Firstradeが売買手数料が爆安になりました
2017/10/05
またしても朗報です。9月20日より、Firstradeの売買手数料が2.95ドルに値下がりとなりました!
今年2月16日からFirstradeは売買手数料を6.95ドルから4.95ドルに値下げしましたが、そこから一年も経たないうちにさらに2ドル値下げしました。
これでFirstradeの売買手数料は、今年だけで58%も値下がりしたことになります。
2.95ドルという売買手数料は、従来の米国証券会社の売買手数料と比較しても爆安です。
日本のネット証券会社も米国株の売買手数料を最低5ドル程度にまで値下げしてきたのですが、日本の追随をあざ笑うかのように米国のFirstradeはさらに手数料を下げてきたわけです。太っ腹すぎです。
背景にはおそらく、ブロックチェーン技術の導入があります。ブロックチェーン技術の導入により証券決済コストが大幅に下がることが期待されるのみならず、海外送金も大幅にコスト安、送金の自由度が高まりますから、世界中の証券会社はグローバルな顧客獲得競争に巻き込まれるでしょう。
こうした流れに先んじ、早いうちに世界中の顧客を囲い込んで有利な状況をつくるために、Firstradeは売買手数料を1年足らずで58%も下げたのでしょう。
また私のサイトではSogoTradeという米国の証券口座も紹介しています。SogoTradeの売買手数料はまだ変わっていないようですが、いずれは上記の理由により、SogoTradeも売買手数料の値下げに踏み切るものと思われます。
Firstradeの売買手数料値下げに関して、私の既存記事の更新はまだ出来ていません。これから修正します。
10月に入りつみたてNISAの口座開設が始まり、日本も個人による長期投資をますます奨励する流れとなっていますが、以前の記事に書いたように、つみたてNISAは長期投資する上で致命的な弱点を2つも持っています。これらはいずれも日本のメディアではほとんど無視されています。
- 分配金の再投資分も非課税枠を消費するので、複利効果による資産拡大を妨げる
- 投資商品の切り替え(スイッチング)も非課税枠を消費するので、投資商品の選択の失敗は許されない。またポートフォリオの調整もしにくくなる
非課税枠を消費すればこれらも可能ですが、当然非課税の恩恵が減りますし、つみたてNISAは扱っている投資商品が少ないですから、それならばつみたてNISAなど初めから使わず、通常の証券口座を利用するほうが有利に働くことすら考えられるのです。
だったら世界中の銘柄を扱っており、売買手数料が日本の証券口座よりも大幅に安く、DRIPという複利効果による資産拡大を大きく手助けするサービスを提供しているFirstradeで長期投資するほうが、よっぽど賢いと思うのは私だけでしょうか。
この機会に、Firstradeの口座を開設されてみるのはいかがでしょうか。
→Firstradeの口座開設方法
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