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配当再投資のエッセンス:株数を複利的に殖やす
こちらの記事で配当再投資の威力を見てきました。配当再投資を行うかどうかで数十年後のリターンに何倍、何十倍にも差が出てくることがわかりました。キャピタルゲイン目当ての成長株に投資するよりも、地味で配当利回りの高い割安株に投資して配当再投資を行う方が将来のリターンがずっと大きくなりやすいことを見ました。
それでは何故配当再投資は歴史的に大きなリターンを生み出してきたのでしょうか。今回はそのエッセンス、本質について話します。
配当再投資のエッセンス:株数
配当再投資の本質、それは「株数を複利的に殖やして資産を複利的に殖やす」ことです。
皆さんが保有する株式の資産価格は次のように計算されます:
「資産価格=株価×株数」
株式以外にも債券であれば「債券価格×債券数」、ETFであれば「ETFの価格×ETF数」、REITであれば「REIT価格×REIT数」となります。株式、債券、ETF、REITといった個人投資家でも比較的購入しやすい証券形式であれば、資産価格は「価格×保有数」という掛け算で表現されます。
資産を複利的に殖やすためには「キャピタルリターンを利用する」方法と「インカムリターンを利用する」方法(もしくはその両方を利用する方法)があります。
上の式で言えば、キャピタルリターンを利用するとは「株価を複利的に殖やす」こと、インカムリターン(つまり配当金)を利用するとは「株数を複利的に殖やす」ことに対応します。
配当再投資では、配当金を再投資することで株数を複利的に殖やすことに主眼を置きます。株価ではなく株数を複利的に殖やす、これこそ配当再投資の本質なのです。そして株数に複利効果を働かせることが、配当再投資による将来の劇的なリターンを生み出す最大の源泉となります。
何故株数に複利効果を働かせることが将来の大きなリターンを生み出すのか
それでは何故株数に複利効果を働かせることが将来大きなリターンを生み出すようになるのでしょうか。
その理由はとても単純です。「株価の上昇・下落に関わらず、複利効果を常にプラスに働かせられる箇所が増える」からです。
長期投資を成功させるためにはできるだけ利回りを高めることが何よりも大切だと話しました。ほんの数%の利回りの違いでも、将来的には大きなリターンの違いを生み出すのです。
利回りをほんのちょっとでも高めるためには、複利効果を働かせることができる箇所を増やす作戦はとても有効です。そこで株数に対して複利効果を働かせることで複利効果が発揮される箇所を増やそう、ただそれだけのことなのです。
資産価格、受取配当金はそれぞれ次のような式で表されますよね。
資産価格=株価×株数
受取配当金=1株あたり配当金×株数
配当再投資をせずにただバイアンドホールドをしているだけだと、複利効果が働くのは株価と1株あたり配当金だけです。株価も1株あたり配当金もどちらも歴史的に複利的に殖えていく傾向にあるので、バイアンドホールドだけでも一応複利的にリターンを殖やすことはできなくはないです。
しかし資産価格、受取配当金、どちらも「株数」が式に含まれていますよね。であれば株数にも複利効果を働かせた方が結果的に大きなリターンが得られるのは自明ですよね。
しかも株数は株価や1株あたり配当金と違って絶対に減ることはありません。配当金さえ出してくれれば配当再投資するだけで必ず株数は複利的に殖えていきます。
株価や1株あたり配当金は業績の悪化や投資家心理の悪化により減る場合があるので、複利効果の発揮が足踏みされてしまうこともあります。しかし株数は配当金を出してくれる限り、常にプラスの複利効果を働かせることができるのです。株価の上昇・下落など関係なく、配当金を出してくれる限り必ずプラスです。
株数に複利効果を働かせることで、数%~すごいときには10%近くまで利回りが自動で加算されることになります。ほんのちょっとの利回りの違いが長期的なリターンに決定的な違いを与えると言いましたよね。だったら確実に利回りをちょっとでも殖やしてくれる配当再投資が長期的に有効なのは当たり前なのです。
確実に「プラスの利回り」の追加が保証されるのが配当再投資です。少しでも利回りを高めるためにも、配当再投資は非常に有効な投資戦略なのです。
最終更新日:2016年7月20日
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少子高齢化が進む中、一向に経済が浮揚しない日本において、現行の年金制度だけでは必要最低限の老後生活を送ることすら厳しいことが明るみになりました。老若男女問わずすべての日本人は、生涯にわたって先行きの見えない状況下で生きざるを得ないという、衝撃的な時代を迎えているのです。
こうした時代に経済的に生き残るためには、年齢問わず、資産運用を通じたじぶん年金を早くから形成しておくこと以外に方法はありません。
私はこうした考えに基づき、2014年から長期投資を始め、現在まで粛々と将来を見越したじぶん年金作りに取り組んできました。
情報の洪水でどの情報を信じれば良いのかわからない現在、インターネットで調べた断片的情報をもとにした付け焼刃的な知識で資産運用しても、うまくいくはずがありません。
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