中国も米国も本心では対北朝鮮の全面戦争を行うつもりはなさそう

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中国も米国も本心では対北朝鮮の全面戦争を行うつもりはなさそう

2017/04/14

 

【2017/04/13 時事通信】北朝鮮産石炭の輸入半減=中国

中国税関総署が13日発表した貿易統計によると、今年1~3月に中国が北朝鮮から輸入した石炭は計267万8000トンで、前年同期比51.6%減となった。国連安保理の対北朝鮮制裁決議を受け、中国は2月19日以降、年内の石炭の輸入を停止している。
北朝鮮にとって石炭は最大の外貨収入源で、中国が唯一の輸出相手先。決議は北朝鮮の石炭輸出に上限を設定しており、中国は2月にこの上限に達したとして、輸入停止措置を取った。

 

【2017/04/13 ロイター】中国の北朝鮮からの輸入、第1四半期は前年比18.4%増=税関当局

 

中国関税当局は13日、第1・四半期の北朝鮮からの輸入(人民元建て)が前年比18.4%増加したと明らかにした。同国への輸出は54.5%拡大した。

 

 これらの報道から暗示されることは、中国は本心では対北朝鮮との全面戦争を行うつもりはないことです。

 

 もし中国が本気で対北朝鮮との本格的な争いを考えているのであれば、二国間貿易の輸出入がこんな水準まで上昇するなんて普通は考えられないです。

 

 中国は2月に北朝鮮からの石炭輸入停止措置をとっており、石炭輸出は北朝鮮の主要な外貨収入源であることから北朝鮮に与える影響は大きいと考えていました。

 

 しかし蓋をあけてみれば、石炭の輸出量は半減したものの、トータルでみれば明らかに中国と北朝鮮の貿易関係は継続しており、中国は本気で北朝鮮に対して経済制裁をするつもりではなかったようです。

 

 石炭に関しても、実は北朝鮮から中国への石炭輸出の前年同期比からの落ち込みは、報道が与える印象よりはずっと少ないです。

 

 北朝鮮から中国への石炭輸出額を北朝鮮ウォン建てで見る場合、次の3つの掛け算によって大まかな輸出額が求まります。

 

  • 石炭輸出量
  • 人民元建て石炭価格
  • 人民元と北朝鮮ウォンの為替レート

 

 1-3月期の中国への石炭輸出量は、中国税関当局によれば半分以上減ったとのことです。しかしドル建て石炭価格は前年同期比で60-70%程度も上昇しているのです。

 

石炭価格の推移

画像ソース:TRADING ECONOMICS

 

 この間人民元はドルに比べて5.5%程度安くなったので、人民元建て石炭価格は二つを掛け合わせて68%~78%程度上昇したのです。

 

 人民元と北朝鮮ウォンのレートについても、前年1-3月のレートはわからないので正確な数字はわかりませんが、過去1年のレートの推移を見る限り、1年間で6%程度ウォン高人民元安になったようです。

 

人民元/北朝鮮ウォンの推移

画像ソース:FX Exchange Rate.com

 

 これら数字を掛け算すると、北朝鮮から中国への北朝鮮ウォン建て石炭輸出額は前年比11%程度の下落にとどまります。

 

 実際の北朝鮮ウォン建て石炭輸出額はよくわかりませんが、石炭輸出に関する北朝鮮への影響は、私たちが報道から受ける印象よりもかなり小さいことは間違いないでしょう。

 

 人によっては中国・北朝鮮間のトータルの輸出入に関する数字は中国当局による捏造で、本当の数字はもっと悪いと思われるかもしれません。

 

 しかしもしそうであれば、中国当局が3月半ばのティラーソン国務長官訪中前に、北朝鮮の石炭貨物船に対する中国の港への入港許可は下さないでしょう。

 

 さらに2月に石炭禁輸措置を取っているにもかかわらず、米国によるシリア空軍基地爆撃という、米中首脳会談が開かれている最中に中国への見せしめとしても行われた出来事の直後に、4月7日に中国税関当局が北朝鮮船籍を追い払うよう中国商社に通達するなんてしないでしょう。そんなこと、とっくに済ませていなければなりません。

 

