ホルムズ海峡が元に戻らないことは確実な情勢です。
これにより石油化学製品を作れなくなり、食品、日用品、衣服、医療、農業、家電、雑貨、住居、インフラなどありとあらゆる分野で価格高騰・品不足が起こることが確実です。夏以降に大きな影響が表れ始めます。
【悲報】石油危機で日本の食品、日用品、衣服、医療、農業、家電、雑貨、住居、インフラ、みな値上がりが止まらなくなる
これに加えて、品不足・価格高騰に拍車をかける別の大きな危機がすでに起こり始めています。
それはヘリウムの供給途絶です。
ヘリウムはカタールが世界の33%を生産していました。天然ガスの液化前処理中に生成される副産物だからです。
カタールのLNG生産を一挙に担っているカタールエナジーの施設が攻撃を受け、不可抗力宣言を出し、生産回復に3~5年掛かると言っています。そのためヘリウム生産量がLNGとともに大幅に減少することが確定しています。
ヘリウムは半導体製造において、極低温冷却を行うために欠かすことが出来ません。
極低温冷却が必要なのは、熱いままだと材料が動いたり融け過ぎてしまい、回路を適切に削ることが出来なくなったり、回路が歪んでしまうためです。
ヘリウムの沸点(-268.9℃)はあらゆる物質の中で最も低く、気体の中で水素に次いで熱伝導率が大きく、高速冷却が出来ます。原子の大きさが水素の次に小さく、他の化学物質との反応性に極めて乏しく、燃えるなどの心配もありません。
こうした優れた性質のため、ヘリウムを他の気体に代用することはできません。
半導体産業の心臓部である台湾と韓国は、ともにヘリウムの64~65%程度をカタールからの輸入に頼ってきました。この大半が途絶えたことになります。
ヘリウムは液化して保管するしかありませんが、沸点が絶対零度付近のためどうして気化を免れず、保管できるのは45~60日程度しかありません。そのため長期間在庫として持つことができません。
生産・輸送に関する数々の供給制約や長期契約の存在などから、他国からの代替供給によりカタール産の不足分を完全に賄うことは不可能です。
よってそう遠くない将来に、半導体会社のもとからヘリウムは枯渇します。
これは単なる半導体の生産量低下や価格上昇という意味だけではありません。半導体そのものが作れなくなります。
半導体はスマホ、パソコン、サーバーなど電子機器だけではなく、自動車、医療機器、家電、産業用ロボット、宇宙・防衛などありとあらゆる分野で欠かせません。
今後、石油製品原料の不足に半導体不足が重なり、ありとあらゆるモノが世界中で十分に作れなくなるのです。
★本日はアボマガ・エッセンシャルの配信日です。
米国株や日本株は半導体・AI・ソフトウェア関連銘柄が支配的です。ヘリウムが無くなればこれらハイテク業界の事業は回らなくなります。
「新NISAでインデックス投資をしていれば安心」という常識が、明日にも崩れるかもしれません。
半導体の息の根を止める「ヘリウム供給途絶」。
カウントダウンはすでに始まっており、あなたの資産を凍結させる準備は整っています。
手遅れになる前に、この「物理的な現実」を知ってください。
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