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CATLが中国EV市場の心臓部を独占しようとしている?

2018/02/14

 

【2018/02/13 ブルームバーグ】中国が猛スピードで狙うEV覇権-陰で支える最強の無名電池メーカー

 

自動車業界の次世代を担う世界的企業が、茶畑の広がる中国南東部の小さな都市で生まれている。電気自動車(EV)向け電池を生産するこのほぼ無名の企業は、13億ドル(約1400億円)を投じて工場を新設する計画だ。完成すれば米テスラを上回る生産能力を持つことになる。

 

福建省寧徳に本社を置く寧徳時代新能源科技(CATL)というこの企業は、世界最大のEV市場である中国で既に大手EVメーカーに最も多くの電池を供給している。ゴールドマン・サックス・グループなどが引き受け業務を担当する新規株式公開(IPO)で調達する資金は、欧米での事業拡大に充てる考えだ。

 

ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ファイナンス(BNEF)によれば、CATLはこの新たな組立ラインにより生産規模を5倍に拡大し、EV向け電池メーカーとしてテスラや中国の比亜迪(BYD)、韓国のLG化学を上回って世界最大手になる。中国は2025年までに新エネルギー車の販売を7倍に増やし、化石燃料を動力源とする車を段階的に廃止することを検討している。

 

 中国政府公認の「ホワイトリスト」のトップに君臨するのがCATL。世界最大のEV市場である中国でCATLがEVの心臓部・車載電池をほぼ独占する可能性も否定できない。

 

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CATLが中国EV市場の心臓部を独占しようとしている?

 「ホワイトリスト」というものがあります。

 

 これは中国政府公認の電池メーカーが並ぶ一覧表の俗称のことで、上位10社はすべて中国企業で占められています。パナソニックやLG化学、サムスンといった海外勢は枠外に押しやられているといいます。
【2016/06/04】Sudden closing of Chinese battery market to foreign suppliers is grounds for concern

 

 中国政府は2025年までに電気自動車含む新エネルギー車の新車販売台数700万台達成を目指すべく、2019年から電気自動車を含む新エネルギー車に対する環境規制を導入する予定です。

 

 これは自動車メーカーに対して、すべての生産販売台数に対して一定比率以上の新エネルギー車の販売を義務付けるものです。比率は2019年は10%、2020年は12%です。一定比率を達成できなかった自動車メーカーはNEVクレジットという仕組みを通じて金銭的ペナルティを課されることになります。
【2017/09/29 日本経済新聞】中国、新エネ車19年に10% メーカー対象、製造販売で義務付け

 

 この環境規制に関し、中国政府は各メーカーに対して、中国側が策定した基準を満たした電池を採用しない限り、新エネルギー車としてはカウントしないと通達していると言われています。

 

 つまり世界最大のEV市場である中国で日本や欧米の自動車メーカーがEVやPHV等を製造・販売するには、「ホワイトリスト」に載った中国企業が生産した車載電池を搭載しなければならないことを示唆します。

 

 中国市場において、EVの心臓部とも言える車載電池を中国メーカーに握られているのです。

 

 この「ホワイトリスト」のトップに君臨するのが、CATLです。

 

 下図の1番目はFTによる、2020年までの車載リチウムイオン電池の生産規模の見積もりです。2番目はリチウム資源開発会社Orocobreによる、2020年までの車載リチウムイオン電池生産「拡大」規模の見積もりです(1番目の図はストック、2番目の図はフロー)。

 

FTとOrocobreによる2020年までの世界の車載電池生産規模予測

左画像ソース:FT

右画像ソース:Orocobre ※PDFファイル

 

 FTの予測は保守的、Orocobreの予測は強気なものですが、いずれの予測でも中国電池メーカーはCATLのほぼ一強になると見ている点で一致しています(CATLは次点のLishenより2.5-5.0倍程度の生産規模を持つと考えられている)。

 

 最初に引用したブルームバーグの記事によれば、現在計画されている車載電池生産設備拡大規模は中国が130.4GWh、その他の国々が42.4GWhあります。

 

 以上を総合すると、CATLは世界の車載電池業界において相当大きな影響力を持つことが予想されます。中国車載電池市場をCATLがほぼ独占する可能性もゼロではありません。

 

 

 以前、日経の一面でマツダ、ホンダ、日産、トヨタといった日本の自動車メーカーがこぞって中国市場に参入するという報道が出ました。
【2018/01/24 日本経済新聞】日本車、中国へ一斉にEV

 

 一見華々しい報道ですが、他方でCATLの社員が最近日本の自動車メーカーによく出入りしているという報道も日経の紙面でみかけました。

 

 日本の自動車メーカーがCATLという車載電池メーカーに翻弄されていく可能性はちょっと無視できませんね。

 

 

 最後に、CATLが車載電池市場で大きな力を握りそうだということは、CATLをクライアントに持つ企業は今後長期での成長が期待できるかもしれない、ということでもあります。

 

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