 中国が対北朝鮮への軍事行動を断固としてとるつもりであれば、2月の石炭禁輸措置の段階から対北朝鮮への強烈な経済制裁は一貫して継続されなければなりませんが、中国はそうした対応を取ってきませんでした。

 

 よって中国の北朝鮮のトータルの輸出入に関する数字が、公表されているものよりもずっと悪いというのは考えにくく、中国は対北朝鮮との全面戦争を望んでいないことが伺えるのです。

 

 (むしろ石炭輸入量の半減という数字の方こそ、中国がトランプに"忖度"して実態よりも少ない数字を公表したとさえ勘ぐれるくらいです)

 

 もう一つ、今週初め、中国が北朝鮮との国境に15万人もの兵士を投入したという報道がされました。中国側は否定しており、真偽のほどはよくわかりません。

 

 真偽は置いといて、普通、対北朝鮮の軍事目的で中国が北朝鮮に兵士を動員する計画があれば、事前に北朝鮮は中国の動きを察知して国境封鎖を行うなどの厳戒態勢を取るはずであり、こうした旨の報道が中国による兵士導入の噂が流れる以前から世界的にされるはずです。

 

 しかしこうした報道は流れていませんし、それどころか現在でも中国・北朝鮮国境での陸路による交易は、ペースは大きく落ち込んでいるもののいまだ継続されており、現地の人々同士の関係も大して変わっていないのです。
【2017/04/13 Reuter】At Chinese Border With North Korea, Trade Cools but Few Signs of Strain

 

 こうした事実を考慮すれば、私たちは中国は対北朝鮮への本格的な軍事手段をとるつもりはない、少なくとも全面戦争は絶対に避けたいと考えているという仮説的目線に立って、北朝鮮に関する報道を見ていくことが比較的妥当だと言えます。

 

 

北朝鮮問題が戦争一歩手前まで演出される可能性はある

 ここで少しだけ中国と北朝鮮に関する報道をメモしておきましょう。

 

【2017/04/12 産経ニュース】習近平、トランプ氏が電話会談
 習近平国家主席はトランプとの電話会談で、北朝鮮問題に関し平和的解決を望んでいる旨を伝えたという報道。

 

【2017/04/13 ロイター】中国、北朝鮮が核開発停止すれば安全保障強化へ=環球時報
 北朝鮮が中国の助言に従い核開発を停止すれば、中国は直ちに北朝鮮の国家と政権の安全確保に積極的に取り組むとする報道。

 

【2017/04/13 ロイター】中国外相、北朝鮮問題は「軍事力で解決できず」
 表題のとおり。

 

 こうした報道と先ほど書いた事実をもとにした目線とに立てば、中国が北朝鮮との全面戦争は絶対に望んでいないことがわかるでしょう。

 

 中国は今後は米国にかわって世界の経済、金融の主導役を担おうとしています。そうした中国にとっては、世界的な信用を勝ち取るためにはなんとしても北朝鮮問題を外交力で解決しなければなりません。

 

 戦後、米国が無用な戦争を繰り返して覇権を維持してきた歴史により、世界中の人々は戦争に辟易しています。中国が北朝鮮問題を軍事的に解決しようとすれば、世界の民衆から中国も米国と変わらない暴虐的な国だと思われて見放される危険性もあります。

 

 さらに中国が対北朝鮮で強行的な手段をとることで、北朝鮮難民が中国に流れて中国国内が大混乱に陥るリスクは前々から中国政府が懸念し続けてきたことです。

 

 中国の立場で考えれば、北朝鮮問題を軍事的な強行的手段によって解決することはリスクだらけなのです。ですから中国は何としてでも対北朝鮮問題は(途中にいろいろなことがあろうとも)最終的には外交的に解決したいはずなのです。

 

 では今後北朝鮮問題は中国外交によって軟着陸するかといえば、そう簡単な話ではありません。平和的に解決するどころか、場合によっては核戦争一歩手前の状況にまで推移する可能性は十分考えられます。

 

 というのは本当に北朝鮮問題を何とかするためには、米軍が極東から完全撤退できる状況を作らなくてはならないからです。

 

 前回の記事に書いたように、トランプは本音では海外駐留米軍を撤退させたいと考えているものと思われます。そのためにシリアや北朝鮮問題を上手く利用したいと考えていることでしょう。

