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2025年

  • 2025年2月10日

トランプ関税懸念で金買いがヒートアップ

金の値上がりが止まりません。 2022年11月にワールド・ゴールド・カウンシルが、中国と見られるどこかの国の中央銀行が金を爆買いし、同年7~9月に中銀の金買い越しが399トンと歴史的水準に達したと発表しました。 これを機に金の強気相場が始まり現在にかけて続いています。2022年10月に1オンス1630ドル程度だった金価格は、今年5日に一時1オンス2900ドルを付けました。3000ドル目前です。 現 […]

  • 2025年2月4日

勘違いしていませんか?「賃上げ」は「給与アップ、雇用安定」を意味しません。

[2025/01/29 日本経済新聞]企業の配当、過去最高18兆円 NISA利用の個人に恩恵 上場企業が配当を増やす動きが広がっている。2025年3月期は期初時点から353社が予想を引き上げ、配当総額は約18兆円と4年連続で過去最高となる見通しだ。企業に資本効率改善の要請が強まっていることが背景にある。新しい少額投資非課税制度(NISA)を使って投資する個人に恩恵となる。 [2025/01/13 […]

  • 2025年2月3日

DeepSeekの登場でエヌビディアのボロ儲け構造に暗雲立ち込める…?

先週のディープシーク(DeepSeek)による生成AIモデル「R1」の発表は世界中で大きな話題になりましたね。 オープンAIと同等もしくはそれ以上の性能を、開発コストを95~97%削減して実現してしまったのですから。 イノベーションを起こすのは巨額のお金ではなく、何度失敗を繰り返しても諦めない不屈の精神、失敗で得た情報に基づく創意工夫、そして富貧に関わらずあらゆる人々が使える技術を開発して革新を起 […]

  • 2025年1月30日

パウエルFed議長はインフレの全責任を負う人身御供に差し出されるのか

[2025/01/30 ブルームバーグ]FOMC、政策金利据え置き-利下げ急ぐ必要ないとパウエル議長 米連邦公開市場委員会(FOMC)は1月28、29両日に開催した定例会合で、主要政策金利を据え置くことを決定した。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、FOMCは利下げを急いでいないと指摘。インフレ面でのさらなる進展を見極めるため、昨年に実施した連続利下げをいったん停止すると説明した。 パ […]

  • 2025年1月28日

世界最大の産油国が石油価格を進んで下げると思いますか?

政府が石油元売りへの補助金を昨年12月に引き続き今月も縮小したことで、ガソリン価格が値上がりしています。 地方によってはガソリン価格がリッターあたり200円を超えているところも出てきています。 ガソリン価格を市場原理に任せずに政府がカネを出して力づくで下げることは絶対にやってはいけないことです。その理由は以前に書きました。 アボマガお試し版「今日のつぶやき~65言目~」(2023年9月12日配信) […]

  • 2025年1月27日

「石油火山」噴火警戒レベルが上がりました

今回は本日アボマガ・エッセンシャルで配信した記事の一部を転載します。 ロシアへの新たな制裁で石油供給はどうなる? ●これまでの石油市場原油価格は2021~22年夏にかけて3倍以上に値上がりしました。ロックダウンから経済が回復するなか、産油国の供給調整や物流の混乱による供給制約があったためでした。 これは当時の世界的な高インフレにつながりました。高インフレが続き支持率が低迷していた当時のバイデン政権 […]

  • 2025年1月24日

キャベツ、米価格高騰が消費者物価にも反映されてきた

食料価格の高騰が消費者物価指数の数字にも顕著に表れ始めました。 昨年12月の消費者物価の総合指数は前年同期比3.6%上昇でした。11月は2.9%でした。生鮮食品除くコア指数が3.0%の上昇でしたので食品価格高騰がインフレを押し上げました。 ご想像の通り、キャベツ価格の高騰(一年前の2.25倍)や米の価格高騰(うるち米は65.5%値上がり)などが総合指数に大きく反映されました。→画像 食料価格の高騰 […]

  • 2025年1月21日

投資家は市場の大混乱で強く逞しくなれる

先進国の長期金利の上昇で、世界中の株価が下落傾向にあります。 いまの市場参加者、市場関係者に長期金利の止まらない上昇を経験したことのある人たちはほぼ皆無です。 グローバル化が始まった1980年代から2020年にかけて米国をはじめ世界の長期金利は下がり続けてきました。この間、インフレも概ね安定していました。 高インフレと長期金利上昇の真っ只中にあった1975年前後に市場に携わるようになった人はいまで […]

  • 2025年1月20日

株価下落傾向が世界的に続く、表の理由と裏の理由

昨年12月から世界の株式市場の下げが続いています。 ドル建てで見ると米国株、日本株、欧州株、中国株、新興国株(中国除く)のすべてが下げています。 昨年9月終わりから10月初めに一時暴騰した中国株はその後下げが続き、再び弱気相場入りしています。 世界の株価の下げている表の原因は先進国の長期金利の上昇が止まらないことです。 株安に先立つ昨年9月から、米国をはじめ日本、英国、フランスなど先進国で長期金利 […]

  • 2025年1月9日

トランプがカナダ、グリーンランド、パナマ運河を編入したいと言っていますが

アボマガお試し版にて「今日のつぶやき」を配信しました。 世界最大の大国が領土拡大を唱えたのですから、他国が同じことをしても文句を言えなくなりました。 ブログ非公開です。 本日1月9日にアボマガお試し版にご登録されるとお読みいただけます。ご登録は下の登録フォームから。