米ドルをブリオンボールト(BullionVault)との取引に使う場合のメリット・デメリット


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米ドルをブリオンボールト(BullionVault)との取引に使う場合のメリット・デメリット

初回公開日:2016/07/08
最終更新日:2017/12/08

 

 今回は海外の銀行口座や外貨を利用してブリオンボールト(BullionVault)での金・銀投資をご検討中の方のニーズにお応えして、ブリオンボールトに資金を送金するための銀行口座と、送金する通貨によって、皆さんにどのようなメリットやデメリットがあるのかを説明します。

 

 私はブリオンボールトとは別に海外投資をしている関係上、米国銀行口座の米ドルを利用してブリオンボールトの金投資を行っています。

 

 本サイトでは海外投資に関する記事も扱っており、米ドルでブリオンボールトのご利用をご検討されている方もいるかと思いますので、そのような方への情報提供として本記事を書いています。

 

 ※本記事は、日本の銀行口座に預けている日本円を金投資資金に使うという、シンプルで一般的なご利用を検討中の方は無理して読まれなくても大丈夫です。

 

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イントロ:銀行口座と通貨の選択は口座開設前に慎重に決めてください

 ブリオンボールトではマネーロンダリング防止の観点から、ブリオンボールトへの入金、およびブリオンボールトからの引き出しに利用できる銀行口座はただ一つとなります。これは口座開設後の本人確認手続きで設定し、設定した銀行口座は以後特別な理由がない限りは変更することができません。

 

 どの銀行口座を利用するかによって手数料や送金の利便性が異なるので、できるだけコストを抑えて手間を掛けずに送金できるようにするためにも、ブリオンボールトでの取引を行う前に皆さんにとって適切な銀行口座を選択することがとても大切となります。

 

 また銀行口座の選択により必然的に送金に利用できる通貨も限られてきますが、送金する通貨によってもやはり送金時の手数料や利便性に影響を与えるので、送金用銀行口座と送金に利用する通貨を併せて考えておく必要があります。

 

 通貨の選択はブリオンボールトでの取引の自由度にも関わってきます。こうしたことからブリオンボールトで取引を行う前に、どの銀行口座と通貨を選択することがとても大切となるのです。

 

 では一体どういった銀行口座や通貨を選択すると良いのでしょうか?今回は「どの国の銀行口座を選択するのが良いか?」×「どの国の通貨を選択するのが良いか?」という広い観点から見ていきたいと思います(日本(日本円)とアメリカ(米ドル)を考えていきます)。

 

銀行口座と通貨の選択

 考えるのは次の3つの組み合わせです。

 

 

 皆さんはまずこれら3種類のメリット・デメリットを理解してどの国の銀行口座を使うのか、どの通貨を送金に利用するのかを決めると良いでしょう(本記事で紹介していない組み合わせについては皆さん自身で調べてみて下さい)。

 

 その上で具体的にどの銀行口座を利用するかを決めてもらえれば、比較的納得した口座の選択ができるのではないでしょうか。

 

 最初に結論を言うと、ほとんどの人は「日本の銀行口座×日本円」が最もおすすめです。比較的送金コストを抑えられ、なおかつ送金の手間が少ないですし、何より口座開設に必要な準備が一番少なくて済みますから!

 

 チューリッヒ以外の金・銀の購入・保管をしたい方や、米国の銀行口座をお持ちや、ブリオンボールト以外でも米ドルでの取引を積極的に利用されたい方は「米国の銀行口座×米ドル」もおすすめです。ブリオンボールトとの直悦的な送金のコストと利便性、ブリオンボールトでの取引の自由度の観点でいえばこちらの方法が最も優れています(私はこちらの方法をチョイス)。

 

 「日本の銀行口座×米ドル」は送金のコストも掛かりますし利便性も高くないので、正直積極的におすすめできる選択肢ではありません。ただしブリオンボールトでの取引の自由度が高くなるので、米国に銀行口座をお持ちでない方の一つの選択肢としてはありかもしれません。

 

日本の銀行口座×日本円

 多くの方はこちらを選択したいと思っているでしょう。個人的には米国銀行口座を持っていない方はこちらの方法が最もおすすめです。

 

 日本の銀行口座×日本円のメリットは次のようなものです:

 

  • 銀行口座開設の手間をあまり掛けずに済む(必要なのが日本の銀行口座一つであるため)
  • 両替や海外送金の面倒な手続きをせずにすぐに金投資を始められる
  • 日本の銀行口座×米ドルと比較して少額入金時の送金手数料がかなり割安
  • 純金積み立て機能も利用できる(スポット取引と比較して手数料が高くなりがちになることには注意)

 

 とにかく「手間を掛けずにスイス・チューリッヒの金地金に投資をしたい!」という方は日本の銀行口座×日本円をご利用ください。送金の手間(特に送金をするまでの一連の準備の煩雑さ)や手数料を抑えて日本円での送金を行ってくれるサービスもありますし、スイス・チューリッヒの金地金であれば日本円でも米ドルと同じような取引ができますから。

 

 ただし日本の銀行口座×日本円では次のようなデメリットもあります:

 

