当たり前を疑え-心理が生むリスクを理解し不確実を楽しむ-

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柱の歩き方を考える

   駅の構内などを歩いているとたまに柱などを見かけますよね。 何も気にせず柱の側を歩いていたら、柱の後ろから急に歩行者が現れてビックリすることってありませんか?


   柱は駅の構内などを歩いている場合によく見かけますが、上のように見えないところからいきなり人が現れることがよくあります。 そこで今回は柱が近くにあった場合にどのようにすれば相手にも自分にも迷惑をかけずに歩けるかどうかを考えてみましょう。


   基本的な考え方は、常に柱からは突然歩行者が現れると決め付けることです。 もちろん現実ではそんなことはありません。 毎回毎回柱から人が現れるわけではありません。 よって100%柱から歩行者が出てくるなんてことを考えるのはいくらなんでも臆病すぎると思われる方もいるかもしれません。


   しかしこれは別に臆病な発想でも何でもありません。 あくまでリスク管理の考え方です。


   もちろん毎回柱から人が現れるわけではありません。 それは重々承知です。


   しかしリスク管理の観点から大切になってくるのは柱から急に人が現れることがある、という思考です。 柱から急に人が現れる確率は100%ではありません。 しかし0%でもありません。 0%ではないということは注意する必要があるということです。


   初めから100%現れると思って常に注意深く行動をすれば、もし人が柱からいきなり現れてもより柔軟に対処することが出来ます。 またもし柱から人が現れなければ、そのまま普通に歩行をすればよいだけですのでなんら問題はありません。 つまり注意するに越したことはないということです。


   このように柱の見えないところから100%人が出てくると想定する場合に、柱の近くを通過する際に次のようなことには気を配りたいものです。

  • 柱の側を通らない。少し距離をあけて歩く
  • 柱の裏側に目線を向ける
  • ペースを調節する

   まずは柱の側を通らず、柱から少し距離をあけて歩くことが大切です。 柱の側を歩くと、柱からちょうどでてくる相手と自分とがぶつかりそうになるときに上手く避ける選択肢がなくなってしまうからです。 また柱の裏側に目線を向けようとしても、柱の側では上手く確認することができません。 これらの理由から柱から少し離れて歩くことが重要です。


   次に柱の裏側に目線を向けることが大切です。 普通に歩行をする際も、横方向から来る人がどのような動きをしてくるかが重要です。 これはもちろん柱を通過する際も同様です。 柱の裏側から通行してくる人を出来るだけ早くキャッチし、相手の動きに合わせて瞬時に予測、行動をすることが大切となります。


柱の歩き方1


   またペースの調整も大切です。 柱の裏側の人の確認は難しいですし、柱の裏側の人を見つけたときには既に自分との距離が近いことだってよくあります。 そこでまずあらかじめペースを抑え目にして柱の裏側に注意をより向けます。 そして問題がないと判断したら、ペースをあげて一気に柱を通過することも一つの手段です。


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