背景知識を知っていると英語が一気に理解できる

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背景知識を知っていると英語が一気に理解できる

   今回は英語を扱うために大切となる、背景知識についてです。

背景知識を知っていると英語が一気に理解できる

   英語学習において見過ごされがちですがとても大切なことがあります。


   それは背景知識をどれだけ知っているかです。 つまり英語でニュースを見たければ、事前にどれだけ政治や経済、金融といった現代社会の基礎を知っているかどうかが英語の理解にとてつもなく重要な影響を与えることです。


   自分が詳しい分野や基本的知識を有する英語の文章を読んだり聴いたりすることが、英語による理解をスムーズにさせるだけではなく、英語を好きになり英語と長く付き合うためにとても大切なのです。


   例えば私たちは難しい法律の原文を日本語で読んでもさっぱりわかりませんよね。 母国語でさえも、全く無知な分野をいきなり理解するのは困難なものです。


   だったら自分がよく知らない分野をいきなり英語で読んだり聴いたりしても理解できないことは当たり前ですよね。


   将来私のように英語でニュースを取得したり海外投資を行いたい場合には、もちろん日本語で良いので政治や経済、金融や投資に関する基本的な勉強を行う。 こうしたことが欠かせないのです。


   背景知識がある分野で英語が理解しやすくなるのは、すべての英単語がわからなくてもイメージや推測によって大体の意味が感覚的にわかるようになるからです。


   日本語でも会話や文章を読む中でも、一つのキーワードを見たり聞いたりするだけで何となく全体のイメージが湧いてきません? この状態だと流し読みしたり相手の言葉をしっかり聞かなくても、頭の中のイメージから大体言いたいことがわかりますよね。


   例えばニュースの見出しで「消費支出 前月比2%減」とあれば、それだけで「消費税の増税のせいかな」「実質賃金減っているしね」と思えますし、流し読みしていっても大体予想通りの記事のことがよくありますよね。


   英語でも全く同じです。 いくつかのキーワードがわかれば、そこから何となく文脈をイメージ化することで全体として何を言っているのか何となくわかってくるのです。


   イメージを膨らませたり連想や推測を無意識に行って上手く読めていくと、さらに気分がよくなって直感的にスイスイ読めていくものです。 頭も全然疲れず、長い間英語と触れ合えると思います。


   ですので背景知識があって頭にイメージを沸かせやすい話題に関する英語を積極的に触れることが、英語の理解を深めたり楽しく英語を読んだり聴いたりするためにおすすめです。


   特に英語初心者の方は、背景知識を知っている分野の英語に触れるか触れないとでは、英語を続けられるか、それとも英語が嫌いになって挫折する原因になるかにも関わる大事な問題です。


   スポーツ、ゲーム、歴史、何でも良いです。 皆さんの趣味や詳しい分野に関する英語のサイトやブログをどんどん読んでみてください。 何となくわかった気分になれるのではないでしょうか。


   「あれ、意外と英語理解できてるじゃん」という気分にぜひ浸ってみてください。

背景知識の不足が英語力の成長を感じられない原因かも

   ある程度英語を勉強して、The Economist誌といった世界の新聞を読む自信がついた人でも、途中で英文が中々読めなかったりする場合があります。


   こういうときは意外と気分が凹んで、「自分には英語の才能がないのか...」と思うこともあるかもしれません(私も昔はよくありました)。


   英語が中々理解できない要因は、上に書いたように背景知識が足りなかったりキーとなる単語を理解できていないからかもしれません。


   ニュースを読んでもよく理解できない場合は、まずキーとなる単語をしっかり調べて見て下さい。 キーとなる単語は一つの記事で複数回使われていたりしますから、そのような単語を調べてみるのは重要です。


   たった一つの単語さえわかれば記事全体の内容が大体理解できる、気分が晴れることもしばしばあります。 ぜひとも調べてみて下さい。


   キーとなる単語を調べてもいまいちよくわからない場合は、読んでいる文章に関する背景知識が不足している可能性があります。


   その場合は本やネットなどで背景知識を勉強しておくことが重要です。 日本語で構いません。


   例えば私も最近M&Aに関する本を読んだところ、M&Aに関する記事をすっきりと読めるようになりましたよ。


   M&Aが行われやすい状況を知っていたり(規制緩和による市場の開放、飽和した市場でコストカットによる利益率を高めたい場合、単純に企業のサイズを大きくしたいという私利私欲など)、M&Aの裏側やM&Aに携わる多岐にわたる企業、M&Aの歴史に関するちょっとした知識があると意外とあっさり読めるものです。


   経済やビジネスといった分野の勉強を地道に行うことも、実は英語力アップにつながるのです。


   英語力アップのために、英語という枠だけにとらわれずに他の分野にも興味を持って本を読んだりして勉強するのは実は重要なのです。 様々な分野の学習も英語力アップのためにぜひトライしてみてください。

関連リンク

・英語のスキルアップも込めて世界のニュースを知りたい方、The Economist誌の購読はいかがでしょうか。

→私も絶賛購読中のThe Economist誌について

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