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株式市場

  • 2023年1月17日

さよなら、パッシブ投資礼賛時代2

昨日の記事の続きです。今回は2022年が「勝ち組」と「負け組」に明確に分かれた年であったことと、アボマガ紹介銘柄のパフォーマンスについてお話しします。 大局的な見方だけでは見逃してしまう、勝ち組と負け組の二極化 同じ米国株でも、昨年のパフォーマンスには大きなばらつきがありました。 米国の有名な株式指数にダウ平均、S&P500、ナスダック総合指数がありますが、これらの成績に大きな違いが見られ […]

  • 2023年1月16日

さよなら、パッシブ投資礼賛時代

年明けから2週間経過しましたが、今回は昨年のマーケットのパフォーマンスをを振り返りたいと思います。 40年続いた低金利時代が終了し、金融市場に地殻変動が起こり始めた 昨年は世界的に、高インフレを鎮静化するための「金融引き締め元年」となった歴史的な年となりました。 2021年よりロシア、ブラジル、メキシコ、トルコ、韓国など新興国の中央銀行はインフレ対策のためにいち早く利上げを行いました。 昨年はその […]

  • 2022年10月3日

市場大幅調整局面で機会を掴むための準備

ダウ平均がおよそ2年ぶりに2万9000ドル割れしました。最近の調整を見て早く投資したいとウズウズされている方も多くいらっしゃることでしょう。 ただ、Fedの金融引き締めが本格化したなか、実質金利が2018年の直近のピークを突破して上昇しているため、本格的な調整はこれからやってくると思っています。 イングランド銀行が量的緩和を再開しましたが、目的はトラス新政権が大規模減税策を掲げて長期金利が高騰し、 […]

  • 2022年9月26日

金融崩壊・戦争時代へ

今月21日に2つの大きなイベントが重なりました。 一つはFOMC、もう一つはプーチン大統領による55分間にわたる緊急のテレビ演説です。いずれも将来の世界市場、世界情勢に不可逆的大変動を起こし得る内容を含むものでした。 市場はFedのタカ派姿勢を受け入れざるを得なくなっている まずは今月20~21日のFOMCについて簡単に触れていきましょう。 政策金利は3会合連続で0.75ポイントの利上げで、誘導目 […]

  • 2022年6月3日

景気後退を望む市場に水を差す、米国の景気が好調という現実

最近、市場では景気後退の懸念が強まっています。インフレ、金融引き締め、ウクライナ戦争、5月いっぱいまでの中国上海の都市封鎖、サル痘の出現、サプライチェーンの混乱といった出来事が重なり、悲観論が強まっています。 でも、市場が本当に怯えているのは景気後退ではありません。米国をはじめ世界の中央銀行がインフレ退治のために利上げや量的引き締めを本格的に進め、マーケットから資金を引き揚げていくことで株式や債券 […]

  • 2022年5月16日

量的引き締めの恐ろしさから目をそらしてはならない

まず最近のマーケットを簡単に振り返りましょう。 今年に入り米国株だけでなく、日本、ドイツ、中国、新興国の株式も下落傾向が現在まで続いてきました。英国株だけは唯一の例外で安定を保ってきました。 今月3~4日のFOMCが終わってから株式市場の不安定さはさらに増し、景気循環株・テクノロジー株・成長株・小型株を中心に大きな下落がかなり目立つようになりました。 米国株はすでに調整局面入りしており、特にナスダ […]

  • 2021年11月29日

トルコショックを契機に環境が激変したトルコ株式市場

2021/11/29に配信した有料版記事[アボマガ No.191]の一部を編集したものです。   アボマガ・エッセンシャル(有料版)にお早めにご登録されると、当記事のフルバージョンをご覧いただけます。 →ご登録はこちら トルコショック再び? 今月23日、トルコリラは対ドルで一時、前日から15%暴落し1ドル13リラ台と史上最高値を記録し、市場を大きく驚かせました。   トルコリラはリーマンショックか […]

  • 2021年10月29日

インフレ・供給制約がハイテク株を本格的に襲い始める

[2021/10/29]米国株式市場=S&P・ナスダック最高値、アップルやアマゾン上昇で   米国株式市場は上昇し、S&P総合500種とナスダック総合が最高値で引けた。テスラやアップル、アマゾン・ドット・コムの上昇が寄与した。   アマゾンは1.6%高で終了。ただ、引け後の決算発表で、第4・四半期の売上高見通しが市場予想を大幅に下回り、時間外取引で4%下落した。   アップルも決算を受け、時間外で […]