銀の今の値上がりの仕方には不満だ!

アボマガ・エッセンシャルではサービス開始当初からゴールド投資を推奨してきました。

日本円の紙くず化を見越してです。

ご存じない方のために言っておくと、銀も紹介しています。

2019年に紹介し、いまではドル建ての価値が2.1倍になっています。円建てだと2.8倍です。

儲かったならいいじゃないか、普通の人はそう思うでしょう。

私は現在の銀価格の値上がりの仕方に不満があります。

銀は金が強気相場のときに金以上に大きく値上がりする特徴がありますが、2022年11月以降にこうした期待した値動きが起きて来なかったからです。

これにはいくつかの原因が考えられます。

第1に、新興国を中心とする各国の中央銀行が2022年以降に旺盛に金を買ってきましたが、銀にはこれがありません。

第2に、中国人は銀を金ほどに好みません。中国において富とステータスの象徴として人気が根強い金と比べ、銀にはこうした文化的意義がありません。

第3に、太陽光パネルの過剰生産です。銀は発電効率を高めるために太陽光パネルになくてはならずこれが銀需要を押し上げてきました。

しかし中国メーカーが近年過剰生産したせいで世界中に太陽光パネルが溢れており、最近では生産があまり進んでいません。

欧米ではトランプ政権誕生前から金利上昇により資金調達しにくくなったことや送電インフラの不足などの理由から、太陽光発電熱はやや下火になっています。

トランプ大統領は他国が迂回輸出した太陽光パネルに最大3521%の関税を課し、中国による太陽光パネルのダンピング輸出を阻止しようとしています。

銀の将来や如何に?

★本日配信のアボマガ・エッセンシャルの記事にて、銀の将来について詳述しています。

以下、特別に記事から一部抜粋:

中国の太陽光パネルが過剰供給のため短期的にどこまで太陽光パネル向け銀需要が増えるか見通せません…

銀価格は投資・投機的な動きで決まりやすいですが、***が急増していること、***が極めて乏しいことから、いつ本格的な強気トレンドが起きても不思議ではありません。

1972年以降に金の強気相場は7回ありました。ここで言う強気相場とは、直近の最高値を更新した上昇相場のことを指します。

このうち6回で銀も強気相場入りしました。銀が強気相場入りするのは金価格が直近のピークを更新してから12~18か月の間に生じてきました。

いまの金強気相場は昨年1月に直近の最高値を更新したので、過去の傾向が当てはまるのであれば今月までに銀の強気相場が始まることになります。

今月までに銀の強気相場が始まるかどうかは神のみぞ知るところです。

でもあなたの知らないところで、銀に新たな好材料が加わっていることは紛れもない事実です。

物価高が止まらず、超長期金利が急騰し、日本国債を日本人が誰も買わなくなり、財政破綻や日銀債務超過が悲観論者の絵空事では済まなくなってきました。

もう先送りは通用しません。日本の破綻も、備えを怠ってきた人々の生活の破綻も。

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