 

 しかし米軍をそそくさと撤退させることは戦争で飯を食ってきた戦争屋の反発を招き、トランプの命にかかわる問題となったり、それこそ世界戦争勃発の火種にもなりかねないので絶対にできません。

 

 米軍を撤退させるためには、米軍をわざと暴走させ戦争屋を喜ばせながら、世界的にアンチ米軍、アンチ米国の世論を掻き立てながらカッコ悪い幕引きを図るくらいしかないのです。

 

 よって米国は北朝鮮との核戦争一歩手前までの状況をわざと作り出すことは十分考えられることです。

 

 トランプは中国に対して北朝鮮問題を主導的に対処しろと発破を掛けていますが、中国が動いたらトランプはまた暴走してさらに北朝鮮情勢を緊迫した状況に持ってくるものと思われます。

 

 そうやって中国の優柔不断な態度を封じ込めながら、トランプは最終的に米軍を撤退させるための「見た目上」危機的な状況を作り出していくのではないかと個人的には見ています。

 

 中国もこうした米国(の演技)には付き合わざるを得ないので、いずれは中国も軍を派遣して鎮圧に乗り出す可能性があります。

 

 これは憶測ですが、最終的に北朝鮮情勢は朝鮮戦争のときのように「ロシア・中国・北朝鮮」対「米国」という構図になるかもしれません。あくまで形式的、見た目での話ですが(少なくとも米国とロシアは裏ではつるんでいるはずです)。

 

 いずれにせよ、最終的にはどちらが勝ったのか負けたのか良くわからないまま、気づいたら米軍が撤退するという、なんとも後味の悪い、あっけない幕切れになるのではないでしょうか。

 

 そういうわけで、個人的な見立てとしては北朝鮮問題に関しても全面戦争、第三次世界大戦の勃発にまで至る可能性は少ないと考えています。しかし全面戦争一歩手前までの演出がされる可能性は十分あるので、腰を据えて報道を見ていくことが重要となります。

 

 (ただし所詮は一つのシナリオですので、まぁそういう見方もあるんだ程度に思ってください)

 

 また偶発的な有事が起こる可能性はありえますし、北朝鮮内部で権力闘争等が起こって北朝鮮内部が一時グチャグチャになる可能性もあります(金正恩氏の暗殺が起こらないとも言い切れない)。

 

 よってマクロ的に見れば全面戦争という形はおそらく避けられそうですが、不気味な事件や有事が一時的に生じる可能性は十分考えられることは頭に入れておいたほうが良いかもしれません。

 

米国は近々北朝鮮問題どころの話ではなくなる

 北朝鮮問題に関する米国の動きを少しメモしておきます。

 

【2017/04/08 産経ニュース】米空母打撃群が朝鮮半島へ

米太平洋軍のハリス司令官は8日、寄港先のシンガポールからオーストラリアに向かっていた原子力空母カール・ビンソンを中心とする第1空母打撃群に対し、北上を命じた。米海軍第3艦隊(米カリフォルニア州サンディエゴ)が発表した。朝鮮半島周辺で活動し、核開発・ミサイル開発を続ける北朝鮮の挑発に備える狙いがある。

 

【2017/04/11 ロイター】海上自衛隊、朝鮮半島へ向かう米空母と共同訓練へ=関係者

海上自衛隊が、朝鮮半島の近海に向けて航行中の米空母カールビンソンと共同訓練を検討していることが11日、わかった。

 

複数の日本政府関係者が明らかにした。「東シナ海、日本海に入ってくるカールビンソンの空母打撃群に、(海自の)護衛艦を数隻派遣する」と、関係者の1人はロイターに語った。

 

【2017/04/11 朝日新聞】米国「砲艦外交」、朝鮮半島に緊張 空母近海へ

米原子力空母カールビンソンが、予定を変更して朝鮮半島近海に向かうことになった。

 

韓国政府関係者によれば、カールビンソンの朝鮮半島近海への到着は25日ごろになる見通し。

 

【2017/04/14 NIKKEI】In rerouting nuclear warship, US looks beyond just North Korea
 現在日本の横須賀海軍施設に入港している空母ロナルド・レーガンが4月までメンテナンス中であることが書かれている

