長期配当再投資メルマガのアボマガは、おかげさまで2023年8月をもってサービス開始から5年を迎えました。現在は6年目です。
5年以上も米国株やADRを紹介していれば、配当再投資による株数増を考慮したトータルリターンが大きくなった銘柄もあれば、悪い銘柄もあります。
現在36銘柄を紹介しています。このうち昨年末時点で紹介から3年以上経過した銘柄は21あります。
どんなに良い銘柄に割安で投資しても、1~2年程度は市場の思惑でリターンが芳しくないことがしばしばあります。逆も然りです。しかし長期的にはファンダメンタルズは裏切りません。
そこで市場の思惑の影響が一定程度排された、紹介から3年以上経過した21銘柄のパフォーマンスを振り返ってみました。
結果は次の通りです。
●トータルリターンがプラスの銘柄数
16銘柄(21銘柄中)
●トータルリターンが40%以上の銘柄数
12銘柄
●上位5銘柄のトータルリターン:
+185%
+139%
+83%
+82%
+74%
トータルリターンはすべて米ドル建てです。2020年末以前の為替は1ドル110円前後でしたので、円建てリターンはもっと大きいです。
例えば米ドル建てで185%のトータルリターンの銘柄の円建てリターンは280%あります。
もちろん良いリターンが出た銘柄だけではありません。21銘柄中5銘柄は損失を出しています。トータルリターンが-48%、-65%といった銘柄もあります。
それでも総じてみるとそれなりにリターンは出ているように思われるかもしれません。
でも私はこうした結果に一喜一憂するだけではいけないと思います。
トータルリターンが大きくマイナスの銘柄もありますし、トータルリターンが優れる銘柄もまぐれで成績が良いだけなのかもしれません。
そこで今回、紹介から3年以上経過した21銘柄に対し、パフォーマンスの良し悪しを決める要因は何なのか、分析・評価してみました。
今回判明した重要な結論、それは「高配当利回りの株はトータルリターンが悪くなりやすかった」ということです。
以前のブログ記事で次のように書きました。
[2023/06/22]配当利回りよりも配当成長力を意識した投資がマスト
ほとんどの日本人が着目する配当利回りの大きい銘柄には、たくさんのゴミクズ銘柄が含まれています。
配当利回りの大きい銘柄のなかには、直近のたまたまの好業績で一時的に高配当を出しているだけという場合もありますし、衰退企業で減配、無配、さらには経営破綻のリスクを反映した場合もあるからです。
これが私の紹介銘柄でも当てはまったのです。損失を出した5銘柄中4銘柄はすべて高配当株として紹介し、その後減配・無配となりました。
すべての高配当株がダメだったのではありません。高配当株でもリターンが良い/悪くないのはいくつもあります。例えばトータルリターン139%の銘柄の紹介時配当利回りは5%以上ありました。
でも高配当株はリスクも大きいのです。将来の年金の足しに、配当利回りの大きい株式に投資して手っ取り早く大きな配当収入を得ようと考えている人は多いかもしれませんが、それは減配・無配リスクに晒すことになります。
一方で、今回の分析を通じて、トータルリターンや受取配当金の伸びが大きかった銘柄の特徴も明らかになりました。
たった一つのある指標が大きいだけで、トータルリターンと受取配当金を高める確率がグンと上がるのです。
私自身、今回の分析を通じて大いに勉強になりました。これでアボマガが進むべき方向性は明確になりました。
★投資では結果が出るのに3年、5年、10年掛かり、成績には複利が働くので、最初から正しい投資法を実践することが資産形成において極めて大切です。
間違った指標を見て間違った投資をしても、その間違いに何年も気が付かないことで、5年、10年と大切な資産形成期間を浪費してしまうのはとてももったいないことです。
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