FirstradeとSogoTradeの特徴を比較してみる

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お知らせ
【重要】とあるお知らせの中には、既存の記事への反映が追いついていない最新情報をお伝えしている場合があります。必ずご覧ください。

【2017/10/05】【重要】Firstradeが売買手数料が爆安になりました
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【2017/09/22】【重要】ブリオンボールトの入金事務手数料無料キャンペーンが終了しました
【2017/09/19】ACHの接続口座とSogoTradeの運転免許証の英訳について
【2017/07/26】世界の大揺れが近づいてきました。

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FirstradeとSogoTradeの特徴を比較してみる

初回公開日:2015/04/15
最終更新日:2017/02/20

 

 今回は私が開いているアメリカのネット証券会社である、FirstradeSogoTradeの特徴について話します。

 

 FirstradeもSogoTradeも手数料が安く、DRIPもできるので長期投資家にとって最低限必要なサービスが揃った証券会社であることは間違いないです。しかしもちろん細かいサービスは異なるので、比較によってそれぞれの強みと弱みを理解することは大切です。

 

 比較の目的はFirstradeとSogoTradeのどちらの口座を開くかという、口座選択のためではありません。FirstradeとSogoTrade、2つの口座を開いた上で、お互いの強みを生かした口座利用を皆さんにしてもらうためです。

 

 今回の比較を見ながらFirstradeとSogoTradeのメリット、デメリットを理解して、どちらも上手に使いこなしてください。そうすることで、皆さんはよりコストを抑えた、効果的な投資を行うことができるようになるでしょう。

 

 ※海外投資を行うための必要な準備全体を確認したい方はこちらの記事もご覧下さい。本記事はこちらの記事の「STEP2」に該当します。
 (→【誰でも簡単】賢い海外投資をスタートするための口座&STEP一覧)

 

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現在、長期投資家にとって優勢なのはFirstrade

 比較する前にFirstradeとSogoTradeの特徴について簡単に話しておきます。

 

 現在、私のような長期投資家にとって使いやすいのは間違いなくFirstradeです。

 

 FirstradeはDRIPの柔軟な設定を初めとして、サービスの充実度が高いところが特徴です。さらに売買手数料が2017年2月より4.95ドルに下がり、ただでさえ売買手数料の安い米国オンライン証券業界のなかで屈指の安値となりました。

 

 いままではSogoTradeの方が手数料は安かったのですが、今回のFirstradeの値下げによって売買手数料でほんの少し見劣りするようになりました(それでもSogoTradeも同じく手数料は業界最安水準ですが)。またSogoTradeのオンラインページはやや使いにくい印象が残っており、サービス面でもFirstradeのほうが優れている印象です。

 

 ただし下をご覧いただければわかるように、トレーダーの方であればFirstradeよりもSogoTradeの方が安上がりに済む場合がありますので、皆さんの用途に応じて使い分けてもらえればよいと思います。

 

 こうした大まかな特徴を頭にいれつつ、手数料とサービスの面でもう少し詳しく比較してみましょう。ちなみに私が日本在住の長期投資家であることから、そうした人たちにとって重要であろう情報のみに絞って説明します。詳しい情報は各証券会社の公式ページをご覧下さい。

 

 ※以下の表内の赤文字は長所青文字は短所を表します。

 

手数料の比較

 まずはFirstradeとSogoTradeの手数料を比較すると次のようになります。

 

  Firstrade SogoTrade
売買手数料 $4.95

$5.00
$3.00(3ヶ月で150回以上の取引をしているとき)

オプション取引 $4.95 + $0.65(1つのオプション予約ごと) $5.00 + $0.50(1つのオプション予約ごと)
Wire Transfer(アメリカ国内電信送金) $30 $25
Wire Transfer(アメリカ国外送金) $50 $50
E-Documents(オンライン上の明細書発行代金) なし なし
口座開設時の最低預け金 なし 500ドル
Inactivity fee(口座を長い間まったく利用せず凍結口座となってしまった際の手数料) なし(公式サイトに記載がないため) なし(公式サイトに記載がないため)

 

 ※最新の情報は以下の公式サイトから取得されるのが確実です。

 

 →Firstradeの手数料
 →SogoTradeの手数料

 

 上のように、株式やETFなどを普通に売買される分には手数料はFirstradeに若干の分があります。とはいえSogoTradeもFirstradeとほとんど売買手数料は変わらず、業界屈指の安さです。

 

 SogoTradeではオプション取引がFirstradeよりも安く、また3ヶ月に150回以上の取引をする場合にはFiristradeよりも売買手数料は大きく安くなります。頻繁に売買される方であれば、SogoTradeの方が安く済むかもしれません。

 

 最低預け金は、口座開設後に預け入れる最小金額のことです。Firstradeはゼロ、SogoTradeは500ドルです。そのためどちらも気軽に口座開設できますが、もし口座開設後にすぐ投資を行われる予定のない方はFirstradeを開設するのが良いでしょう。

 

 SogoTradeの最低預け金(口座開設後の最低入金額)が500ドルであることはこちらでご確認できます(→How much does it cost?)。

 

サービスの比較

 もう一つ、手数料以外のサービスの比較をしてみましょう。サービスの比較は私が実際に利用してみた主観的な感想がメインです。

 

項目名1 Firstrade SogoTrade
Products(扱っている商品)

