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米国債

  • 2025年4月28日

金利を下げたいトランプ大統領。関税で世界はデフレに向かう

トランプ政権が何を目指しているのかは誰にも予測することが出来ません。 ただこれまでの動きを見ていると、財政破綻せず、米国債を債務不履行(デフォルト)にせず、米ドルと米国債の破綻を避けることが一つの大きな目標になっているように個人的に感じています。 政府効率省(DOGE)主導による財政支出削減の動き、税収増につながる関税の発表、米国債利回り急騰を受けて相互関税上乗せ分の発動を90日間見送ると決めたこ […]

  • 2025年4月10日

相互関税の上乗せ一時停止はトランプが米国債利回り上昇に驚いたから?

[2025/04/10 中央日報]トランプ大統領「報復した中国だけ関税125%に上げ残りの国は90日間猶予」 トランプ米大統領は9日、中国以外の国に対する相互関税を90日間猶予すると明らかにした。ただ中国に対しては関税を125%に引き上げることにした。「トランプ発関税戦争」が米中間のチキンゲームの様相に展開している。 トランプ大統領は相互関税全面発動のわずか13時間後に突然の政策転換を発表しました […]

  • 2024年11月18日

米国株は米国債利回り上昇をいつ織り込むの?

[2024/11/13 ブルームバーグ]米10年債利回り5%、テンプルトンが予想-ティー・ロウなどに続く 米政府が多額の赤字を埋めるために米国債の発行を増やすため、10年物米国債利回りが5%かそれ以上に上昇する可能性は十分にあると、フランクリン・テンプルトンが予想した。 フランクリン・テンプルトンの債券部門最高投資責任者(CIO)のソナル・デサイ氏は東京でのインタビューで「米10年債利回りが4.5 […]

  • 2024年10月29日

「トランプトレード」で利下げ中に米国債利回り上昇の異常

米大統領選までいよいよあと一週間です。 ここ数週間にかけてハリス副大統領がプロンプターに映し出された原稿を見なければ一切演説出来ない無能さがバレたことで、激選州でもトランプ前大統領が支持率で上回るようになりました。 金融市場ではトランプ勝利を予想する人々がかなり増えています。 賭けサイトではトランプが大統領選で勝利することに賭ける人が3分の2に上っています。 興味深いのは賭けサイトでのトランプ勝利 […]

  • 2024年5月13日

QT縮小決定、Fedは金融危機発生を危惧している?

ゴールデンウィーク連休中に金融をめぐる様々な大きな動きがありました。 最も注目が集まったのは財務省・日銀による為替介入だと思いますが、私はそこまで関心がありません。 財務省・日銀にとって円安がメリットである以上、一時的なガス抜きに過ぎないことは明白ですから。 彼らは「為替相場の過度な変動を容認しない」とは言ってきましたが、「円安を容認しない」とは一言も言っていません。 それよりも遥かに重要なことは […]

  • 2023年12月26日

利下げしても十分な資金供給がなければ株高は続かない

今月のFOMCで、Fedは来年に3回の利下げを計画していることが明らかになりましたね。 市場はずっと予想していた来年からの利下げ開始が的中したことで浮かれており、楽観が広がっています。 しかし今度の利下げは果たして株高につながるのでしょうか。 たしかに利下げは現金を調達しやすくし、運用利回りが低下した中でハイリターンを求めて株式への投資を促します。 でも前者は現金そのものを供給することを意味しませ […]

  • 2021年3月24日

米長期金利急上昇の「犯人」判明、上昇一服か

今年に入り、米長期金利の上昇が市場を動揺させてきました。 米長期金利の上昇は、ワクチン普及や景気刺激策による、インフレ期待の高まりと景気回復への期待によるものと言われてきました。 これが金利上昇の基底にあることは間違いないでしょうが、投資家の売買面からの金利上昇理由はよくわかっていませんでした。 最近、米長期金利の急上昇を招いた犯人が判明しました。日本の銀行です。 以前当ブログにて、2月26日まで […]