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Fed

  • 2022年1月17日

インフレ鎮静化のためにフィリップス曲線理論を放棄したFed

2022年に入り市場は冴えません。特にハイテク株が中心のナスダックは下落傾向にあり、2009年以来最悪のスタートとなっています。   暗号資産も昨年11月から激しい下落傾向にあります。プルーフ・オブ・ステーク(POS)への移行が完了しつつあるイーサは一年前から価格は2倍になっていますが、プルーフ・オブ・ワーク(POW)を採用しマイニングに莫大な電力が必要なビットコインは一年前から25%のマイナスで […]

  • 2021年12月20日

傲慢、強欲、楽観の極みに達した市場に立ちはだかるFedとSEC

2021/12/20に配信した有料版記事[アボマガ No.194]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 12月15日、市場に関する大きな動きが同時に起こりました。1つではありません。2つもあります。   一つ目の大きな動きは、先週のFOMCでFedの金融引き締めスタンスが強まったこと […]

  • 2021年12月6日

オミクロン株が蔓延してもFedのタカ派姿勢は変わらない

2021/12/06に配信した有料版記事[アボマガ No.192]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 先々週の金曜日から先週にかけて、世界の株式市場は米国を中心に荒れました。   きっかけは先々週の金曜日に南アフリカでオミクロン株が発見されたことでした。さらに先週火曜日にFedのパ […]

  • 2021年8月10日

失業給付上乗せ終了→雇用殺到→早期テーパリング?

[2021/08/10 ロイター]FRB当局者、テーパリング間近と指摘 利上げ協議の進展も示唆   米連邦準備理事会(FRB)当局者の2人は9日、米経済は急成長しており、労働市場は依然として改善の余地があるものの、インフレ率は既に利上げ開始の条件の1つを満たす可能性のある水準に達したとの認識を示した。   アトランタ地区連銀のボスティック総裁は、第4・四半期にテーパリング(量的緩和の縮小)を開始で […]

  • 2021年8月10日

米国は長期金利上昇が経済的破滅をもたらすことを2020年に暗に認めている

[アボマガお試し版 No.177]QEは続くよ何処までもの記事(一部)です。2021/08/03に配信したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら 今年に入ってからの米国の大きな経済成長率やインフレの進展を考えれば、もしFedが健全な組織であれば、テーパリングや利上げを早々に実施するのが筋です。そうしな […]

  • 2021年7月16日

パウエルFed議長は「東京五輪発、世界中再ロックダウン」を望んでいる?

6月、インフレ指標に応じて利上げやテーパリングの議論を早める可能性に言及してきたFed。   Fedはインフレの過熱に注目しているとのシグナルを市場に送ったわけですが、その後の展開を見ると、市場が考えるよりもずっとずっと、Fedは利上げやテーパリングに消極的なようです。   [2021/07/14 ブルームバーグ]FRB議長、テーパリングに「程遠い」-インフレで議員の質問相次ぐ   米連邦準備制度 […]

  • 2021年5月13日

テーパータントラムの呪縛に囚われたパウエルFed議長とインフレリスクの高まり

[2021/05/13 ロイター]米国株は大幅続落、インフレ統計受け早期利上げ観測強まる   米国株式市場は大幅続落。S&P総合500種は2月以来の大幅な下落率を記録した。4月の米消費者物価指数(CPI)の総合指数が前年比で約12年半ぶりの大幅な伸びとなったことを受け、予想よりも早期に利上げが実施される可能性があるとの懸念が強まった。   CPIは、総合指数が前年比4.2%上昇。食品・エネルギーを […]

  • 2021年3月19日

インフレとデフレ、勝つのはどっち?

今月16-17日、FOMCが開催されました。 政策金利等の金融政策に変更はありませんでしたが、今年の経済成長率、失業率、インフレ率は昨年12月よりも大きく上方修正されました。 画像ソース: Zero Hedge 特にFedが重視するインフレ指標である、食料とエネルギーを除いたコアPCEを前回の1.8%から2.2%に上方修正しました。 もし今年2%を超えれば、2007年以来14年ぶりの出来事になりま […]

  • 2021年3月1日

市場は長期金利で動いている

今回は短期的な市場見通しについてです。 [アボマガお試し版 No.155]長期金利急上昇で揺れる市場の見通しの記事(一部)です。2021/02/15に配信したものです。 アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 市場は長期金利で動いている 現在、市場の最大の関心は米国のインフレ率や名目長期金利(10年債米国債利回りのこと。以下、長期金利 […]

  • 2021年2月24日

Fedは「永久の」金融緩和継続を決めた?

[2021/02/23 ロイター]FRBは失業率より就業者数を重視、M2忘れるべき=議長 米連邦準備理事会(FRB)のパウエル議長は23日の上院公聴会で、新型コロナウイルス禍からの景気回復に向けた方策について語る中、時代遅れとなった経済学の定説を捨てるFRBの姿勢も垣間見せた。 パウエル氏は、FRBは失業率ではなく、就業者数に注目し、就業者の増加を目指すと説明。インフレについてはすぐには問題になら […]