・株式(NYSE, AMEX, NASDAQ, OTC)
・オプション・ETF
・固定金利商品(債券、CD)
・投資信託
→リンク

・株式(NYSE, AMEX, NASDAQ)
・オプション
・ETF
→リンク

DRIP(配当再投資制度) あり あり
銘柄ごとのDRIPの設定 可能 少なくともオンライン上では不可
各銘柄の情報提供サービス 充実している 充実していない
オンラインの利便性 良い あまり良くない
ACH送金(手数料無料の米国内小口送金)

あり

あり
Eメールのやり取りを通じたカスタマーサービスの印象

良い

良い

 

 サービスについては、私が知っている範囲で長期投資家にとって興味のありそうな部分だけを書きました。結論から言うと、サービスに関してはほぼFirstradeの圧勝です。

 

 まずは扱っている商品です。Firstradeでは株式やオプション、ETF、債券、投資信託と一通りの商品をオンライン上で扱っています。しかしSogoTradeではオンライン上では株式、オプション、ETFしか扱っていません。

 

 さらに扱っている株の種類はFirstradeの方が広いです。FirstradeはOTC(ディーラー同士の相対取引)を扱っているためです。SogoTradeでは扱っていません。

 

 OTCの存在により、FirstradeではNYSE、AMEX、NASDAQに上場していない銘柄を購入できます。例えばOTCと通じてドル建てで中国株などが購入できます。

 

 とはいえOTCなしでほとんどの銘柄は事足ります。有名どころはSogoTradeで十分足りますので安心してください。

 

 ※1. OTCの参加者は大手取引所と比較すれば少ないので、より流動性リスクが高いです。つまりリーマンショックといった緊急事態になると、素早く売れないといったリスクが大きくなりますのでご注意ください。

 

 ※2. 実はFirstradeで購入できないOTC銘柄もあるようです。マニアックな話なので特に重要というわけではありませんが、気になる方はこちらの記事をご覧ください。

 

 長期投資家にとってとても強力なツールであるDRIPは、SogoTradeもFirstradeもどちらもサービスが提供されています。

 

 しかしDRIPサービスの利便性は間違いなくFirstradeに分があります。何故ならFirstradeではオンライン上で簡単にDRIPの設定を銘柄ごとにできますが、SogoTradeではそれが出来ないからです。

 

 基本的にSogoTradeでは「全銘柄DRIPするか、全銘柄DRIPしないか」の二択になります。もしかしたらメールでお願いすると銘柄ごとにDRIPのカスタマイズが出来るのかもしれませんが、やったことがないのでわかりません。

 

 ちなみにSogoTradeも昔はFirstradeのように、オンライン上でDRIPのカスタマイズが出来ていたようです。しかし私がSogoTradeの口座を開設した2014年には、既にオンライン上でのDRIPの設定は出来ないようになっていました。

 

 各銘柄の情報提供サービスもFirstradeの方が圧倒的に良いです。長期投資家であれば、まともな企業を探すためには企業の業績といった、ファンダメンタルズに関する情報が気になるところでしょう。

 

 Firstradeは投資情報サービス会社のMorningstarが提供する、プレミアム会員(年会費$200くらい)向けの投資ツールを利用することができます。何か別の投資情報サービスに高額のお金を払ってまで登録したくない人に取っては、とてもありがたいサービスでしょう(→使い方はこちら)。

 

 ※Morningstarのすべてのプレミアムサービスが使えるわけではないので注意してください。それでも各企業の過去10年間の業績といったものを見られるので、実用性は十分にあります。

 

 オンラインの利便性もFirstradeの方が上です。というよりも、SogoTradeの利便性が悪いというのが本当のところです。これは実際に使ってみればわかります。慣れれば大丈夫ですが。

 

 FirstradeもSogoTradeもACH送金が可能です。ACHを利用することで、アメリカ国内で手数料無料で口座間のお金の移動が出来るようになります。例えばACHを利用することで、配当金をアメリカの銀行口座にタダで送金して、配当金を日本のATMで直接引き出せたりできるようになるわけです。

 

 アメリカ国内という制限はありますが、非常に便利なシステムなのがACHです。FirstradeもSogoTradeもどちらも可能ですので、口座開設した際はぜひご利用ください。

 

 最後にEメールを通じたカスタマーサービスの印象ですが、FirstradeもSogoTradeもどちらも良いです。私も口座開設後にメールのやりとりをいくらかしてきましたが、どちらも迅速にメールを返答してくれますし、読みやすい文面で返してくれるのでどちらも気軽に質問等できます。

 

* * * * * * 

 

 いかがだったでしょうか。

 

 上でピックアップした各要素は、長期投資家が見るべきであろうポイントを私の主観で抜き出したものです。ですので他にも手数料はサービスについて気になるところがあれば、皆さん自身で調べて見て下さい。

 

 手数料やサービスを天秤に掛けながら、あなた自身の投資スタイルに見合うような口座の利用方法を考えてみて下さい。そうすることでFirstradeとSogoTradeを2つとも効率よく、あなたが納得した方法で上手に使いこなせるようになるでしょう。

 

特徴がわかったし、口座開設してみるか

 →Firstradeの口座開設方法1
 →Sogotradeの口座開設方法1

 

まだ迷うな...

 ・特徴は何となくわかったけど、まずは初心者向けの口座を開きたいかな
 →FirstradeとSogoTrade、初心者向けなのはどっち?


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