  • 保管料といった手数料が為替によって変動する(対処法あり)
  • スイス・チューリッヒの金地金しか購入できない(対処法あり)
  • 引き出し(出金)時の送金手数料が3500円+αかかる

 

 一番の注意は手数料に掛かる為替リスクです。ブリオンボールトでは米ドルを基軸とした手数料体系が取られているので、日本円決済では為替変動によって保管料といった手数料が変動することに気を付けてください。円高ドル安時は手数料が減るので良いのですが、円安ドル高時には手数料が増えてしまうことにはくれぐれも気を付けてください。

 

 [為替リスクへの対処法]
 実はブリオンボールト内で「日本円→チューリッヒで金購入→購入した金を売却し米ドルとして受け取る」という操作で米ドルが得られるので、この操作で保管料用の米ドルをブリオンボールト内に確保することができます。これで毎月の保管料が米ドルで支払われるので為替変動リスクを排除することができます。
 →詳しくはこちら

 

 また日本円ではスイス・チューリッヒの金地金しか購入できないことにもお気を付けください。多くの方はチューリッヒの金地金が購入できるだけでも満足できると思いますが、銀地金や他の都市の金・銀地金取引には日本円は現在決済に利用できないことは覚えておいてください。

 

 [チューリッヒの金地金しか購入できないことへの対処法]
 実は上に書いたウラ技で日本円を米ドルに両替すれば、スイス・チューリッヒの金地金に限らず、世界5つの都市の金・銀地金に投資することが出来てしまいます。興味ある方はご検討ください。ただし購入/売却ごとに毎回為替手数料が1%上乗せされることにはご注意ください。

 

 最後に引き出し(出金)時の手数料が3500円+αかかることにも気を付けてください。これは国際送金なので仕方のないことです。頻繁に引き出しを行うとかなりのコスト増になるので、ある程度まとまった金額を一度に引き出すことがおすすめです。

 

 また引き出し時には受取先の日本の銀行によっては受取時の手数料(被仕向送金手数料)が追加で掛かる場合もありますし(上のαのこと)、そもそも銀行によっては国際送金による日本円の受取に対応していない場合もあるでしょう。

 

 そのため「日本の銀行口座×日本円」を選択する場合には、国際送金による日本円での受取サービスが優れている銀行口座を選択することが極めて重要になるであろうことはご記憶ください。ブリオンボールトからの受取先として優れている銀行は次のリンク先でご確認ください。
 →「日本の銀行口座×日本円」の送金に優れた銀行口座とはどのようなもの?

 

 この方法でブリオンボールトを利用されたい方は、下のブリオンジャパンの口座開設ページから「スポット取引コース」または「積立取引コース」を選択し、申し込んでください。
 →ブリオンボールトの口座開設ページへ

 

日本の銀行口座×米ドル

 こちらはあまり積極的におすすめできる方法ではありません。ただし米国の銀行口座を持っていないけれども、為替手数料を抑えて米ドルでブリオンボールトの取引を行いたい人にとっては選択肢になり得ます。まずはメリットから:

 

  • スイス・チューリッヒだけでなく、世界5つの都市から金・銀地金を自由に購入できる
  • 保管料等に掛かる為替リスクを排除できる
  • スプレッド費用が安い
  • 為替手数料を抑えた米ドルへの両替ができる(ただし各自準備が必要)

 

 日本円とは違い米ドルだとブリオンボールトで自由に取引ができ、為替リスクも考えなくてよいというメリットがあります。米ドル取引の出来高は日本円よりも多いですので、金取引時のスプレッド費用も安くなります。さらに皆さんによる準備が必要なのですが、ブリオンボールト内で米ドルに両替するよりも圧倒的に為替手数料を抑えて米ドルに両替することもできます。

 

 とはいえデメリットも多いもので...

 

  • 海外送金が得意な銀行口座を送金先として上手く選択しないといけない
  • 適切な銀行口座や両替用口座を開設しないとかなりのコスト高になる
  • 両替や海外送金の面倒な手続きが必要となる(慣れれば大丈夫)
  • 少額入金時の送金手数料が高くなり、純金積み立てには不向き
  • 引き出し(出金)時の送金手数料が3500円+αかかる

 

 この方法はとにかくブリオンボールトに入金するまでの準備に時間が掛かることです。海外送金が得意な銀行口座の選択しないと送金トラブルの温床にもなりますし、両替や海外送金の手続きも自分で行わないといけないので面倒です。さらに適切な銀行口座や両替用口座を利用しないとかなりのコスト高になるので、口座開設前に勉強も必要になります。

 

 こうした面倒さを受け入れられない方にはこのやり方はおすすめできません。とはいえ入金するまでの準備は大変ですが、準備さえ整えばそこまで大変でもないですし、慣れてしまえばルーチンのように思えてくるはずです。何より海外送金の勉強になりスキルアップにつながるので、やる気のある方は選択肢としてありです。

 

 他のデメリットとしては、日本の銀行口座×米ドルだと入金時も引き出し時も3500円+αの海外送金手数料が掛かるのでご注意ください。特に少額入金時の送金手数料がかなり高くつくため、手数料的に純金積み立てには不向きです。

