備えはお早めに:ゴールドへの備えに適した期間は着実に減っている

投資メルマガ「アボマガ」
金投資と世界株の配当再投資による複利運用を組み合わせ、インフレに負けない「じぶん年金」をつくるための情報をお届けしています。
アボマガお試し版登録フォーム(お試し版は無料)
→アボマガの詳細はこちら

備えはお早めに:ゴールドへの備えに適した期間は着実に減っている

(本記事は私のブログ記事の複製です)

 

2017/05/18

 

 【2017/05/18 ブルームバーグ】米国株:急落、ダウ平均370ドル安-トランプ政権の不透明感で

 

17日の米国株は急落。ダウ工業株30種平均の下げは370ドルを超えた。トランプ米政権を巡る問題が世界の金融市場を動揺させる中、投資家の間では6月の米利上げ見通しを再考する動きが広がった。
  S&P500種株価指数は1.8%安の2357.03。ダウ工業株30種平均は372.82ドル(1.8%)下げて20606.93ドル。ナスダック総合指数は2.6%下げた。この日、ボラティリティ指数は46%急伸した。

 

 

 17日の市場の下落自体は別に特に何も思うことはありませんが、ゴールドやシルバーの価格は上昇しており、改めて株式のヘッジとしてゴールドやシルバーは強いなと思うのが正直なところ。

 

2017年5月17日のマーケットリターン

 

 今回のマーケットの動き自体はどうでもよいのですが、世界の金融市場に暗雲が立ち込めていることは確かだと思います。それはトランプ政権がどうのこうのではなく、次のような怪しい動きがあるからです:

 

  • 世界の中央銀行の金融緩和政策の終わりが近づいてきていること
  • 過去最高のスピードで信用額を増やし続けてきた中国が金融引き締め策を講じてきていることや、経済成長に陰りが出てきたこと
  • 2017年に入ってインサイダーたちが株式を大きく売却していること

 

 最近のマーケットの怪しい動きについては以前に書いているのでそちらをご覧ください。
[2017/05/05]中国金融市況の悪化が米国株式市場の熱狂を生んでいる
[2017/04/29]中国金融当局のレバレッジ是正勧告は世界市場を溶かすかもしれない

 

 特に警戒をしたいのが、以前の記事でも書いたように中国当局が中国金融機関に対し、11月30日までに過度のレバレッジ投機を是正するよう求めていること。

 

 少なくとも1.6兆ドル程度の信用が機関投資家やヘッジファンドに流れており、世界の金融市場に流れているおそれがあるので、この日までに市場で大きな嵐が吹き荒れる可能性はなきにしもあらずです。

 

 さらにはこんな報道が。中国の大手保険会社が保険規制当局に対し、新保険商品販売に関する規制を解いてくれなければ今年の推定償還額87億ドルを全額償還できないと警告していたのだそうです。要はこの保険会社の資金繰りが急速に悪化しているということです。

 

 この保険会社は資産運用商品に多額の投資を行っている機関投資家ですので、中国当局が救済措置を取らず、現在の金融引き締めの動きを継続させるようなら、現金確保のために手持ち金融資産を売却する必要に迫られるでしょう。

 

 中国が世界金融市場の導火線に火をつけるリスクが日に日にあらわになっているように見えます。

 

 本サイトでは市場で嵐が吹き荒れてその後の世界大恐慌のおそれを考えた上で、保険としてゴールドをいまのうちに購入しておくのが良いのではないかと考えて2016年からゴールドの紹介をしてきました。

 

 現在までの中央銀行相場のあり方、それに歴史的なゴールドと各国通貨の動きのパターンから、中長期的に金価格は上昇、場合によっては何倍にも価格は上昇、最低でも将来への保険にはなるだろうと思っています。もちろんこれは口先だけではなく、私はもう予定分のゴールドを購入済みで行動にも移しています。
 【資産を守るために】金・通貨の過去、現在、未来

 

 現在の市場の動向を見る限り、現在の水準でゴールドを購入できる期間は着実に短くなっているように思えます。焦る必要はありませんが、ゴールド購入に心理的に慣れる意味でもいまのうちから少しずつ購入していくのは良い選択だと思います。

 

 ただゴールド価格が上昇し続けるかと言われれば、短期的には下がる可能性があります。以前のリーマン・ショックのときも、ドル建て、円建て問わずゴールド価格は一時的に大きく下落しました。

 

金価格推移

 

 いずれ起こるであろう世界金融市場の大暴落が起こったときも、短期的にゴールド価格は結構下がる可能性があります。というのは世界金融市場が大暴落すると、多額の借り入れを市場につぎ込んできた投機家たちが借り入れの返済のために手持ちの資産を投売りって現金確保しなければならなくなるからです。

 

 売りが売りを呼んで証券等の売却だけでは現金が不足する投機家のなかには、当然ゴールドといった貴金属も売りに出すことが考えられるので、一時的にゴールド価格がそれなりに下がる可能性があることは頭に入れておいてください。

