Sweep Accountとは何か

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Sweep Accountとは何か

初回公開日:2015/04/01
最終更新日:2017/05/23

 

 今回はSweep Accountについて説明します。

 

 アメリカの証券口座を開設するときに"Sweep"という言葉をよく目にします。私もSogoTradeやFirstradeの口座開設のときに訊かれて、何を言っているのかわからず適当にSweepの設定をしてしまいました。

 

 しかし投資家たるもの、出来れば事前にSweepを理解して納得した設定をしたいですよね。そこで今回はそんなSweepについて簡単に説明したいと思います。

 

【追記:2017/05/23】
 現在FirstradeではSweepのサービスは行われておりません。2016年(のおそらく秋あたり)からFirstradeに預けられた現金はすべてCash accountに預けられることとなりました(Firstradeに問い合わせて確認)。

 

Sweep Accountとは何か

 Sweep Accountとは、アメリカ証券口座の中で現金に対して利息をつけることができる、またはより高い利息がつく口座のことです。

 

 証券口座を開くと、通常は開いた証券口座(Brokerage Account)に株式、債券等の証券や現金等が預けられます。特にBrokerage Account内に預けられた現金はCash Accountという、Brokerage Account内の部分的な口座に預けられます。

 

 しかしCash Accountに寝かせている現金は、利息が全くつかないかついても少ないことが多く、人によっては寝かせている現金をもう少し高い利回りで運用してほしい人もいるでしょう。

 

 そのような人のためにSweep Accountが別に存在します。Sweep Accountを利用することにより、Cash Accountに寝かせている現金が自動的にSweep Accountに移されて、低リスクとされる資産で運用されながらも多少より高い利回りで運用されるようになります。

 

 アメリカの銀行口座に例えて粗っぽく言えば、Cash AccountはChecking Accountのようなもので、Sweep AccountはSavings Accountのようなものと言えるでしょう。

 

Brokerage Account と Sweep Account

 

 Sweepの設定を行わないと、Sweep Accountは使用されません。送金した資金はすべてBrokerage Account内のCash Accountに預けられます。

 

Sweepの設定なし

 

 ただしCash Accountに預けた資金もやはり一応運用はされているようです。例えばFirstradeでは2016年11月あたりから、Cash Accountに預けている現金に利息がついていることを確認しています。

 

 一方SogoTradeでは現在もCash Accountに対する利息はありません。

 

 以前までは私もCash Accountは運用されず利息がつかないものと思っていましたが、勘違いだったようです。証券会社によって事情は異なると思いますが、Cash AccountはSweep Accountよりも利息が少ない口座だと考えるのが良いようです。

 

 一方でSweepの設定を行うと、Sweep Accountを利用可能になります。送金した資金はBrokerage Accountを介して、Sweep Accountに移動(Sweep)されます。Sweep Accountに移った資金は運用され、僅かながらも高い利息がつくようになります。

 

Sweepの設定あり

 

 証券会社によってはSweep Accountを設定する際に、株式を売却して得た資金や配当金に対してもSweepの設定をするかどうかなど、よりきめ細やかに決められる場合もあります(例えばSogoTrade)。

 

 先ほどCash AccountとSweep Accountはアメリカの銀行口座と似ていると話しました。しかしこの2種類の口座はアメリカの銀行口座とはちょっと違った性質を持っています。

 

 それは「Sweep Accountにある資金は株式等の売買に自由に使用できる」というものです。

 

 Sweepの設定をしているときに株式を購入したくなったら、一旦購入資金の分だけの資金がSweep AccountからCash Accountに移されます。そして改めてCash Accountにある資金が株式購入に使われるのです。

 

Sweep設定時の株式の購入

 

 このSweep AccountからCash Accountへの資金の移動は何回でも行えます。もちろんコストも掛かりません。ここがアメリカの銀行口座と違うところです。

 

 アメリカの銀行口座ではSavings Accountはいろいろと制限がつきものです。例えばSavings AccountからChecking Accountに資金を移動する際にも月に~回までの回数制限があって、制限を超えると余分に手数料を取られてしまいます。

 

 しかし証券口座のBrokerage Account(Cash Account)とSweep Accountとの間にはこのような制限はありません。なので安心してください。

 

Sweep Accountの運用先はどこ?

 それではSweep Accountにある余剰資金は一体誰にどのように運用されるのでしょうか?

 

 これは利用している証券会社(正確には証券会社の清算業務を行うクリアリングハウス)によって異なります。SogoTradeの場合はReich & Tang Insured Deposits Programで運用されています。

 

 利息についてはちょっとわかりませんが、現在のアメリカ大手銀行の金利を見ても所詮は0.0数%~0.1%(数bp~10bp程度)ですので、得られる利息は雀の涙程度と思って良さそうです。

 

Sweep Accountの利用有無と資産保護の関係

 Sweep AccountはBrokerage Account内のCash Accountに預けるよりも少しだけ高利回りで現金が運用される点で異なることを話しました。

 

 しかし実はCash AccountとSweep Accountには、利回りの違い以上にもう一つ大きく異なる点があります。

 

 それは預けられた現金に対する保護の仕組みです。証券会社の破綻など万が一の事態が生じた場合に証券や現金が保護される仕組みが米国にはありますが、Cash AccountとSweep Accountのどちらを利用するかにより現金保護機関が変わります。

 

 Cash Accountに預けられた現金に対してはSIPCという証券資産保護機関により保護される一方、Sweepを利用して自動的にSweep Accountに預けられた現金はFDIC(連邦保険預金公社)により保護されます。

 

 Cash accountとSweep accountと資産保護の関係についてはこちらの記事をご覧ください。

 

→Cash accountとSweep accountと資産保護の関係について

 

参考資料


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