昨日、目線の異なるAI関連の米国株を新規紹介しました。
AIブームに低リスクで乗る方法
https://www.avocado-fes-thought.com/blog/20251208-ai-stock/
中長期的に高成長を見込め、バリュエーションが非常に割安だったことが直接の紹介理由ですが、これからお話するAI投資ブームの質的変化に上手く乗って行けるのではないかと思っています。
…AI投資ブームの質的変化?
最近、AIトレードのトレンドに大きな変化が生じ始めていることをあなたはご存じですか。
22年12月~25年10月にかけてのAIブームは、オープンAIとエヌビディアが作り上げたものでした。
22年11月30日にオープンAIがチャットGPTを一般向けに公開し、生成AI開発会社がチャットGPTに対抗するためにこぞってエヌビディアのGPUを爆買いし、同社の収益が膨張したことがAIブームを牽引しました。
ところが今年11月にグーグルがジェミニの最新版を発表し高い評価を得ました。さらにジェミニにも搭載されるグーグル開発のTPUをアンソロピックが最大100万個購入する大型契約が明らかになりました。
グーグルがオープンAIとエヌビディアの牙城を崩し始めているのです。
これに危機感を抱いたオープンAIのアルトマンCEOは「コードレッド(非常事態)」を宣言し、チャットGPTの改良を優先するため社内のリソースを集中的に振り向けるよう指示しました。
こうした動きがあった中、11月以降、投資家行動が変化しました。エヌビディアやオープンAI周辺銘柄を売り、グーグル周辺銘柄を買う動きが起こったのです。
オープンAI周辺銘柄には、オラクル、コアウィーブ、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、ソフトバンクグループが該当します。
グーグル周辺銘柄には、ブロードコム、ルメンタム・ホールディングス、TTMテクノロジーズなどが含まれます。
以下は11月から現在までの各銘柄のドル建てリターンです。
▼オープンAI周辺銘柄
・エヌビディア:-8.4%
・オラクル:-16%
・コアウィーブ:-35.5%
・ソフトバンクグループ:-34%
▼グーグル周辺銘柄
・アルファベット(グーグル):+11.6%
・ブロードコム:+8.5%
・ルメンタム:+70%
・TTMテクノロジーズ:+12.2%

今まで投資家はとりあえずS&P500やマグニフィセント7を保有しておけば、エヌビディアの株価暴騰の波に乗って資産を増やすことができました。
ところがグーグルの台頭で、どの半導体を搭載したどの生成AIが勝利するのかどうか見通せなくなっています。中国のディープシークといった海外の競合もいます。
さらに半導体が主に牽引したAIブームは、クラウド、ソフトウェア、インフラなどの周辺領域へ広がっています。
競争激化とAI関連投資のテーマの多様化により、AI関連銘柄同士で資金の奪い合いが起こっているのです。
とりわけマグニフィセント7から他の銘柄に投資先をシフトする動きがヘッジファンドの間で起こっています。
マグニフィセント7銘柄はどれも割高で、アップルとメタの今年9か月間のFCF(フリーキャッシュフロー)は前年同期比でマイナス、アマゾンのFCFはマイナスに転落しています。
アマゾン、メタなどのハイパースケーラーはデータセンター投資の膨張でFCFを圧迫し、今後もこの圧力が増すことは必至です。
すでに他のセクターからAI関連銘柄への資金移動はかなり進んできたので、Fedが再び量的緩和などで流動性を供給しない限り、外部からAI関連銘柄に十分なマネーは供給されません。
期待の萎んだAI関連銘柄から、期待の膨らんだAI関連銘柄にマネーが流れるだけです。
AI関連銘柄の間でグルグルお金が移転するだけなので、S&P500全体としては大した値上がりは起こりにくいでしょう。S&P500は値上がりペースの鈍くなった割高な銘柄の集まりになぅていきます。
AIブームに乗って資産を増やしたいならば、中長期的に確実にキャッシュフローを稼げる将来有望なAI銘柄に厳選して投資するしかありません。
昨日紹介したAi関連銘柄はその一例です。興味のある方はアボマガ・エッセンシャルにご登録を。
一応私共は長期投資家のための投資情報メルマガを発行する身として、それなりに結果を出しています。
2020年以前に紹介した20銘柄のうち、11銘柄はトータルリターンが100%以上(つまり資産2倍以上)になっています。11銘柄中6銘柄はトータルリターン200%以上、1銘柄は700%超えです。
これは米ドル建てです。円建てだと資産が2倍、3倍、5倍になった銘柄だらけで、テンバガーも発掘済みです。
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