 

 特に今回は大量の中国マネーが世界不動産市場に流れ込んでいることをはじめ、中国が金融危機の震源地になる可能性があります。中国ではここ数年上海金取引所での金現物取引が急拡大しており、金融危機により資金の返済を迫られた中国人投資家がゴールドを投げ売って金価格が下がる可能性もゼロとは言い切れませんのでご注意ください。

 

上海金取引所の出来高推移

 

 ただしまだゴールドを全くあるいはほとんど購入していない人が、金価格が短期的に急落するシナリオにすべてを賭けてそれまで購入を完全に控えるのはおすすめしません。

 

 今後世界市場の大ショックが起こってもゴールド価格が下がらず、逆に世界の大危機を感じ取った人々がゴールドに殺到する可能性だってゼロではないわけです。

 

 特に今回の金融バブルを生み出したのは世界の金融システムの最後の砦である中央銀行なのですから、リーマン・ショックとは異なり、国債や通貨の信用が毀損されてゴールド等の貴金属に世界中の資本が流れ込む可能性もなきにしもあらずです。

 

 それに一時的にゴールドの価格が下がっても、人によってはもっと下がることを願って待ち続けた結果、途端に価格が反転して安値で買い損ねることだってあるでしょう。

 

 そういうわけで、まだ将来への備えとしてゴールドを全くあるいはほとんど購入していない人は、しばらくは変にタイミングを待ちすぎず、毎月ちょっとずつ購入するなりして、購入予定額の何割かを買っておくのが良いと思います。

 

 もしゴールド価格が大きく下がれば、安値で購入するチャンスだと思って多めに追加購入すればよい話なので。

 

 ちなみに今回の話はゴールドだけでなく、シルバーでも当てはまります。ゴールドとシルバーは似たような動きをしますので(シルバーの方が価格変動は大きいのでよりハイリスク・ハイリターン)。

 

 本サイトでブリオンボールトという金投資におすすめのサービスを紹介しているのでゴールドというワードを使っているに過ぎません。シルバーも購入しておくのは、個人的には良い選択だと思います。

 

 またリスクを承知であれば、金鉱株や銀鉱株、関連ETFを購入するのも選択肢でしょう。価格変動はさらに大きくなりますが、その分リターンも大きくなる可能性があります(ただしこちらは価格変動が大きいので投資初心者には軽々しくはおすすめできません)。

 

 これも口先だけではありませんのでご安心?ください。私は本サイトで紹介している米国証券口座から、シルバーはETFで購入、金鉱株や銀鉱株も購入しています(どの銘柄かに関するご質問にはお答えいたしませんのであしからず)。

将来への不安を認識するだけではダメ。行動に移さないといけない

 ブログでいろいろ世界のニュースで気になったことを自由に書いていますが、ほとんどネガティブなことしか書かれていないと思います。

 

 別に好きでネガティブな記事を書いているわけではなく、事実を見るとどう考えても世界はネガティブな方向に進むことが必至のため、ネガティブな記事を書かざるを得ないのです。

 

 ブログをはじめた理由はいくつかありますが、そのうちの一つは皆さんに何かしらの将来への備えを早めに実行してほしいからです。

 

 まずは何故将来への何らかの備えを必要とするのか、それを認識してほしいためにブログを始めました。日本含め世界は大変厳しい方向に向かっていることを知ってもらったうえで、備えの必要性を認識してほしいのです。

 

 そのうえで具体的にどのような備えをすればよいのか迷っている方への一つの行動案として、私が利用している金投資サービスの紹介をブログ下部に載せることで、将来への備えをスムーズに実行に移してもらいやすくしました。

 

 もちろんゴールド投資が成功すると確約することはできないのですが、現状や歴史的なパターンから個人的に金価格はいずれ上がるだろう、少なくとも保険として機能するだろうと信じているので、個人的に購入してちゃんとリスクをとりつつ、皆さんにも紹介している次第です。

 

 将来が暗いことを認識するだけでは不十分です。認識して、それを行動につなげなければ無意味です。将来が暗いことを認識しつつも何も行動しないのであれば、無知のままのほうがまだ幸せでしょう。

 

 現在は冷静な状態のままで、余裕をもって将来への備えを行う最後のチャンスの期間だと思えます。いずれ起こるであろう世界金融市場の大暴落が起こり日本にもデフレ、失業の波が押し寄せれば、いままで何も準備してこなかった人は気が気ではなくなるかもしれません。

 

 備えとしてとった行動が必ずしも上手くいくとは限りませんが、少なくとも不安や困難があっても心にゆとりを持ちながら様々なことを試す癖がつくという意味で、無駄になることはないのではないでしょうか。

 

 別にゴールド投資でなくても何でも良いですから、将来の備えにつながる何らかの行動を取ってみてはいかがでしょうか。

 

