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英語で世界の情報を取得すると疑う思考ができてくる


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英語で世界の情報を取得すると疑う思考ができてくる

   英語で世界のニュースを読んでいくと、ある大切な副次的効果を得ることができます。 それは疑う思考です。


   世界の情報に接していくうちに、情報が玉石混合ですべてを信頼することができない現実に気づいてくると思います。 こうした厳しい現実への認識が疑う気持ちを育み、現実をリアルな目で見つめる大切な意識を醸成していくのです。

英語で世界の情報を取得すると疑う思考ができてくる:情報は玉石混合

   世界の情報を接していくと、その国やメディアによって発信されている情報がまったく別々であることがわかるでしょう。


   例えば現在テロリストグループにISISに関する記事を見ていても、欧米メディアはシリアのアサド政権批判やロシアによるISISへの空爆に対して「ロシアが空爆でシリア市民を殺害した」とネガティブな情報を報じてきました。


   一方のロシアやイランのメディアを見ると、国際法を順守したロシアの空爆によってISISといったテロリストたちが着々と退治されてきていることを報道しています。


   ISISの勢力範囲図を見ると、ロシアが空爆に参加してから着実にISISの領域が減ってきているのがわかります。 むしろロシアが空爆に参加する前はISISの勢力がシリアの首都ダマスカスにまで広がっていて、表向きISIS討伐のために形成された西側の有志連合の無能さが浮き彫りとなっています。

   →【ISIS territory in Syria and Iraq】2015/01/01

   →【ISIS territory in Syria and Iraq】2015/09/26(ロシアが空爆に参加する直前)

   →【ISIS territory in Syria and Iraq】2015/12/30


   それだけでなくトルコの首相家族がISISを利用して石油を密輸してボロ儲けしてきた事実がバレたり(→ソース)、アメリカがテロリストを利用してシリアのアサド政権を転覆させる計画があることを示唆する非公開の公式機密文書が暴露されるなど(→ソース)、西側諸国がテロリストを悪用したり助長させてきた事実や疑いが公にされてきている始末です。


   このように英語によって情報を取得できるようになると、情報が玉石混合でデタラメやプロパガンダが頻繁に存在すること、主要メディアは中々真相を述べないこと、意外な事実が世界に存在することをよりリアルに体験することになります。


   特に欧米側が(主に外交に関する)プロパガンダを垂れ流し続けてきた実態をリアルに感じることでしょう。


   こうした実態を体感することで、皆さんの中に次のような気持ちが生まれるかもしれません。 「何事もすぐに信じるのは危険だ」「自分の頭で考えなければならない」と。


   英語によって世界中の情報に触れるようになると、こうした疑いの気持ちや自分で判断する大切さに気付いてきます。 これは英語で情報を取得する癖をつけた人が得られる、非常に重要な副次的効果です。


   上のように玉石混合で、全く正反対の情報が流れるのはちょっと考えれば当たり前なのです。


   情報というのは発信者にとっての一つの強力な武器です。 情報を一つコントロールできるだけで世論を誘導したり、戦争を起こすことだってできるようになるのですから。


   そんな強力な武器を手にしたら、自分の都合の良いように利用するのが人間の性。 事実や真実の報道よりもむしろ、自分の立場を国民に支持してもらえるように情報を利用するのは当然でしょう。


   マーケティングをしている人だって、商品を売るために広告という情報を考えていますよね。 事実の紹介はあくまでも宣伝の効果的な手段の一つであって、結局は売れるための文言の選択が一番大切になりますよね。 情報の本質は宣伝道具なのです。


   そう考えると国やメディアによって情報が異なるのはある意味で当然なわけです。 それぞれ立場が違うわけですから。 自分の立場を擁護する、国民に支持してもらえるように報道するのが情報提供者の性ですから。


   特にお互い敵対している国同士であれば、情報が正反対になるのは当然なのです。


   情報は決して真実を伝えるものとは限らず、各国政府等の活動を正当化するために世界中の国民に刷り込ませるプロパガンダもたくさん含まれているのです。 英語も含めていろんな情報に接していくうちに、このことをリアルに感じることができるようになるでしょう。


   日本語でも有益な情報分析をしてくれるサイトやブログを見たり、過去の歴史をちょっとでも勉強すれば情報がプロパガンダだらけで真実が中々伝えられないことはすぐ理解できます。 皆さんの中にもこのことを理解している人がいることでしょう。


   しかし英語で世界中の生の情報を見ると、よりリアルにこのことを実感できるかと思います。 各国メディアの報道を直に目にするわけですから、より大きな印象、臨場感が得られ、疑う気持ちや自分の頭で少し考えてみる重要性を再認識できるでしょう。


   世界中のメディアに触れることでおそらく生まれるであろう疑う気持ちは、一生モノの財産になると思います。 最初はどうしても現実世界への絶望感や人類の醜さなどを痛感してしまいますが、確実に精神レベルは上がりますよ。


   英語により世界中のニュースに接していって得られた疑う気持ちを、ぜひ日本のメディアを見るときにも活かしてみて下さい。 すると日本のメディアの情報をもっと面白い目で見ることができるようになるかもしれません。


   ぜひ英語で世界中の情報に触れることで、いろいろな情報や意見の違いを体験してみてください。 そして疑う気持ちを育んでみてください。 世の中をもっと面白い視点で見ることが出来るようになりますよ。

関連リンク

・英語で世界の情報を取得できるようになりたいけど、英語が苦手でどう向き合えば良いのか悩んでいる方はこちら

→単語や文法よりももっと大切な、英語に対する意識、向き合い方について


・英語のスキルアップも込めて世界のニュースを知りたい方、The Economist誌の購読はいかがでしょうか。 ビジネスや金融などに関する良記事もある一方、プロパガンダも混じっているのでメディアリテラシーの強化に役立ててみてください。

→私も絶賛購読中のThe Economist誌について

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