 

 米軍は北朝鮮への戦闘準備を着々と進めているように見えますが、面白いのは現在日本の横須賀海軍施設に入港している空母ロナルド・レーガンがメンテナンス中で、オーストラリアに向かっていた空母カール・ビンソンを急遽朝鮮半島近海に送り込む決定が下されたこと。

 

 普通に考えればロナルド・レーガンをメンテナンスが終わってから送り出せば良いとも思えますが、何かしら事情があるのでしょうか。

 

 カール・ビンソンが朝鮮半島近海に到着する予定の25日といえば、朝鮮人民軍の創設記念日。軍部の記念日に米空母が朝鮮半島近海に到着...?それは朝鮮人民軍の士気を大きく掻き立てる方向に作用しそうですが...

 

 と思ったら、カール・ビンソンはすでに朝鮮半島近くに位置しているみたいですね。

 

 さらに北朝鮮政府は政治経済、軍事的挑発行為があった場合は、予防措置として日韓にある米軍基地に攻撃すると。

 

 これはやっぱりギリギリのところまでいきそうですね。海上自衛隊も出動する可能性ありますね。

 

 私は以前の記事でこんなことを書きました。

 

ティラーソン氏は中国に訪問する前に日本と韓国を訪れており、北朝鮮に対する軍事的対応は選択肢の一つだと明言してきました。今回の報道と合わせて、韓国軍、さらには自衛隊が米軍とともに北朝鮮への軍事行動に参加する可能性は十分ありそうです。

 

 朝鮮戦争のときも日本は米軍からの要請で日本特別掃海隊を結成し、太平洋戦争中に設置された魚雷を掃討する目的で朝鮮半島の沿岸に掃海隊を派遣して戦闘行為を公式に行った歴史がありますから(→ソース)、今回北朝鮮有事が起こった際にも米軍の要請で自衛隊が何らかの役割を担わされることは十分あり得るのです。

 

 日米のあいだには朝鮮戦争の時期に締結された、日本国憲法よりも上位に位置する多数の密約が存在しており、その中には米軍の自衛隊指揮権も含まれています。朝鮮戦争が密約を生み出した歴史を踏まえれば、今回の北朝鮮問題で自衛隊指揮権を米軍が行使することはむしろ歴史的必然とさえ思えてきます。

 

 日本も今後は緊迫した状況に巻き込まれることは否定しがたいので、心の準備はしておいたほうがよいでしょう。

 

 しかし北朝鮮に関する戦争間近の緊張が長く続くかと言えば微妙なところです。

 

 米国は28日までに予算案を通さないと連邦政府機関の一部がシャットダウンしてしまうのですが、驚くことに現在米議会は休会中で、25日から4日間のあいだに予算案を成立させないといけないという、大変厳しいスケジュールに追い込まれているのです。
【2017/04/09 The Economic Collapse】2017 Debt Crisis Looms: Congress Will Have 4 Days To Avoid A Government Shutdown On April 29

 

 予算の話は議員の利権にもかかわる話で、4日間という短期間で予算案がまとまるとはあまり思えませんので、米国の連邦政府機関の一部がシャットダウンして米国が大混乱に陥る可能性は結構高そうです。また予算の内容次第では、米軍の活動も大きく制限される可能性もあります。

 

 こうした事情を考えると、5月以降は米国は北朝鮮どころの話ではなくなりそうなのです。

 

 北朝鮮との緊張状態のピークは15日~28日までの2週間だと思われます。今後具体的にどのような道筋をたどるのかはわかりませんが、落ち着いて推移を観察していきましょう。

 

**********

 

 シリアや北朝鮮の報道を見ていると、現在の動きはどこかヤラセ臭が漂うんですよね。トランプ、プーチン、それにシリアのアサドも。彼らはある筋書きに沿って巧妙な芝居を演じている雰囲気がプンプン漂います。

 

 中国はあまり芝居をしている様子はなく、いままで通りの中国といった感じに見えます。トランプがくさい芝居で中国をうまーく動かして、いままで米国が担ってきた役割の一部を中国へ引き継がせようとしている感じがします。

 

 日本は...いずれ米軍からはしごを外されそう。

 

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