- 2025年1月21日
投資家は市場の大混乱で強く逞しくなれる
先進国の長期金利の上昇で、世界中の株価が下落傾向にあります。 いまの市場参加者、市場関係者に長期金利の止まらない上昇を経験したことのある人たちはほぼ皆無です。 グローバル化が始まった1980年代から2020年にかけて米国をはじめ世界の長期金利は下がり続けてきました。この間、インフレも概ね安定していました。 高インフレと長期金利上昇の真っ只中にあった1975年前後に市場に携わるようになった人はいまで […]
先進国の長期金利の上昇で、世界中の株価が下落傾向にあります。 いまの市場参加者、市場関係者に長期金利の止まらない上昇を経験したことのある人たちはほぼ皆無です。 グローバル化が始まった1980年代から2020年にかけて米国をはじめ世界の長期金利は下がり続けてきました。この間、インフレも概ね安定していました。 高インフレと長期金利上昇の真っ只中にあった1975年前後に市場に携わるようになった人はいまで […]
昨年12月から世界の株式市場の下げが続いています。 ドル建てで見ると米国株、日本株、欧州株、中国株、新興国株(中国除く)のすべてが下げています。 昨年9月終わりから10月初めに一時暴騰した中国株はその後下げが続き、再び弱気相場入りしています。 世界の株価の下げている表の原因は先進国の長期金利の上昇が止まらないことです。 株安に先立つ昨年9月から、米国をはじめ日本、英国、フランスなど先進国で長期金利 […]
1980年代後半のバブルの頃は、家計も「財テク」に沸き、短期的な利益追求のため頻繁に売買していました。 ところがいまのバブルでは購入額は急増していますが、売却額は非常に少なく、買い越し額は35年前の倍以上あり、最高水準にあります。 物価高で現預金が目減りしていくリスクに備え、インフレヘッジのために家計は株式保有を増やしているそうです。 投資の教科書には、米国株や世界株の積立投資を20年、30年と続 […]
米国の長期金利(米国債利回り)が5月以降ほぼ休まずに上昇し続けてきました。 10年物の利回りは2020年のボトムでは0.5%程度でしたが、現在は4.8%近くあります。 30年物の利回りは2020年のボトムでは0.6%程度でしたが、現在は4.9%以上あります。 米国債利回りが0%台からここまで上昇するということは、米国債価格が大暴落しているということです。 10年物米国債価格は2020年3月のピーク […]
・・・(引用開始)・・・[2023/04/18 ブルームバーグ]60・40ポートフォリオは時代遅れ、新体制下の戦略必要-ブラックロック ブラックロックのストラテジストらは高金利時代を乗り切る手段として、株式6割・債券4割の60・40ポートフォリオの戦略を捨て、パブリックおよびプライベート資産への投資と戦術的な債券投資を組み合わせることを提案した。 ブラックロックの調査部門、ブラックロック・インベス […]