- 2025年4月21日
ベッセント財務長官は中央銀行をコケにして富と名声を築き上げてきた
トランプ政権の重要人物、スコット・ベッセント財務長官について気になったので調べてみました。 彼はヘッジファンド「キー・スクエア・グループ」の創業者であり、日本のメディアで良く「ウォール街に近い人物」だと評されます。 4月9日に米国債利回りが急騰したとき、トランプ大統領に相互関税の上乗せ分一時停止を諫言し矛を収めさせたのも彼です。 これらからベッセント財務長官は、トランプ大統領の奔放な政治行動で金融 […]
トランプ政権の重要人物、スコット・ベッセント財務長官について気になったので調べてみました。 彼はヘッジファンド「キー・スクエア・グループ」の創業者であり、日本のメディアで良く「ウォール街に近い人物」だと評されます。 4月9日に米国債利回りが急騰したとき、トランプ大統領に相互関税の上乗せ分一時停止を諫言し矛を収めさせたのも彼です。 これらからベッセント財務長官は、トランプ大統領の奔放な政治行動で金融 […]
金価格が節目の1オンス3000ドルを突破したことは周知の事実です。 金のメルマガを開始した2018年(平成30年)7月に金価格は1オンス1200ドル程度でした。金価格を比較しても平成は過去になったとしみじみ思います。 長期的にゴールドはインフレに強い代替資産という役目をきちんと果たしながら値上がりしてきました。 1971年8月15日にブレトンウッズ体制が崩壊し金1オンスを35ドルと交換できなくなっ […]
中央銀行は、インフレを制御し、インフレを安定化させる使命を持っています。 インフレには2種類あります。1つは食料、日用品をはじめ、私たちが実感するモノの値段に基づくインフレ、物価に基づくインフレであり、事実です。 もう1つは期待インフレです。これは主に市場(投資家)が予想する将来のインフレ予測値であり、意見です。 現在、世界の中央銀行の金融政策は、期待インフレを制御することで物価安定を図れるという […]
中央銀行は日銀を除きインフレ退治のために金融引き締めを本格化してきましたが、一部で政策転換や政策転換前兆のような動きがみられます。 イングランド銀行は量的引き締め開始を決定した4日後に唐突に量的緩和を再開し、オーストラリア中央銀行は今月の利上げ幅を0.25%と、これまでの0.5%から縮小しました。 市場はこうした動きを見て「インフレのピークアウトは近い」「これから世界的に中銀は金融緩和再開の動きを […]