 

 どうしても純金積み立てのような取引をしたい方は、ある程度まとまった額を一度に入金し、皆さんが立てた戦略に応じて(例えば毎月末に100ドル投資するという計画に則って)適宜スポット取引を行う「疑似純金積み立て」を行うのが、コスト節約の観点からおすすめです(ブリオンボールトの自動購入機能はOFFにしてください)。

 

 「日本の銀行口座×米ドル」で取引を行うために必要な準備については次の記事をご覧下さい。
 →米ドルで取引を行うための口座開設準備方法

 

 この方法でブリオンボールトを利用されたい方は、下のブリオンジャパンの口座開設ページから「スポット取引コース」を選択し、申し込んでください。
 →ブリオンボールトの口座開設ページへ

 

米国の銀行口座×米ドル

 最後に「米国の銀行口座×米ドル」です。私はこちらを選択しています。米ドルで取引されるご興味のある方で米国の銀行口座を既にもっている、もしくは今後開設することが可能であれば間違いなくこのやり方が一番おすすめであります。メリットは次の通りです:

 

  • 入金時の送金手数料が最安。無料またはほぼ無料
  • 引き出し(出金)時の送金手数料が最安(10ドル)
  • 純金積み立て機能も利用できる
  • スイス・チューリッヒだけでなく、世界5つの都市から金・銀地金を自由に購入できる
  • 保管料等に掛かる為替リスクを排除できる
  • スプレッド費用が安い

 

 米国の銀行口座×米ドルでは、日本の銀行口座を利用する場合のメリットを総取りしたようなアドバンテージがあるのです。

 

 送金手数料が安いのは、この場合だと米ドル国内の小口送金ネットワーク(ACH、Billpay)が利用できるからです。手数料は指定した銀行に依存しますが、無料かほぼ無料のはずです。例えば私が利用しているユニオンバンクでは無料です。

 

 引き出し時は設定した銀行口座によらず10ドル掛かりますが、それでも日本の銀行口座利用時と比較すれば圧倒的に安いです。

 

 ACH(Billpay)には私たちが設定した期間ごと(例えば1ヶ月ごと)に定期的に指定した額を振り込める自動振り込み機能があるので、純金積み立て機能を利用するのも便利です。しかも入金時の手数料はほぼ無料なので、日本円で純金積み立てする場合よりも圧倒的に安い手数料で純金積み立て出来ます。

 

 ※ユニオンバンクのBillpayの利用にはChecking accountの開設が必須です!

 

 ドル建てなので世界5カ国指定可能、銀地金にも投資できること、為替リスクを排除できること、スプレッド費用が安くなることは上で話した通りです。

 

 このように「米国の銀行口座×米ドル」はメリット満載なのです。ただしデメリットはというと...

 

  • 米国の銀行口座を開設するのが面倒
  • 米国銀行口座へ送金するために、海外送金が得意な日本の銀行口座を開設する必要がある
  • 両替や海外送金の面倒な手続きが必要となる(慣れれば大丈夫)
  • 両替や海外送金で別途手数料が必要となる

 

 一番のポイントは準備が面倒だということです。「日本の銀行口座×米ドル」を行うのに必要な準備に加えて米国の銀行口座も開設しないといけないですから、海外送金の経験をされたことがない人にとっては結構大変かもしれません。しかも悲しいかな、米国の銀行口座を開設することが一番面倒なのです。

 

 またこちらの方法では、両替や海外送金で別途手数料が必要になることにご注意ください。ブリオンボールトと直接関連する手数料はこちらの方法が最も安いのですが、両替と海外送金というブリオンボールトと直接関係のない手数料を加えると、日本円で取引する場合よりも高くなる可能性があるのです。

 

 はじめから米ドルで取引を行うと、チューリッヒ以外で簡単に金・銀を購入・保管できるというメリットはあるのですが、単に手数料を減らすという目的だけのためにわざわざ米ドルを利用する必要があるかと言われれば、必ずしもイエスとは言えません。

 

 ですのでこちらの方法は、チューリッヒ以外で金・銀の購入・保管をしたい方や、ブリオンボールトでの取引だけではなく、アマゾンで米ドルを使って買い物をするとか、米ドルを別の海外投資に振り向けるとか、他の取引にも米ドルを積極的に利用したい人におすすめしたいです。

 

 チューリッヒの金だけで十分な方で、ブリオンボールトでの取引以外で米ドルや米国銀行口座を将来的にも利用する予定のない方は、準備が楽で利便性に優れ、さらに総合的な手数料も抑えられる可能性のある、日本円での取引をされるのが良いかと思います。

 

 「米国の銀行口座×米ドル」で取引を行うために必要な準備については次の記事をご覧下さい。
 →米ドルで取引を行うための口座開設準備方法

 

 この方法でブリオンボールトを利用されたい方は、下のブリオンジャパンの口座開設ページから「スポット取引コース」を選択し、申し込んでください。
 →ブリオンボールトの口座開設ページへ

 

関連リンク

 ・→ブリオンボールト(BullionVault)の口座開設前に知っておきたいこと一覧
 ・→何故いま金や銀に投資することが注目されるのか?

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