歯のケアと想定外-日常的なものからリスク管理を見直す-

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歯のケアと想定外-日常的なものからリスク管理を見直す-

   今回は歯のケアと想定外についてです。


   人間は想定外な物事を考えるのが苦手です。 そこで歯のケアという日常的な事例をピックアップすることで、想定外に対処する心構えを少しでも持ってほしいと思って記事として著します。

私が歯のケアで行っているリスク管理

   皆さんは歯のケアについてどのように考えているでしょうか。 多くの人は歯が痛くなったり虫歯ができたら歯医者さんに治療してもらえばいいと考えています。


   しかし歯が痛くなって実際に歯医者さんに診てもらったら、実は思っていたよりも虫歯がひどいことがあります。 場合によっては歯を抜く必要があるといった、予想していたよりもひどい状況だってありえます。


   こうした"死刑宣告"を防ぐために、私は日ごろから歯のケアにはできるだけ気を遣っています。 普段から毎回15~20分程度というそこそこ長い時間を使って歯を磨きます。 もちろん歯ブラシだけではなく、フロスも使って歯と歯の間の歯垢を取り除き、歯石が出来るのを防ぎます。


   それだけではなく、半年~1年ごとに歯医者さんに通うようにしています。 虫歯を治すためにいくのではなく、今までの間に溜まった歯垢や歯石をクリーニングしてもらうためにいくのです。 そうして歯周病などの歯の病気が起きるのを防いでいます。


   みなさんは歯医者というと、歯を抜くときの痛みやギュイーと音を立てながら虫歯を容赦なく責めたてる器具といった、ネガティブな印象を受けるかもしれません。 しかし私のように歯周病を予防する治療を受ける分には、歯医者はかなりのリラクゼーションスポットです。


   歯石を器具でガシガシ取り除くときの感覚は、いわゆる"痛気持ちいい"類のものです。 多少痛くなったり血が出るときもありますが、何だかいい感じに快適で体の力も抜けてすごくリラックスできるのです。


   こうした歯の病気を予防するという発想で歯医者に通うと、リラクゼーションになりますしさらに歯を恒常的に清潔に保てるので一石二鳥です。

歯のケアと想定外

   私が言いたいのは歯のケアをしましょうではありません。 歯のケアという当たり前の行動から、想定外を防ぐ意識を持てるようになってほしいのです。


   上にも書いたように、私が歯のケアを自分なりにしっかり行っている理由は突然の"死刑宣告"から身を守るためです。 つまり最悪な出来事が起こる"可能性"を考慮して、こうした可能性を極力減らすために歯のケアをちゃんと行っているのです。


   普段からしっかり歯磨きをせず、頻繁に甘いものを摂取していれば歯が悪くなるのは当たり前です。 このようなことをずっと繰り返していたら、将来に歯を失くしてしまう可能性は知らぬ間にどんどん高まっています。


   もちろん歯に悪いことを繰り返していても、必ず歯を失うとは限りません。 ちょっとの虫歯で済むかもしれません。


   しかし歯を失う「かもしれない」ことだって十分考えられますよね。 歯を失う確率は決してゼロではないのです。


   たとえいままでいくら歯に悪いことを行っても歯を抜かずに済んでいたとしても、だから歯を失うことがありえないと考えるのは単なる自信過剰です。 運よく歯を失うことがなかった、ただそれだけなのです。


   このように歯のケアというありふれた行為からも、想定外に関する大切な考えを学ぶことができます。 みなさんは上に書いてあることは当たり前だと思っているかもしれませんが、頭ではわかっていても行動が伴わなければ無意味です。 行動が伴わない時点でリスク管理を怠っていることになるのです。


   もちろん私のように注意していても、必ずしも歯を失わないわけではありません。 しかし歯を失う可能性は減らせますし、万が一歯を失うことがあっても何も対処しないよりかは後悔が少ないと思っています。 だからちゃんと行っているのです。


   それに上にも書いたように歯石の除去はかなりのリラクゼーションになります。 実は歯のケアをしっかり行うことって、最初は面倒ですけどやってみると意外と楽しいものなのです。


   歯のケアをちゃんと行っているからといって、災害など別分野の想定外に対処できるようになるわけではありません。 歯のケアでリスク管理が出来ていても、地震に対するリスク管理を怠ってしまうことは普通にあり得ます。 人間、Domain Specificityという性質がありますから。


   しかし千里の道も一歩から。 身近なものからリスク管理を実践することにより、ちょっとでも想定外に対する心構えを根付かせることが将来の行動につながるでしょう。


   当たり前をバカにしないこと。 これの積み重ねが何十年先に大きな結果の差を生むのです。


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