、紹介時からのトータルリターンは108%にまで達してしまいました。

株価は紹介時から62%の上昇に過ぎませんが、高配当利回りで配当再投資を続けて株数が複利で増えたことで、トータルリターンは100%を超えてしまったのです(もちろんドル建てです)。

資産価値が倍になったたけでなく、配当もたっぷりもらうことができるという、贅沢な状況になってしまっています。

しかも株価FCF倍率(株価÷1株当たりフリーキャッシュフロー)は15倍に満たないので、割高とは程遠い状況にあります。

画像ソース: Stock Rover(有料)

これから何が言えるのでしょうか?それはブーム、流行を追い求めて投資するのでなく、ファンダメンタルズに基礎をおいた投資を早くから実行することが大切だということです。

私が行っていることはただ一つです。

それはファンダメンタルズ、とりわけキャッシュフローに着目して、会員様の資産を長期で増やしてくれるかどうかという視点のみに焦点を合わせて銘柄を探し、良いと思った銘柄を割安だと思ったときにできるだけ早く紹介するということです。

私がしているのはこうした地道な作業の繰り返しであり、ブームに乗って一儲け、大儲けしてやろうという傲慢・強欲・下劣な姿勢で銘柄を紹介することは一切ありません。

こうした地道な作業をしてきたなかで、AIブームにたまたま乗れただけに過ぎません。でもブームに乗る前に割安価格で紹介できたので、大きなリターンに結び付きました。

流行など無視して、ファンダメンタルズの優れた銘柄を愚直に探し求めて割安ならさっさと投資する。こうした地味な活動を何年も継続することで、5年、10年、20年先に投資の神様は微笑んでくれるのでしょう。

私はそう、信じています。

★本日はアボマガ・エッセンシャルの配信日です。

昨年に株価が95%値上がりしたアボマガ紹介銘柄のフォローアップです。アボマガ・エッセンシャル会員様には株価の大底付近で買い推奨しました。

AI市場の膨張で恩恵を受けるこの銘柄は、3年前に就任した新CEOのもとで競争力を急速につけており、最大のライバルに追いつき、一気に追い越すほどの勢いがあります。

4~5年後に純利益は昨年の10倍ほどになりそうです。

アボマガ・エッセンシャルにご登録されると、この記事をご覧いただけます。さらに特典として「配当収入を増やすための資産形成・ポートフォリオ構築」に関する記事を配信致します。

→アボマガ・エッセンシャルについてもっと詳しく