米国株、金融市場で新たなトレンドの胎動を感じる

あけましておめでとうございます。早速に市場について書きます。

昨年の株式市場については前回の今日のつぶやきで書きました。ドル建てで見ると米国株のみが好調で、しかもこれはエヌビディアの株価高騰に専ら牽引されたものでした。

これ以外に昨年の金融市場やアボマガ・エッセンシャルの紹介銘柄を見ていて感じたことがいくつかありました。

一つはビットコインやゴールドといった代替通貨と見なされる資産が昨年好調だったことです。

暗号通貨は昨年顕著な値上がりを見せ、ビットコインは121%のリターンで一時1ビットコインの価格が10万ドルを超えました。

他にもリップルが235%のリターンとなり時価総額が第3位の暗号通貨になるなど、多くの暗号通貨の価格が倍以上になりました。

ゴールドはこれに比べれば27%のリターンと見劣りしますがS&P500の24%よりは上でした。

もう一つはアボマガ紹介銘柄のリターンを見ていて気付いたのですが、収益が好調の一部のバリュー株のリターンが良かったことです。

S&P500を上回る、30~50%程度のトータルリターンだったバリュー株が多くありました。中には100%を超えるものもありました。

米国のバリュー株全体のパフォーマンスではないので勘違いなきよう。バリュー株全体のリターンは昨年もS&P500には全く適いませんでした。あくまで個別株レベルでの話です。

暗号通貨や貴金属が買われたのは、新興国の脱ドル化が進み中央銀行がゴールドを買い増していることや、米国財政への不安が背景にあるのでしょう。

こうした不安は米国のインフレや長期金利を高める方向に作用します。事実、米国の長期金利は2023年末の3.82%から昨年末に4.57%に上昇し、インフレ率は10月から反転上昇しました。

長期金利が上がる環境ではグロース株よりバリュー株が選好されやすいです。配当利回りの大きさがトータルリターンをより左右するようになるからです。

バリュー株を選好するトレンドが、一部の個別株で生じ始めたのでしょうか。

ほとんどすべての投資家が米国のグロース株、とりわけAI関連株に目を奪われているなかで、新たな市場トレンドの胎動を私は感じます。あくまで私はですが…

話変わって、昨年末の米国株市場を見ていて思ったこと。

昨年通年では米国株は好調でしたが、12月のマーケットは上値が重い展開でした。

FOMCが開かれFedがタカ派姿勢を強めた12月18日とクリスマス明けの12月27日は全面安の展開となり、明らかにいままでと異なる値動きでした。

毎日米国株の値動きを観察している私の目から見て、この2日間の値動きは明らかに異常でした。

一体何が起こったのか?ちょっと調べてみたところ、見つかりましたよ、「異変」が。いままでとは明らかに異なる動きが、あそこに。

あそこ?それは何処?今回それは書きません。書く自由があるなら書かない自由があってもいいじゃない。たまにはあなた自身で調べてみてください。

ヒントは「市場は(金利でなく)流動性で動く」。これを読んで頭にピンと直感が働いた方は、幣ブログを流し読みでなくきちんと読んでくださっている証拠です。

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