 ゴールドを購入したいという方は、上に書いたように日に日に現在の水準で購入できる期間は短くなっていると思いますので、お早めに備えをされるのがおすすめです。

 

P. S.
 最近自宅で野菜のプランター栽培を始めてみました。まだ始めたばかりで全然大したことないですが、初めて育てたコマツナが意外に上手く育っておいしく食べられています(コマツナは育てやすいので初心者にもおすすめ)。

 

 少子高齢化による低食料自給率の継続化や流通業界の過重労働・人手不足等で、将来の(特に都会への)中長期的な食料供給不足や食料の値上げを心配しているわが身として、自給自足は無理としても多少の食料の節約につながるように少しずつスキルアップしていこうと思います。

 

 

 2016年にトランプが大統領に当選し、世界は激動の時代に突入しました。
 各国は返済が不可能なほど債務を積み重ね、先進国の中央銀行による量的緩和政策により最後の貸し手としての役割が低下したいま、先進国・新興国問わず経済的に共倒れする危険性が高まっています。
 本サイトでは皆さんにこうした不確かな未来に少しでも対処していただきたく、一つの選択肢としてブリオンボールトという金投資サービスを紹介しています。
 日本円でスイスのチューリッヒに保管されている金地金を購入できるので、有事の際の金投資のみならず、自然と資産を地理的に分散して資産集中化のリスクを抑えることが期待できます。
 私も2016年から利用継続中です。将来がどうなるのか、金投資が果たして最適解なのかはわかりませんが、一緒になんとか難事を切り抜けましょう。
 →関連記事一覧へ
 →口座開設はこちらから-コストが安く済むスポット取引コースが人気です

投資メルマガ「アボマガ」
少子高齢化が進む中、一向に経済が浮揚しない日本において、現行の年金制度だけでは必要最低限の老後生活を送ることすら厳しいことが明るみになりました。老若男女問わずすべての日本人は、生涯にわたって先行きの見えない状況下で生きざるを得ないという、衝撃的な時代を迎えているのです。


こうした時代に経済的に生き残るためには、年齢問わず、資産運用を通じたじぶん年金を早くから形成しておくこと以外に方法はありません。


私はこうした考えに基づき、2014年から長期投資を始め、現在まで粛々と将来を見越したじぶん年金作りに取り組んできました。


情報の洪水でどの情報を信じれば良いのかわからない現在、インターネットで調べた断片的情報をもとにした付け焼刃的な知識で資産運用しても、うまくいくはずがありません。


アボマガではじぶん年金づくりに役に立つ情報を毎週お届けしています。アボマガにご登録されじぶん年金づくりをいますぐに始められるか、それとも将来への不安を抱えながらインターネットという出口のわからない森の中を再び彷徨い出し、じぶん年金づくりを遅らせるのか。


それを決めるのは、あなた次第です。


※無料のメルマガである「アボマガお試し版」に登録されます。お試し版をご覧いただき雰囲気が掴めましたら、アボマガ・エッセンシャル(有料版)にご登録され、100%の内容でアボマガをお楽しみください。


【アボマガお試し版登録フォーム(お試し版は無料)】

→アボマガの詳細はこちら

当サイトの関連記事

このエントリーをはてなブックマークに追加   
 

関連ページ

金価格は過小評価されてきた?
金・銀を安く購入できる期間は長くないかもしれない:世界情勢が目に見える形で変化している
米ドルは裏技によって信用が維持されてきた。米ドルの減価は金価格上昇につながる
世界情勢の悪化と通貨の減価はリンクしている
相対的に高まる資産退避先としての金・銀:安全資産としての国債という価値観が変わろうとしている
マイナス金利政策が私たちに与える深刻な影響とは...
マイナス金利政策がゴールドに与える影響
キャッシュレス社会×マイナス金利=??
キャッシュレス社会:タンス預金の罠と対処法
[2017/08/20]中国のシャドーバンキングスキームの崩壊はすでに始まっている
[2017/08/09]米国の対ロ制裁強化法は米ドル離れの流れを決定付けるだろう
[2017/08/02]「金融の神様」がグローバル金融の崩壊を警告し続けている
[2017/07/13]「世界金融市場大揺れへのカウントダウン」は、すでに始まっている
[2017/07/09]相変わらず「自身の出口戦略」にしか興味のない日銀・黒田総裁
[2017/06/29]短期の変動に目を奪われすぎず、本当のリスクに焦点を合わせよう
[2017/06/18]イエレンさん、本当にバランスシート正常化なんてできるの?
[2017/05/18]備えはお早めに:ゴールドへの備えに適した期間は着実に減っている
[2017/03/02]中央銀行国際金融システムに対立する言動が表立ってきている
[2017/02/24]金・銀価格が下がるリスク:米ドルの巨額の買戻しが控えている

▲記事本文の終わりへ戻る▲

▲このページの先頭へ戻る▲