積極的に生の英語に触れることが大切な理由

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積極的に生の英語に触れることが大切な理由

   今回は英語学習で大量に英語に触れること、とりわけ大量のリーディングがもたらす効果について話します。


   理解できる/できないに関係なく、積極的に生の英語に触れることはいろんなメリットがあるのです。 どんどん生の英語に触れて、楽しんで英語のスキルアップをしてもらえればと思います。

生の英語に積極的に触れることのメリット

   個人的に英語学習の基本となるのは、理解できる/できないに関係なく、単純に生の英語に大量に触れることだと思っています。 とりわけ英語を大量にリーディングすることが重要だと思っています。


   リーディングをおすすめするのは、リーディングであれば誰でも家で一人で簡単に出来ますし、リーディングはリスニングなどと比較して、最も数多くの英語に触れることができ、初心者に向いていると思うからです。


   それでは何故、理解できなくても良いのでとにかく積極的に生の英語に触れること、とりわけ大量のリーディングが大切になるのでしょうか。 それは大きく分けて次の3つの理由からです。


  • 英語を好きになり、一生英語を続けていけるマインドを形成できる
  • 自分の不得意な単語や文法などを洗い出せるようになり、修正点が見えてくる
  • 英語で理解する感覚が徐々に養われる

英語を好きになり、一生英語を続けていけるマインドを形成できる

   大量に英語をリーディングすることの効果一つ目は英語を好きになり、一生英語を続けていけるマインドを形成できることです。 英語の勉強をし始めたばかりの人にとってはとりわけ重要となります。


   人間は何事も繰り返し触れることで、自然と好意を抱いていくという心理的な性質があります。 これを単純接触効果と言います。


   好意を得ればそれだけで前向きな気持ちになり、英語に挫折せず長年英語を楽しめるようになっていきます。 そのため理解できなくてもよいので、英語に繰り返し触れることが一生英語を続けていくためにとても大切となるのです。


   詳しくはこちらの記事をご覧ください。

自分の不得意な単語や文法などを洗い出せるようになり、修正点が見えてくる

   大量に英語をリーディングすることの効果二つ目は、自分の不得意な単語や文法などを洗い出せるようになり、修正点が見えてくることです。


   大量に英語に触れていくと、だんだんと生の英語でよく使われる単語や表現、文法が何であるかということが感覚的にわかってくるものです。


   よく使われる単語や表現、文法に苦手箇所があると、それが自分の英語のレベルアップの妨げになっていることに気づくものです。 すると不思議と問題を解決しようという気持ちが芽生えてくるものです。


   こうした気持ちは決して嫌々した気持ちではなく、自分の気持ちから芽生えた前向きな気持ちです。 「単語帳や文法帳を買って基礎を勉強してみよう」とか「わからない英単語を積極的に調べてみよう」とか、そういった問題解決するための行動を自然と行えるようになってくるのです。


   このような形で勉強したときの理解スピードは漫然と学習しているときと比較して格段に速いものです。 というのは問題点を洗い出せているので、目的意識を持って「何を理解すべきか」というのが明確になっているからです。


   問題点が見つかったら、欲求に応える形で苦手な単語などをちょっと学習してみてください。 そしてある程度学習したら、また生の英語にどんどん触れてください。 勉強したての箇所が出てくると「あっ、これ最近覚えたばっかりの単語だ」といったことにすぐ気づきます。


   意味がスムーズに出てくればもう完全に理解できていますし、忘れてしまっていても「何だっけ?」と気になるので、また自分で意欲的に復習することができます。


   そしてまた大量に英語に触れていくと新たな問題点が見えてくるので、同じようにして自然に芽生えた気持ちに純朴に問題点を解決していけば、自然と英語をスキルアップしていくことができます。


   大量に英語に触れることで、前向きに自分の問題点を解決していくことが出来るようになります。 ぜひこの感動を味わってみてください。

英語で理解する感覚が徐々に養われる

   大量に英語をリーディングすることの効果三つ目は、英語で理解する感覚が徐々に養われることです。


   英語を大量に読んでいくと、だんだんと意味はわからずとも表現や文章構成のニュアンスがわかってくるものです。 すると英語を日本語と独立して捉えられるようになっていきます。 英語を英語として捉えて、英語の感性が身につくようになるのです。


   英語で理解する感覚を覚えてくると、長い文章でも大体の意味が瞬時にわかるようになります。 いくつかの重要な単語にだけ着目することで、大体の要旨がわかるようになっていきます。


   またリーディングで養った英語で理解する感覚は、ライティングでも活かせます。 日本語を英訳する感覚で文章を書くのではなく、日本語を排除して英語の感覚だけで文章を書けるようにもなっていくのです。 もちろん多少のライティングの訓練は必要ですが。


   このようにリーディングだけでも英語の感覚って結構身につくものなのです。


   この感覚は数年間英語に触れてないと気づかないくらい、本当にゆっくりと養われていくものですが、大量に英語に触れていく中で確実に英語で英語を捉えられるようになるのは確かです。


   英語の感覚に関しては、リーディングだけでなくリスニングなども併用するとより効果が出てくると思います。 スピーキングやライティングは私があまり利用する機会がないので説得力のあることは言えませんが、これらも併用するときっと効果はもっと上がるでしょう。


   英語の感覚がわかってくるのはかなり長い時間を要しますし、私も感覚を完全にマスターしたとは口が裂けても言えませんが、数年英語と触れることで英語を学習したての頃には考えられなかった未知の領域に入っていけることは確かです。


   ぜひとも長年英語に触れることで、言葉ではなかなか説明しずらい未知の領域へ足を踏み入れて見て下さい。 面白い世界が見えてきますよ。

関連リンク

・英語のスキルアップも込めて世界のニュースを知りたい方、The Economist誌の購読はいかがでしょうか。

→私も絶賛購読中のThe Economist誌について

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